2009年07月17日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「どうせ会社の金だから」「どうせ給料は同じだから」という口癖には要注意


こんにちは。水口です。

先日、こんな記事を書きました。
(時間の観点による)正しいコスト削減・間違ったコスト削減

「コスト削減」にもいろいろありますが、従業員に「明らかに割に合わない手間」
をかけさせてまで行うコスト削減は、時間の観点で問題があるという話でした。


■ 節約しようとして失敗・・・。

「割に合わない」ということで思い出したのが、古いCMソングです。


(本当に古ーい話で恐縮ですが・・・)
昔こんなCMソングがありました。

 「50円安い スーパー行くために
  バス代 70円 私としたことが・・・」

(バス代が70円の時代ですから、相当古い話です)

何のCMか忘れましたし、歌詞がもしかして間違ってるかもしれませんが、
子供心に妙に印象に残っています。


50円のコスト削減をしようとして、そのために70円のバス代を使ってしまっては、
トータルではマイナスです(当たり前の話です)。

それと同様に、50円のコスト削減のために、(時給換算で)100円や200円、
あるいはそれをはるかに上回る時間を費やしてしまう・・・そんなコスト削減は
してはいかん・・・というのが、上記記事で言いたいことでした。

これも当たり前と言えば、当たり前のこと。しかし、「お金」と「時間」は元々は
違うものですから、意識して比較しないと(たとえば時給で換算してみないと)、
つい見過ごしてしまうこともあるわけです。

そういう意味で、時給で換算してみる習慣はとても有効だと思います。


■ 「私としたことが・・・」はダメじゃない

上記の「50円節約しようとして、70円損した」という話は、コミカルなものです。
(70円と50円、事前に考えれば気づいたことなのに・・・という話ですから)

しかし、「時間」に換算すれば、仕事において同様の失敗はあります。

「こうしたら、仕事の効率が上がるのでは?」と考えてやってみる・・・でも、実際
にやってみたら、うまくいかなかった・・・。時にはそんなこともあるはずです。
(私もあります)

そんな失敗や試行錯誤は、ムダと笑うべきではありません。
むしろ、「失敗したことない」という人の方がまずいかもしれません。


「失敗したことがない」という人は、もしかすると、

  「どうせ会社の金だから・・・節約しなくてもいい」

  「効率良く働いても、どうせ給料は同じだから・・・」

という考えがあり、試行錯誤を放棄しているのかもしれません。
それって、どうなんでしょう・・・?

「どうせ会社の金だから・・・」「どうせ給料は同じだから・・・」と言っている人に、
いわゆる「仕事ができる人」がいないような気がするのは私だけでしょうか?

※ とはいえ、会社勤めの中でいろいろ理不尽なことがあると、このように考え
   ないとやっていけない・・・ということも時にはあると思います。ですから、時
   にはつい口に出てしまうこともあるかもしれません。それならまだいいです。
   いつもこのように考えている人、結果的に何もしない人は困りますよね。


■ 「どうせ会社の金だから・・・」「どうせ給料は同じだから・・・」
   という口癖には要注意


会社組織にいると(特に大きな会社にいると)、つい「どうせ会社の金だから・・・」
「どうせ給料は同じだから・・・」 と考えそうになることがあります。

そこで踏みとどまって、「会社のお金もムダにしない」「給料は同じでも、効率
良く働く」ことはとても重要だと思います。これはもちろん会社のためでもあり
ますが、自分のためでもあります。

たとえば、周りの人達を見渡してみると・・・、

  「転職や独立してもうまくいかないだろうな・・・」という人、つまり、
  今の仕事にしがみつくしかない人達ほど、「どうせ会社の金だから」
  「どうせ給料は同じだから」とよく言う。

そんな傾向はないでしょうか?
そして、自分自身、そういう人になりたいと思うでしょうか?

※ 「転職や独立するのが良い」という意味ではありません。同じ会社に勤める
   にしても「どこでも通用する実力」はつけていきたいですよね。そういう意味
   の話です。


その対極にあるのが、自ら工夫し、試行錯誤する人ということです。

※ 時には、「私としたことが・・・」という失敗をすることもありますが、それは
   積極性の表れでもあります。失敗を気にすることはありません。
   (もちろん、同じ失敗をくり返さないことは大事ですが)


会社の中で、どちらの生き方を選択するか? これってかなり根本的な部分で
大事なことかもしれませんね。



「時間」と「お金」を比較する話は他にもあるので、それはまた今度に・・・。

今日の記事作成時間は60分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
ありますね。
時間とお金の関係は、給料制で働いている者にとっては切り離せない関係だと思います。
ただ、「仕事」自体を自分のためにと考えるか、会社のためにと考えるかで、やはり動き方が変わりますよね。
会社のためとしか思えていない場合は、不満などが発生するとやはり「会社の為に工夫なんかするものか!」なんて考えてしまいそうですから。
社員個人の成長を促すような会社の方針であれば、意外とそれが会社の成長につながる事も?
全くな素人考えです(^^; 。
Posted by 大熊ねこ at 2009年07月19日 18:05
水口です。
大熊ねこさん、ありがとうございます。

これ、本当に大事な話ですね。

「仕事」は会社のためのものでもあり、同時に自分のためのものである。
そう考えられる人は伸びるし、「やらされ感」で仕事をしている人は伸びない。
そういう面はあると思います。


『社員個人の成長を促すような会社の方針であれば、
 意外とそれが会社の成長につながる事も?』

というのは、的を射ていると思いますよ。

難しいのは、

「会社が自分を成長させてくれる(機会を与えてくれる)のが当たり前」
「自己成長の意欲は旺盛でも、会社のことはあまり考えない」

という、ちょっと自己中心的というか、受け身的な考え方の人でしょうか。
自分で工夫したり、答を探す主体性はどうしても必要なんでしょうね。
Posted by 水口和彦 at 2009年07月20日 17:59
 

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