2009年06月16日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

現在求められている? 「軸がぶれない」リーダーになるために


こんにちは。水口です。 

このブログでは政治の話はあまり書かないのですが、今回はちょっと
思うところがあり、その話題を。(リーダーシップ論にも通じる話です)


■ 「軸がぶれない」リーダーが求められている?

千葉市長選で自民が負けたり、内閣支持率がまた下がったりと、自民党は
現在、散々な目にあっていますね。その(けっこう大きな)要因の一つが、
鳩山氏の更迭だと言われています。

結局。この一件で、麻生さんは株を下げ、鳩山(弟)さんが株を上げたという
印象があるのですが、どう思われます?

(↓こんな記事もありました)
「鳩山邦夫氏の更迭、74%が評価せず」:イザ!



しかし、実際のところ、日本郵政の社長を交代させるか、続投させるかが、
それほど大きな問題だったかどうかは、個人的には疑問に感じています。
(良い悪いという話ではなく、問題の大きさとして)

何を言いたいかというと・・・

麻生さんが株を下げてしまったのは、「鳩山氏を更迭した」行為そのものよりも、
考えが二転三転したり、珍妙な落としどころを提案してしまうなど、判断が
「ぶれて」いることに落胆した人が多いのではないでしょうか。

逆に、鳩山(弟)さんが株を上げたのは、一貫して自分の主張を通したこと。
そこが評価されたのではないかと・・・そう感じます。


やはり、「ぶれの無さ」は人をひきつけるのでしょうか。

実際、「政治の話はあまり分からないけど・・・」という人のなかにも、鳩山氏
を評価する向きがあるようですし。


■ 「軸がぶれない」ことはリーダーシップとして重要

これはリーダーシップ論にも通じる話です。

リーダーに必要な特性はいろいろありますが、「軸がぶれない」ことが重要だと
言われることがあります。

「軸がぶれない」というのは、説明しにくい言葉ですが・・・、

たとえば、(抽象的な言葉ですが)「理念」や「ビジョン」を持っていて揺るがない。
基本的な考え方が変わらない。ということでいいと思います。別の言葉で言う
なら「筋が通っている」というのも近いですね。

もう少し突っ込んでいうと・・・判断に迷う状況で「最も優先すべきものが何か」
という指針を持っているということです。



チームリーダーの軸がぶれてしまうと、方針がころころ変わり、結果として無駄な
仕事が増えてしまいます。これはチームメンバーにとって困ったことです。また、
軸がぶれないからこそ、安心して仕事に打ち込めるという面もあります。

・・・と、「軸がぶれない」ことは、仕事の効率の面でも重要ですよね。

ただ、今回思ったのはそれだけではなく、現在のように(経済も政治も)先行き
不透明な状況では、「ぶれないリーダー」を求める傾向がより強くなっているの
ではないか? という気がしているんです。

そして、これは企業においても同じではないでしょうか?

厳しい状況だからこそ、「軸がぶれないリーダー」が必要になってくるのでは
ないでしょうか。


※ これは鳩山氏を礼賛しているわけではありません。氏の今回の「ぶれ」の
   無さにはひかれるものがありますが、その反面、「正義」という言葉を乱発
   するのは、ちょっと胡散臭く感じてしまう・・・ というのが私の感覚です。
   大体、自分が「正義」だと思っている人は、逆に自分の過ちに気づきにくい
   ところがあります。ときに暴走することもあるので要注意です。


■ ぶれないリーダーになるためには、何が重要?

「軸がぶれない」リーダーになるために、一番重要なことは・・・おそらく、

  「何を第一優先とするか?」

という判断基準がはっきりしていて変わらないことではないかと思います。


先の鳩山氏の話では、「社長の土下座案(←これはひどかった)」に対して、
「社長が誤るべきは国民だ」という主旨で一蹴した、その話に感心した方が
多いのではないでしょうか。

これは「第一優先とすべきは国民だ」という意味のメッセージでもあり、人の
心に訴えるものがあると思います。



たとえば、会社の経営者の場合、第一優先が「顧客」なのか「従業員」なのか、
あるいは「株主」なのか・・・考え方はいろいろあります。これらは、どれが正しい
と決めつけられるものではありません。

ですから、どの考え方を取るかは、その人次第、会社次第ということでいいと
思うのですが、それが時と場合によってコロコロ変わるのでは困りますよね・・・。

※ 「株主」や「株価」を優先した経営は、何かと揶揄されますが・・・、
   これも「会社の存続」を優先した方針だと考えることもできます。
   会社が存続しなければ、従業員にも顧客にも迷惑がかかるわけで、
   存続を第一とする考え方は、決して間違いとは言い切れません。

もちろん、すべてのことにおいて、まったく「ぶれない」リーダーなんていないの
ですが、「何が第一か?」という点だけでもはっきりしていれば、迷いはずいぶん
少なくなります。たまには考えてみるのもいいかもしれませんね。


【参考に】
たとえば、私が以前にいた製造業で、第一に優先すべきは何だと思います?
「品質」と言いたいところですが、実際は違っていて、まずは「安全」なんです。

従業員数が大きい企業だからかもしれませんが、第一に優先すべきは安全
だという考え方で運営されていました。そして次に品質、次に納期です。
(これは会社によって違う場合もあると思います)

こういう基準がはっきりしていると、

  納期を守るためであっても、品質に問題があるなら出荷はできない
  納期や品質のためでも、従業員に危険なことをさせてはいけない

という判断にぶれが無くなります。これはチーム、組織で仕事をする場合に
大事なことですね。



今日の記事作成時間は60分でした。
では、また明日!


このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなにブックマーク
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
メールアドレスを入力すれば登録できます! → 
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2007 BizARK Inc. All rights reserved.
この記事へのトラックバックURL
(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/k_minakuchi/51961216
 

※ スパムコメント対策として、半角の「!」は使用不可の設定にしています。
  申し訳ありませんが「!」は、全角文字を使用していただけますよう、
  お願いいたします。