職場で「批判のための批判」はNG。「批判的な意見」は言うべき
こんにちは。水口です。
■ 上司批判に賛否両論?
先日、「メールで橋下知事に反論した職員」のニュースを取り上げましたが、
(こちら→ メールでの議論・反論の難しさ)
このニュース、賛否両論の意見があるようですね↓
橋下知事批判メールに反響700件、賛否半々
(読売新聞) - Yahoo!ニュース
(『』内は引用です)
『 大阪府の橋下徹知事が今月8日、全職員に一斉送信したメールに批判的
な返信をした女性職員を、「トップに対する物言いとして常識を逸脱している」
として厳重注意処分にしたことに対し、これまでに市民の意見として府に寄せ
られたメール、電話の反響が約700件に上った。
「社会人の常識がなく、処分は当然」「上司に意見を言う人間を大切にし
ないと、組織は硬直する」。賛同派と批判派はほぼ相半ばしており、思わぬ
〈批判メール論争〉が起きている。 (中略)
知事に賛同する人たちからは「職員全員に社会常識を再教育すべきだ」
「民間企業では上司と考え方が違う場合、失礼のないように意見し、通らな
ければ身を引くしかない」などの意見があった一方、「処分までは大人げない」
「意見を求めながら、内容が気に入らないからと処分すれば、誰も意見を言
わなくなる」といった知事批判もあった。
ふだん府に寄せられる意見は女性や中高年が中心だが、今回は6割以上が
男性で、30歳代と40歳代がそれぞれ100件を超えた。府の担当者は「これ
だけ賛否が分かれる反響は初めて」と話している。 』
(上記サイトより引用)
これらの意見には、もっともだと思うところもあり、結構面白いです。
会社の中で、「上司に対して意見する」というのは、なかなか勇気のいること
ですし、その言いやすさは組織によっても異なります。そういう事情、それぞれ
の人の置かれた背景も反映されているような気がします。
私個人の意見としては、今回の処分は妥当だと思います。
ただそれは、「上司に意見を言ってはいけない」ということではなく、
意見の内容、意見の言い方に問題があったと考えています。
では、上記記事にある意見を見てみると・・・
『上司に意見を言う人間を大切にしないと、組織は硬直する』
このご意見はもっともであり、私も賛成です。上司に意見しない人ばかりの
組織なんて気持ち悪いですし、その組織の先行きは怪しいものでしょう。
『意見を求めながら、内容が気に入らないからと
処分すれば、誰も意見を言わなくなる』
このご意見も確かにその通りだと思います。今回の処分が、職員に
対し「上司に意見を言ってはいけない」というプレッシャーを与えること
にならないよう、配慮が必要かもしれませんね。
これらの意見はいずれももっともなものですが、今回の件については
ちょっと当てはまらないようにも思います。
先のニュースにあった問題は、メールの「内容」が問題というよりは、
「内容がない」「批判だけ」だったことが問題なのではないでしょうか。
もちろん私は全文を読んだわけではないですが、ピックアップされた言葉
を見ると、「批判のための批判」「人格攻撃的な批判」が感じられます。
(代替案の提示があるわけでもないし)
要するに、「意見」としてのメールではなく、「文句」「批判」だけのメール
だったことが問題ではないか。そんなふうに見えます。
(「批判的な意見」はOKだけど「批判だけの批判」はNGということ)
この「意見」と「批判」の切り分けは必要かもしれませんね。
たとえば、「メールの内容をめぐって職員を処分」とだけ聞いた人は、
「社員の意見を圧殺する、傲慢な会社」を想像するかもしれません。
(処分した側はそういうつもりではなくても)
ですから、今回のように何らかの「処分」が伴う場合には、その処分の
理由の明示が必要かもしれませんね。単に「常識外れ」という理由では
「常識」のところで想像するものが人それぞれ違います。ですから処分する
側は意図を伝えるために、慎重になるべきです。
具体的には、処分にともなって
「(本当の意味で)意見を言うのであれば歓迎する」
ということをどう伝えるか。ここに神経を使う必要がありますね。
上司側にしてみれば当たり前のことですが、これをきちんと伝えずに
処分(や注意)だけ進めると弊害がありそうです。
普通の会社の中では、メールや口頭で直接「上司批判」をする人は少ない
ものですが、たまにはそういう人が現れることもあります。
そんなときには上司もついつい感情的になりがちなもの。そこで上司が
爆発してしまうと、社員の中に「上司に意見しちゃいけないんだ・・・」という
空気ができてしまうかもしれません。
たいていの人はちゃんと分かってくれていることが多いものですが、誤解を
生む可能性は否定できません。上司が気づかないうちにそう取られてしまわ
ないように気をつけないと・・・。
また、上司は
単なる「批判」ではなく、「意見」ならば歓迎する
という姿勢を普段から見せて、伝えていくことが必要ですね。
(自分が思っている以上に、その必要は大きいと考えるべきでしょう)
「会社」という所にはたまに「部下の『意見』すら聞かないで圧殺する上司」も
いますが、そういう人は論外です・・・(笑)
今日の記事作成時間は34分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(1)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
ことの真相を御存じない人には講談社からでている橋下「大阪改革」の正体を読むことをお勧めしたいです。
橋下知事のやっていることは弱者と自分の部下からお金を強奪し、財政悪化の真犯人である財界にその強奪したお金を流しているというのが真相なんです。そして自分はその財界の人間と政治パーティーを開いて何千万円(もしかしたら億単位に徹しているかも?)を懐に入れてます。
でもマスメディアは橋下持ち上げ番組は視聴率が取れるので知事に加担しています。
財界も知事もマスメディア関係者も全部高所得者ばかりです。それらがグルになり、障害、医療、私学、府職員を追い詰めて自分には金が流れるようにしています。マスメディアも一味になってしまっているため、正しい情報がながれず、国民は誤解してしまっています。
あまりのことに府職員も抵抗しているようです。今回の件も無視出来たと思いますが、勇敢にも立ち向かったのでしょう。障害や医療や私学関係者もデモなど必死に抵抗運動しています。個人的にはこのような知事に勇敢にもかみついてくれる府職員はありがたいです。知事は障害者や医療関係者などの痛みが全く分からない人ですから。
橋下知事のやっていることは弱者と自分の部下からお金を強奪し、財政悪化の真犯人である財界にその強奪したお金を流しているというのが真相なんです。そして自分はその財界の人間と政治パーティーを開いて何千万円(もしかしたら億単位に徹しているかも?)を懐に入れてます。
でもマスメディアは橋下持ち上げ番組は視聴率が取れるので知事に加担しています。
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あまりのことに府職員も抵抗しているようです。今回の件も無視出来たと思いますが、勇敢にも立ち向かったのでしょう。障害や医療や私学関係者もデモなど必死に抵抗運動しています。個人的にはこのような知事に勇敢にもかみついてくれる府職員はありがたいです。知事は障害者や医療関係者などの痛みが全く分からない人ですから。
Posted by 反対運動中 at 2009年10月22日 18:44
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