発言側を電子化する「半電子会議」の可能性
こんにちは。水口です。
今日は授業や会議に関連した話です。
■ 携帯を授業に使う?
こんな記事がありました。
ケータイをバリバリに使った授業、その効果は――大阪府知事 特別顧問の藤原氏
(+D Mobile) - Yahoo!ニュース
「携帯を授業に使う」というと、授業の内容や宿題を携帯に配信するのかな?
と思いますが、そういうことではないようです。
(『』内は引用です)
『 「ほぼ100%がケータイを持っている高校生に、“持つな”といっても仕方が
ない。それなら一歩進んで、授業に持ち込んで有効に活用してみよう」――。
こんな取り組みを進めているのが、大阪府知事の特別顧問を務める藤原和
博氏だ。
東京都初の民間人校長を務めるなど、教育分野での実績もある同氏がソフ
トバンクモバイル主催のイベントで、大阪府立柴島高等学校で実施した“ケータ
イをバリバリに使った授業”を紹介しながら、その効果を説明した。
●生徒は意見をケータイで送信、教師がリアルタイムで対応
分かる生徒だけが手を挙げて回答し、それ以外の人は思考が止まってしまう
――。これは学校でよく見かけるシーンだが、ケータイを使った藤原氏の授業で
こういうことは起こらない。なぜなら、生徒は思いついた意見を一斉にケータイ
で送信するからだ。
日本の正解主義の教育では、完璧な答を思いついた人だけが手を挙げ、発
言するということになりがちだが、藤原氏の授業は「正解を問うものではなく、
同時多発的に考えて発信する」というもの。生徒は使い慣れたケータイで思い
ついた意見を送信し、送られた意見は「C-ラーニング」というシステムを通じて
大画面にリアルタイムで次々と表示される。藤原氏は、このさまざまな意見の
中からユニークなものをピックアップし、紹介しながら授業を進める。“ケータイ
ならお手のもの”の生徒たちは、400字以上という課題でも、「早い生徒は
3〜4分、7〜8分でほとんどの生徒が送ってくる」など、活発に意見を送信する
という。
(中略)
携帯を利用するのは、リアルタイム性を重視するためでもある。例えば意見を
紙に書かせると、教師はいちいち見て回る必要があり、いい意見を見つけるま
でに時間がかかってしまう。PCを使う場合はPCルームに行ったり起動したりす
るのに時間がかかり、授業の時間を圧迫する可能性もある。ケータイというネッ
トワーク端末を使えば、こうした無駄な時間をとらずに、双方向性を生かした授
業を展開できるというわけだ。』 (上記サイトより引用)
授業の内容を伝えるために携帯を使うのではなく、意見を述べてもらうために
携帯を使うというのは、面白い試みですね。
確かに、「発言する人(指された人)以外は考えなくなる」という状況を改善する
ためには有効かもしれません。
※ (生徒側が)無言で授業が進むというのも、ちょっと気持ち悪いので、
使い方は気をつけないといけないかもしれませんが。
■ 会議にも使える?
学校で携帯を使うというのは賛否両論あると思いますが(←私もそう思います)、
この試み自体は面白いと思います。会社でも使えるのかもしれません。
たとえば、会議に使うというのも可能性があると思います。
会議室の各席にディスプレイを設置し、資料を投影するという仕組みを使って
いる会社はすでにあります。これは「資料配布」側の電子化です。
これとはまったく逆パターンで、「発言」側を電子化するということです。
もっとも、これは携帯でなくても構わないわけで、パソコンに慣れている社会人
であれば、パソコンを用いて同様のシステムを用いた方が便利でしょう。
会議の中で、参加者全員が意見を発信する
↓
それを画面上で確認しながら、さらに議論を深めていく
こういうことですね。
この仕組みは、会議の狙い・内容によっては有効かもしれません。
(収拾つかなくなったり、かえって効率が悪くなる場合も考えられますが)
役立ちそうなのはブレインストーミング(アイディア出し)的な会議でしょうか。
出てきたアイディアを並べていったり、それをグルーピングしていったり、という
作業がプロジェクタ上でできれば面白そうです。
※ でも、超高解像度のプロジェクタが必要になるかもしれません。
付箋に書いて貼り付けたり、ホワイトトボードやフリップチャートに
書き出すアナログ式の方が速いかも・・・?
逆に懸念されるのは、「深く考えていないけど多数派」の意見にまぎれて、
「良いアイディアの少数派」意見が埋没してしまうことでしょう。
これは意見をピックアップするファシリテーター役の技量が問われるところです。
■ 半電子会議?
それなら、完全な電子会議(人は集まらずに、各自端末の前でやり取りする)
でもいいじゃないか? という気もします。しかし、各自がパソコン前でやり取り
するのと、実際に集まって議論するのとでは結果は同じにならないと思います。
(隔離されていると、いい加減な発言、攻撃的な発言が増えるはずです)
ですから、この「半電子会議」とでもいいましょうか? このやり方はメリットが
あるかもしれません。
全員の発言をまっていたら、時間がかかってしょうがない・・・となる可能性も
ありますし、個人的には「何だか面倒くさいなあ・・・」と思わなくもないですが、
この方が発言しやすいという人も少なからずいるはず。
やってみないと分かりませんが、可能性はありそうな気がします。
今日の記事作成時間は28分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2010 BizARK Inc. All rights reserved.
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/k_minakuchi/52049439
※ スパムコメント対策として、半角の「!」は使用不可の設定にしています。
申し訳ありませんが「!」は、全角文字を使用していただけますよう、
お願いいたします。









(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)