2009年08月18日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「この社内会議に出席しようか?」と悩んだら・・・


こんにちは。水口です。

今日は久しぶりにアイテム系の話と、
それに関連して「会議」の話です。


■ 大好評「ポメラ」開発秘話

こんな記事がありました。

「キングジム・ポメラ」四面楚歌を押し切った開発者の情熱と理屈
(プレジデント) - Yahoo!ニュース


キングジムの「ポメラ」というと、ご存じの方も多いと思います。メールもインター
ネットもできないけど文章は書ける、という折りたたみキーボードの付いたデジ
タルグッズです。

この商品を知ったときは、私も「欲しい」と思いましたし、実際使っている人の話
もちらほら聞きます。

ちなみにキングジムでは、当初の売上げ目標はすぐにクリアしてしまったため、
目標を上方修正したそうです。そのくらい「文章を書く」ことをしている人にとって
魅力のある製品なんですね。

(こんなやつです↓)
KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10オレ トワイライトオレンジ
KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10オレ トワイライトオレンジ


ちなみに、私は仕事で出るときはほとんどノートパソコンを持って出るため、
ポメラの活躍の場がなく、購入していません。それでも欲しくなる(笑) のが、
この製品のすごいところ。


しかし、そんなポメラも企画段階では、誰もヒットするなんて考えていなかった
そうです。
 (『』内は引用です)
 
『「開発会議でプレゼンしたときは冷たい反応で、賛成者はひとりしかいなかっ
た。でも、社長がやってみようと決断してくれました」
 ポメラの開発にゴーサインが出たのは07年12月3日のこと。同社で毎月行
われる開発会議の席上だった。開発会議は月の初めに開かれ、社長以下、経
営幹部と各部門長など30人前後が集まる。開発会議を通ったプランには予
算がつき、市販化を前提とする開発が許される。開発者にとっては自分のプラ
ンの採否が決まる緊張の瞬間だ。』
          (上記サイトより引用)


『  出席者は模型を手に取りはしたものの、「これ、いいね」といった声はまった
く聞こえてこなかった。会議室は静まりかえったままである。』


「ネットに接続できない」「メールもできない」というデジタル機器が本当に売れ
るのか、出席者も困惑していた。あるいは、はなから「見込みが無い」と思った
のでしょうか。

そのポメラが世に出たのは、開発者の熱意と「私は買う」と言った社外取締役
の言葉(人数は少なくてもすごく欲しがる人がいるということ)があったからの
ようです。(その会議の運びは長くなるので上記サイトを見てみてください)


単純に「ニッチ(すきま)」を狙っただけの商品は、現在は売れるとは限りません。
それだけでなく、その中でこだわりと熱意を持って製品を開発したことや、万人
に受けなくても、「欲しい人は欲しがる」製品を作ったことがヒットの影にありそう
ですね。


■ 会議の場では、発言権は平等に

上記記事は、最後はこうしめくくられています。

『 最後に社長の宮本が会議のあり方について、語ったことをまとめておく。
「当社の開発会議では新入社員でもいきなりプレゼンさせます。会議に出る
以上は新人だろうが、社長だろうが発言権は平等にするのがうちの方針です。
ただし、平等にすると鶴の一声が出てこないから会議は長引くし、意見は分
かれる。しかし、それでも発言権は平等にしていたほうがいい。会議が活発に
なって、いいプランが出てくる可能性が増える。私がやっているのはそれだけ
です」』



会議の場では発言権は平等。これは意外に難しいことです。
企業の中にはそうじゃない会議はたくさんあります。

頭ごなしに発言をつぶす上司もいますし、上司がそうでなくても、下が勝手
に気をつかって、言いたいことを言わない場合もあります。
・・・でも、そんなの「会議」じゃないですよね。


私は最初の会社(前の会社)に入社当時、「会議は議論する場。だから
発言権は平等」と思っていました(単純に大学院時代と同じ感覚で)。
だから、言いたいことはついつい言ってしまうことも多かったですし、
時には空気を読まない発言をして回りを驚かせることもありました(汗)。

その結果、たまに多少の衝突はありましたが、功を奏したことも多数
ありました。そんなわけで「発言権は平等」という考え方は大賛成です。

※ ちなみに、いつもベラベラしゃべってるわけじゃありませんよ・・・。
  どちらかというと口数は少ない方だと思います。元々そうですし。
  だけど、「これは違う」「これはこうじゃないの?」と思ったことは、
  ガマンせずに(ガマンできずに)言ってしまうという感じです。


企業の中にはいろいろな会議がありますから、すべてがこれに当てはまる
とは限りません。しかし、研究開発などの技術的な話や、企画会議のような
クリエイティブ系の話は「発言権は平等」が基本ではないでしょうか。


逆に言えば、発言がはばかられるような会議なら(自分が発言を控えて
しまうのであれば)、その会議は出ても出なくても同じこと。それなら、何か
理由をつけて、会議を欠席した方が時間を無駄にしなくて済みます。
(議事録だけ回してもらえばいい話です)


というわけで、会議は

  「出るなら発言する」
  「発言しないなら出ない」

と考えるくらいがちょうどいい。というのが私の意見です。

(※ 「連絡」が主目的の会議は別として)


こう言うと、「(発言しなくても)会議に出席することが勉強になる」と言う人も
いるのですが、会議は勉強の手段として効率が良いとは思えません。

たとえば、月1回×2時間(就業時間の1%強)くらいなら勉強目的の参加も
いいと思いますが、週1回×2時間(就業時間の約5%)だと時間を使いすぎ
でもったいないと思います。全体の5パーセントも時間を使えるなら、その時間
に他の勉強や仕事をした方がいいのではないでしょうか。




今日の記事作成時間は47分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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