自殺者2割にアルコール問題。 では、アルコール以外で恐いのは・・・?
こんにちは。水口です。
今日は、ちょっとおだやかでない話題です。
■ 自殺者2割にアルコール問題・・・
日本の自殺者数がとても多いと聞いたことがある人は多いと思います。
この10年間はずっと3万人以上が続いていて深刻な状況です。
たとえば交通事故による死者数と比較すると5倍以上。
交通事故は様々な対策によりピーク時の半分以下にまで減ってきたのに
自殺者はいっこうにして減っていない・・・という状況です。
また、高齢者が多い一方、働き盛りの人も決して少なくはありませんから、
決して他人事とは言えません。
そして、こんな記事がありました。
自殺者2割にアルコール問題=大半が40〜50代−国立精神・神経センター
(時事通信) - Yahoo!ニュース
(『』内は引用です)
『 国立精神・神経センター自殺予防総合対策センターは8日、自殺者の23%
がアルコール依存症など飲酒にかかわる問題を抱えていたことが、遺族への
聞き取り調査で分かったと発表した。同センターは「これまでは自殺とアルコー
ルとの関連はあまり指摘されてこなかった。精神科医の知識も少ない」として、
精神科医のアルコールに関する診断能力を向上させるなど、対策強化が必要
だと訴えた。
同センターは2007年度から今年度末までの3年間に、自殺者100人につ
いて、自殺までの経緯を調べる計画。これまでに集計した43人のうち10人に
アルコール依存症か、飲酒により周囲とトラブルを起こすなどの問題があったこ
とが分かった。
10人は全員が30歳以上の男性。大半が40〜50代で、自営業者が多かっ
た。1日の飲酒量の平均は、日本酒に換算して3.5合。不眠状態で、眠るため
に飲んでおり、自殺時に飲酒していた人も4人いた。また、多くが離婚や借金
のトラブルに見舞われ、6人がうつ病などの精神障害を併発していた。 』
とあります。
調査数がまだ少ないので、上記の「23%」という数値の信憑性はまだ少ない
とはいえ、貴重な調査結果と言えるでしょう。(アルコールとの関係は、統計上
のデータとして見たことがありませんから)
上記記事の解説を見ると、「アルコールが直接の原因」というわけではなく、
何か問題があって、アルコール依存になってしまうということのようですが、
アルコールのために「自殺せずに踏みとどまる」ことができなくなるケースは
あるでしょう。危険であることには変わりありません。
私自身はお酒は飲めますが、毎日飲むということはありませんので、たとえば
「アルコール依存」というのはちょっと縁遠いのですが、それがどんなものか、
どうなってしまうのかという片鱗を見たのがこの本↓。
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失踪日記著者:吾妻 ひでお
販売元:イースト・プレス
発売日:2005-03
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本といっても漫画ですが、話題になったので読んだ方も多いかもしれません。
作者のホームレス時代、アルコール依存時代の経験を漫画にしたものです。
(しかし、すごい経歴ですし、そこから復帰して漫画にするのもすごい・・・)
アルコール依存に関しては、終盤に描かれています。
「眠れないから飲む」・・・をくり返しているうちに、「飲まないと落ち着かない」
さらには「飲まないと幻覚を見る」・・・となってくる様子が描かれています。
コミカルに描かれてはいるものの・・・実際に幻覚を見たりしたら恐いだろうな
と考えさせられます。(ぜひあとがきも合わせてお読みください)
■ 燃え尽き症候群にご注意を
このブログをお読みの方は、「自殺」なんて全然実感がわかないという方が
多いと思います。(心の余裕を無くすと、ブログを読む余裕も無くなってくる
でしょうし)
でも、徐々に精神的に追い詰められ、いつかそうなってしまわないという
保証は誰にもありません。
特に恐いなと思うのは、がんばってがんばって・・・いるうちに、急にがっくり
きてしまう、いわゆる「燃え尽き症候群」です。
会社勤めをしていると、アルコールに依存する危険性はあまりなく(そうなる
と仕事にならないので)、むしろこちらの方が恐いかもしれません。
たとえば、時間管理・スケジュール管理でも、
「時間をムダにしちゃいけない。がんばらないといけない」
と思っていたのが、
「スケジュールに空きがあると、時間をムダにしているようで嫌だ」
「スケジュールの空きを埋めたくなる・詰め込みたくなる」
となってくると要注意。これは「時間をムダにしてはいけない」という強迫観念
が強くなっている状態です。場合によっては、何かをきっかけに急に「がっくり」
きてしまう、「燃え尽き症候群」になるかもしれません。
「強迫観念」というのは、「○○しなければいけない」「○○してはいけない」と
いう思いが強まった状態のことです。たとえば、自分がいわゆる「デキル人」で
なければいけないという思いを持つのもそうです。
「強迫観念」は人が生きていく上で必要なものですし、悪いことばかりではあり
ません(いわゆる「プロ意識」的なものも少し強迫観念的です)。しかし、自分に
鞭打ち頑張り続けていると、ある日急にがっくりきてしまうこともある・・・そこが
恐いところですね。
■ 「仕事は少ない方がいい」の2つの意味
私は「仕事は少ないくらいでちょうどいい」という主旨のことを本などに書くこと
があります。これには2つの意味があって、
・ 当日発生する仕事や頼まれごとなどがあるので、
計画時点で時間を100パーセント使ってはいけない
という意味が主ですが、
・ 仕事を詰め込もうとしすぎる・頑張りすぎるのも要注意
という意味もあります。強迫観念的になりすぎないようにということです。
時間管理は、きちんと行えばそれだけで仕事の能率は必ず上がります。
「もっともっと・・・」という詰め込み過ぎには気をつけてくださいね。
今日の記事作成時間は45分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 21:35│Comments(0)│TrackBack(0)
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