「フレックスタイム制」採用企業は全体の6.1%
こんにちは。水口です。
今日は「変形労働時間制度」について。
(ちょっと特殊な話です)
■ 「フレックスタイム制」採用企業は全体の6.1%
昨日の記事でも紹介した、こちら↓の資料。
厚生労働省:平成21年就労条件総合調査結果の概況
賃金関係だけではなく、労働時間制度などについての統計も載っています。
「変形労働時間制度」というのは、身近なところで言えば「フレックスタイム制」
が該当しますし、それ以外にも
1ヶ月単位の変形労働時間制
(1ヶ月の中で、労働時間が長い週・短い週を設ける制度)
1年単位の変形労働時間制
(1年の中で、労働時間が長い週・短い週を設ける制度)
というのがあります。
業種によっては繁忙期・閑散期があったりするので、それに応じて労働時間も
変えるという制度です。(もちろん、無制限に変えて良いわけではありません)
企業による実施状況を見てみると、こんな感じです。
(上記資料による)
従業員数 1年単位の 1か月単位の フレックス
変形労働時間制 変形労働時間制 タイム制
―――――――――――――――――――――――――――――――
1000人以上 24.6% 38.3% 31.9%
300〜999人 31.3% 24.7% 18.6%
100〜299人 35.5% 19.2% 8.2%
30 〜99人 36.4% 13.0% 3.8%
―――――――――――――――――――――――――――――――
従業員数が多いほど「1年単位の変形労働時間制」の採用は少なく、
逆に「1か月単位の変形労働時間制」は多くなっています。
ちなみに、どちらもこの5年間では大きな変化はありません。
(詳細は元データをご参照ください)
「ワークシェアリング」の一環として、閑散期の労働時間を減らす企業
(1年単位の変形労働時間制を取る企業)が増えるのではないか・・・と
思ったのですが、数字からは見えてこないですね。
「フレックスタイム制」の方は、企業規模によってかなり導入率に
差があることが分かります。(31.9%〜3.8%と幅があります)
企業数ベースで平均すると全体で6.1%。
(従業員数ベースで8.5%です)
意外に少ないかな? という印象です。 (←そうでもないですか?)
ちなみに、「フレックスタイム制」は昨年に比べて増加傾向です。
(全体で4.9%→6.1%)
とはいえ、今年は大手の企業で「フレックスタイム制」を廃止するところが
出てきているとも聞きます。
これは、昨年から今年にかけて行われている「残業時間削減」と関係が
あります。残業時間の削減には人件費だけでなく、事業所の光熱費等を
削減する狙いもあるのですが、フレックスタイム制があると光熱費削減が
進まないということです。
ですから、もしかすると来年の統計ではフレックスは減るかもしれません。
個人的にはフレックスタイム制はあった方がいいと思うのですが、
なかなか難しいところですね・・・。
今日の記事作成時間は30分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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