「公式」発言と「非公式」発言の使い分けは難しい(そんな時代になってきた?)
こんにちは。水口です。
こんな記事↓がありました。
ノムさんの怒り発言、米田球団代表はスルー
(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
(『』内は引用です)
『 突然のマジギレだ。楽天の野村克也監督(74)が9日、パ・リーグ2位と
クライマックスシリーズ(CS)第1ステージの本拠地開催が決まったオリックス
戦後、球団への不満を爆発させた。球団側は今季1年契約を結んでいる野村
監督の去就について明言を避け、監督との会談も行っていない。そうした煮え
切らない態度にノムさんの怒りが頂点に達した格好だ。
野村監督の怒りの発言を伝え聞いた米田球団代表は「なにもコメントのしよ
うがない」とだけ話した。野村監督との会談の時期については、「常識的には
すべての戦いが終わってからになると思うが、たぶんそうなる、としか言えない」
とはぐらかしている。』 (上記サイトより引用)
とあります。
■ 球団監督も「雇い止め」?
球団側が来期契約のことについて何も言ってこない。というのが、野村監督が
腹を立てている一因のようですが、これを読んで、
これって雇い止め(派遣切り)と、ちょっと似てるな・・・
と思ってしまいました。
球団の監督も、契約社員や派遣社員も有期の(期間の決まった)契約で仕事を
しているという点では同じ。(期間途中の解雇は別として)契約満了に伴う解雇
(契約延長をしないということ)があり得るのも同じです。
おそらく、この球団側の対応は、法的には問題は無いのでしょう。しかし、監督の
交代がほぼ決まっているのであれば、早く伝えてほしいと思うのは当然のこと。
野村監督の言い分は分かります。
※ 成績が良かった(リーグ2位)なのに監督が交代することに対しての
不満や批判もあると思いますが(私もそう思いますが)、それはここ
では置いておきます。
こういうの、ちょっと難しい問題ですね。
楽天球団の対応は確かに良くないと思いますが、「雇い止め」の方は難しいと
思います。
たとえば、派遣社員や契約社員に働いてもらっている企業で、「次の契約延長
はしない」という方針がほぼ決まっていたとしても、正式に決まるまでは(個人の
判断では)なかなか言いにくいという事情はあります。
管理職の方などは、そういうジレンマを感じたことのある方もいるのではないで
しょうか。
部署ごとに管理、計画している場合は早めに告知することもできますが、上の
方針で人を減らさなければいけない(現場はできれば減らしたくない)という
場合、上からの方針が確定するまではうかつなことは言えません。
早めに言ってあげた方が本人のためだと思いながら、もしかしたら契約延長
できるかも? という望みがあるうちは言えない。結局、上の方針が決まるまで
待っていたら、法的な告知期限ギリギリまで待たせることになってしまった・・・。
そんな状況もあると思います。
「会社の事情」と「一人の人間(上司)としての思い」の板挟みですね。
■ 「公式」な発言と「非公式」な発言の使い分け
あくまでも個人的な意見としては、こういうのはある程度分かった時点で
(非公式にでも)早く伝えてあげたいと思います。
ただ、「上司の一言」は従業員側から見れば「会社の発言」と同じ。言った後に
方針が変わったりしたら、後で困ることになります。このへんが難しいところです。
正社員の人事異動なども似たところがあります。正式な発表の前に本人に
だけ「内示」するのは普通に行われていることですが、それより前の段階、
正式に決まっていない「構想」の段階で部下に言う上司は珍しいです。
たとえば、「あと2、3年したらこの部署へ行ってほしい」ということを言ったと
しても、本当にそうできると確定したわけではありませんから、上司としても、
うかつなことは言えないわけです。
(言って本人がショックを受けそうなら、なおさらです・・・)
個人的には、公式な(正式決定の)発言とは別に、非公式なことについても
うまく伝えてくれる上司の方がより信頼できますが、そう感じる人ばかりでは
ないのも事実・・・。「あのとき、(上司は)こう言ったじゃないか」と、クレームを
言う部下が出てこないとも限りません。そう考えると難しいですね。
たとえば、「非公式発言」をうまく使う上司の下でうまくいっている組織があった
としても、そこに「クレーマー」的部下が一人入ってくることで、状況が変わって
しまうなんてことも考えられます。
(あるいは、部下の両親が「クレーマー」「モンスター」になったりして・・・)
そうなると、上司は防衛的に(非公式な発言はしないように)ならざるを得ない
わけで・・・「モンスター○○」や「クレーマー」が増えていると言われる中では、
ちょっと、難しい時代に入っているのかもしれませんね。
(これといった解決策がなくてすみません・・・)
今日の記事作成時間は41分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2010 BizARK Inc. All rights reserved.
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/k_minakuchi/52044634
※ スパムコメント対策として、半角の「!」は使用不可の設定にしています。
申し訳ありませんが「!」は、全角文字を使用していただけますよう、
お願いいたします。









(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)