部下の「大丈夫」を信用してはいけない理由
こんにちは。水口です。
「男は毎日6回は嘘をつく」と言われると、どう思います?
多い・・・? 少ない・・・?
■ 男性は平均1日6回ウソをつく?
こんな記事がありました。
男は毎日6回はウソをつく、女性の2倍―英国 -
速報:@niftyニュース
(『』内は引用です)
『2009年9月15日、中国新聞社によると、イギリスで行われたある調査で、
男性は1日平均6回ウソをつくことがわかった。 (中略)
この調査はティム・ロス主演の連続TVドラマ「Lie to Me」(FOX系)のDVD化に
合わせて、2000人を対象に行われた。その結果、男性は1週間でパートナー
や同僚、上司などに42回、女性の約2倍に当たるウソをつき、女性は自身の
ショッピングについてよくウソをつくということがわかった。
(中略)
専門家によれば、多くの人はウソをつくときに目を合わせないとか、面と向かう
のを避けると言われているが、実際にはそういった特徴はないという。』
(上記サイトより引用)
とあります。
1日に6回もウソをつくというのが、本当かどうかは分かりませんし、
日本で同じ調査をしたらどうかも分かりません。
そもそも「あなたはウソをつきますか?」という設問に正直に答えるか
どうかという、パズルなどによく出てくる問題点もあります。
(本当のうそつきは、「私はうそをつきません」と答えるので・・・(笑) )
それはそれとして、私が面白いと思ったのはこの部分↓です。
(『』内は引用です)
『男女とも、もっともよくつくウソは「大丈夫」』
むむ・・・ 確かに、あまり大丈夫じゃないのに「大丈夫」って言ってしまう
ことってありますし、それも厳密に言えば「ウソ」ですよね。
たとえば、私の若い頃の情けない話で言えば・・・、
バイクで(ちょっと派手目に)転倒してしまい、足を怪我して痛いのに・・・
「大丈夫ですか−?」 と知らない人に声をかけられると、条件反射的に
なぜか「大丈夫です」と答えてしまう・・・ そんなこともありました。
恥ずかしさが先にたって、つい「大丈夫」って言ってしまうんですよね・・・。
他には、体調を崩しているときなど、相手に心配かけまいとして出てしまう
「大丈夫」もありますよね。人の心理は複雑なものです。
■ 部下の「大丈夫」は信用するな?
そんなふうに、『最もよくつくウソは「大丈夫」』というのは、結構納得できる
ものがあります。
しかし、この「大丈夫」は、相手に対する気づかいであったり、事を大げさに
したくない気持ちの表れであったりするわけです。「嘘」といってもあまり悪い
イメージではなく、言わば「善意による嘘」という感じです。
しかし、この「善意による嘘」も、場合によっては要注意です。
たとえば、会社での上司と部下の会話として、
課長(上司): 「A君、例の○○の件、ちゃんと進んでるか?」
A君(部下): 「(少し考えてから)、大丈夫です」
課長(上司): 「それなら良かった。しっかり頼むぞ」
なんて会話があったとして、どう思います?
私なら、この「大丈夫」は基本的に信用しません。
(というか、こういう聞き方はしません)
それは、「私が部下を信用しないタイプ」というわけではなく、「大丈夫」には
「善意による嘘」が入りがちだと自覚しているからです。
なぜか、上司の立場に立つと忘れてしまう人が多いのですが、自分が部下の
立場にあった時を思えば、「大丈夫」が当てにならないことも分かるはずです。
(こういうことです↓)
「すべてがうまく進行している場合」に「大丈夫」と答えることもあるが、
「予定よりは遅れていても、まだ何とか挽回できそう」という場合にも、
「大丈夫」と答えてしまう。
「もう挽回がきかない」というくらい遅れてから、やっと「大丈夫じゃない」
という答えが返ってくる。
ということになりがち。これでは、対応が後手に回ってしまいます。
部下の心理として、「自分の仕事が遅れている」ことは上司に言いにくいもの。
つい、大丈夫と言ってしまうものです(挽回できる範囲なら)。部下に悪気が
なくてもそうです。
上司としては、部下が自分で何とかしようとしている心意気は大事にすること
も大事です。しかし、「大丈夫」と言われたからといって、すべて安心とは思わ
ないことが必要ですよね。
あと、実際に仕事が遅れた場合に、「大丈夫って言ったじゃないか!!」と
部下を叱責する人もいます。これが度を過ぎると、コミュニケーション上の
問題にも発展します。
なかには、部下に「大丈夫」と言わせるよう仕向けておいて、後で(遅れたら)
叱責する人もいたりしますが、これなどはある種の責任転嫁でしかありません。
では、具体的にどう聞いたらいいか? という話はこちらもご参照ください↓
※ NECさんのサイト「Wisdom」で、以前の連載の中で書いたものです。
(最近紹介していませんでしたが、こういう執筆もしているんです)
チームとしての時間活用法 : タイムコンシャスな人づくり・組織づくり | Wisdom
(第3回へのリンクです。4ページ目にこの話があります)
今日の記事作成時間は40分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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