2009年11月12日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

日本マクドナルド 原田会長の時間術


こんにちは。水口です。
今日は「時間管理」的な話です。


■ 「無駄な予定を入れない」ことの重要さ

こんな記事↓がありました。

「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」/日本マクドナルド・原田社長
(プレジデント) - Yahoo!ニュース



日本マクドナルド会長(兼社長)の原田泳幸さんの「時間の使い方」について
のインタビュー記事です。原田さんはテレビ等にも比較的よく顔を出されている
ので、「この方、どこかで見たことある」という方も多いと思います。

その時間の話は、なかなか個性的です。たとえば、

『』内は引用です)
 
『 時間管理は手帳の使い方よりも、無駄な予定を入れないことにつきます
ね。とくに、当社は午後6時以降の残業は禁止。社長も例外ではないので、
余計なことをやっている暇はありません。たとえば、何の準備もできていない
のにとりあえず集まることが目的となっている定例ミーティングや、すでに決ま
っていることを確認するような会議。こういう予定は絶対に入れないようにし
ています。』

                                (上記サイトより引用)
とあります。

手帳に関しては、こんなふうにもおっしゃっています。
 
『そもそも私は手帳を持ち歩く習慣がないのです。スケジュールは秘書が手書
きでつくったものを、朝と夕に必要なところだけコピーしてもらって確認して
います。』



特にアポイントメントが多い(油断するとアポイントメントがすぐ増える)という
立場の方にとって、確かに『無駄な予定を入れない』ことは大事なこと。
実際、経営層の方で同様の発言をされる方は多いです。

※ 逆に、仕事の中で「タスク」が占める割合が多い仕事の場合
   (少なくとも部長・課長クラスくまで)はタスクの管理をしっかり
   行うべきだと(私は)考えます。


■ 「無駄な予定を入れない」のは部下のためでもある

では、普通の社員にとって、この『無駄な予定を入れない」という時間術が
有効じゃないかというと・・・そんなことはありません。

上司が「無駄な予定を作らない」タイプの人だと、部下の仕事ははかどります。
ですからこれは、(上司にから見れば)自分だけでなく、部下のためにもなる
時間術といってもいいと思います。

※ その逆パターンは、なんだかんだと会議を招集する上司・・・というわけ
   です。これは困りますよね・・・。


こういう上司の下で働ける方は、環境として恵まれていると言ってもいいと
思いますよ。実際、こういう方は多くないですから。



■ 「午後6時以降の残業禁止」の真意

記事には残業についての話もあります。
 
『 午後6時以降の残業禁止は私が決めました。仕事が人生のすべてのよう
な考え方は健全ではないからです。

 だいたい、社員が長時間労働に耐えることで製品のコスト競争力を上げる
というのは、戦後の復興期の政策です。これからの日本企業はインテレクチュ
アル・プロパティー(知的財産)やクリエーティビティーで差別化を図っていかなけ
ればなりません。労働時間を延ばすというのは明らかに時代に逆行しています。

 そうはいっても反発はありました。それまで毎月100時間も残業してようやく
こなしていた量を、6時までに終わらせられるはずがないというわけです。
 しかし、アップルコンピュータ・ジャパン時代に残業ゼロを実現していた私には、
それが可能だということや、そのために徹底的に無駄を排除し、スピードを上げ、
密度を濃くすれば、延々と残業をしていたときよりむしろ、仕事の質は上がると
いうこともわかっていました。』


もう少し具体的には・・・

 
『 こうして全社一丸となって残業ゼロに取り組んでいると、資料の1ページ目
から読み上げるような会議や、パワーポイントにワープロの文章を貼り付けて
読ませるといったプレゼンテーションは自然と減り、その分生産性は確実に高
まってきました。』

                                (上記サイトより引用)

「資料の1ページ目から読み上げるような会議」・・・。
これはいやですね。本当に時間の無駄だと思います。

「パワーポイントにワープロの文章を貼り付けて読ませる」というのが、どういう
状況かちょっと分からないのですが・・・ワープロ書類をそのままプロジェクタで
映し、それを一から説明していくんですかね? それは「ない」ですね。



・・・ いや、そういう細かい話をしたかったのではなく、重要なことは、

時間が制約される(残業ができない)状況に追い込まれると、その結果、
組織の生産性は上がってくるもの。 というところです。

私はこれは、組織運営上の一つの「真理」ではないかと思っています。


ただし、これはなかなか実現しにくいことでもあります。

「定時で帰りましょう」といった「呼びかけ」程度では、大した効力がなく、
それこそ「強制的に退出させる」くらいのことをやらないと、実行しきれない
と考えてください。

上記の記事はその成功例といえると思います。

(うまくいった例は、上が本気で動いている(しかもしつこく続けている)
 という共通点があるように思います。)



上記の記事は他に「オン」と「オフ」の話もあったりするので、
ご興味のあるかたは、ぜひご一読を。

「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」/日本マクドナルド・原田社長
(プレジデント) - Yahoo!ニュース




今日の記事作成時間は36分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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