夏休みの計画の立て方: 1日のスケジュールよりも全体の計画を
こんにちは。水口です。
今日は「夏休みの宿題」の話の続きです。
■ 夏休みの計画の立て方
夏休みの宿題をうまく進めたければ、計画を立てて進めればいい・・・。その
「夏休みの計画の立て方」といえば、以前、『朝日小学生新聞』の取材を
受けました(今年の7月19日に掲載されています)。
そこでは、事前にやること(やりたいこと)を書き出して、それを夏休みの約6
週間の中で、どの週に何を(どこまで)やるか書き出してみることを提案して
います。
というのは、「夏休みの計画」というと、「朝8時から勉強して・・・」といった、
毎日の「時間割」的なものから入ってしまうことが多いからです。学校では、
毎日の勉強のスケジュールが「時間割」という形で提示されていますから、
それと同じように考えてしまうわけですね。
しかし、年間のカリキュラムが事前に決まっている学校の勉強と夏休みは違い
ます。ある意味、自分でカリキュラムを作るわけですから。
ですから、本当はもっと長期的な(夏休み全体の)進め方を考える必要がある
とわけです。
そこで、上記の話ですが、
□ まず、全体でやることを自覚する
□ それを全体(6週間)の中で、どう実行していくかを考える
(1週間単位で考えると考えやすい)
□ それを実行していく
という流れになるわけです。
これは、仕事での計画を立てるのと、考え方は基本的に同じことです。
学校では「与えられたカリキュラム(時間割)を守る」ことは身につきますが、
「自分でカリキュラム(計画)を作る」ことはなかなか身につきません。夏休み
はそういう意味で、「仕事」の予行演習的でもあります。
■ 計画通りいかない場合は?
そうやって立てた計画も、実行してみるとうまくいかないこともあります。
「1週間もあれば、このくらいできるだろう」と詰め込んだ「やること」が実際に
こなしきれないくらいあったり・・・。
計画したことをやらずに、他の「やりたいこと」をやってしまったり・・・。等々。
「計画通りいかない」のは決して珍しいことではなく、小学生ならなおさらです。
そういった、「計画通りいかなかった」という経験をするのも大事なことです。
「計画を立てるよりも、計画通り進めることの方が難しい」ということを自覚する
経験はとても大事だと思います。
1日のタイムスケジュールを決めるだけだと、守れた/守れなかったの○×評価
しかできませんが、1週間ごとにやることを決めた全体の計画があれば、計画
から遅れているかどうか、どれだけ遅れているかの評価もできます。
こうやって、遅れを意識することや、計画通り進めることの難しさを実感すること
が大事です。
こういう経験の無いと、「いざとなればやれる」「本気を出せばやれる」と思う人
になってしまうかもしれません。でも、口でそう言いながら、実際には「いつまで
もやらない」という人って、いますよね・・・。
挫折する経験もあり、難しさを知った後に、やり遂げる経験もする。それが
大事なことだと思います。
というわけで、(お子さんに対しても)「計画通りいかない」ことを叱るよりも、
その挫折を感じた上で、「なぜ計画通りいかなかったか」「計画通りにやるため
にはどうするか」いっしょに考えてみてはいかがでしょうか。と提案します。
今日の記事作成時間は35分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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