日本マクドナルド 原田会長の時間術
こんにちは。水口です。
今日は「時間管理」的な話です。
■ 「無駄な予定を入れない」ことの重要さ
こんな記事↓がありました。
「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」/日本マクドナルド・原田社長
(プレジデント) - Yahoo!ニュース
日本マクドナルド会長(兼社長)の原田泳幸さんの「時間の使い方」について
のインタビュー記事です。原田さんはテレビ等にも比較的よく顔を出されている
ので、「この方、どこかで見たことある」という方も多いと思います。
その時間の話は、なかなか個性的です。たとえば、
(『』内は引用です)
『 時間管理は手帳の使い方よりも、無駄な予定を入れないことにつきます
ね。とくに、当社は午後6時以降の残業は禁止。社長も例外ではないので、
余計なことをやっている暇はありません。たとえば、何の準備もできていない
のにとりあえず集まることが目的となっている定例ミーティングや、すでに決ま
っていることを確認するような会議。こういう予定は絶対に入れないようにし
ています。』
(上記サイトより引用)
とあります。
手帳に関しては、こんなふうにもおっしゃっています。
『そもそも私は手帳を持ち歩く習慣がないのです。スケジュールは秘書が手書
きでつくったものを、朝と夕に必要なところだけコピーしてもらって確認して
います。』
特にアポイントメントが多い(油断するとアポイントメントがすぐ増える)という
立場の方にとって、確かに『無駄な予定を入れない』ことは大事なこと。
実際、経営層の方で同様の発言をされる方は多いです。
※ 逆に、仕事の中で「タスク」が占める割合が多い仕事の場合
(少なくとも部長・課長クラスくまで)はタスクの管理をしっかり
行うべきだと(私は)考えます。
■ 「無駄な予定を入れない」のは部下のためでもある
では、普通の社員にとって、この『無駄な予定を入れない」という時間術が
有効じゃないかというと・・・そんなことはありません。
上司が「無駄な予定を作らない」タイプの人だと、部下の仕事ははかどります。
ですからこれは、(上司にから見れば)自分だけでなく、部下のためにもなる
時間術といってもいいと思います。
※ その逆パターンは、なんだかんだと会議を招集する上司・・・というわけ
です。これは困りますよね・・・。
こういう上司の下で働ける方は、環境として恵まれていると言ってもいいと
思いますよ。実際、こういう方は多くないですから。
■ 「午後6時以降の残業禁止」の真意
記事には残業についての話もあります。
『 午後6時以降の残業禁止は私が決めました。仕事が人生のすべてのよう
な考え方は健全ではないからです。
だいたい、社員が長時間労働に耐えることで製品のコスト競争力を上げる
というのは、戦後の復興期の政策です。これからの日本企業はインテレクチュ
アル・プロパティー(知的財産)やクリエーティビティーで差別化を図っていかなけ
ればなりません。労働時間を延ばすというのは明らかに時代に逆行しています。
そうはいっても反発はありました。それまで毎月100時間も残業してようやく
こなしていた量を、6時までに終わらせられるはずがないというわけです。
しかし、アップルコンピュータ・ジャパン時代に残業ゼロを実現していた私には、
それが可能だということや、そのために徹底的に無駄を排除し、スピードを上げ、
密度を濃くすれば、延々と残業をしていたときよりむしろ、仕事の質は上がると
いうこともわかっていました。』
もう少し具体的には・・・
『 こうして全社一丸となって残業ゼロに取り組んでいると、資料の1ページ目
から読み上げるような会議や、パワーポイントにワープロの文章を貼り付けて
読ませるといったプレゼンテーションは自然と減り、その分生産性は確実に高
まってきました。』
(上記サイトより引用)
「資料の1ページ目から読み上げるような会議」・・・。
これはいやですね。本当に時間の無駄だと思います。
「パワーポイントにワープロの文章を貼り付けて読ませる」というのが、どういう
状況かちょっと分からないのですが・・・ワープロ書類をそのままプロジェクタで
映し、それを一から説明していくんですかね? それは「ない」ですね。
・・・ いや、そういう細かい話をしたかったのではなく、重要なことは、
時間が制約される(残業ができない)状況に追い込まれると、その結果、
組織の生産性は上がってくるもの。 というところです。
私はこれは、組織運営上の一つの「真理」ではないかと思っています。
ただし、これはなかなか実現しにくいことでもあります。
「定時で帰りましょう」といった「呼びかけ」程度では、大した効力がなく、
それこそ「強制的に退出させる」くらいのことをやらないと、実行しきれない
と考えてください。
上記の記事はその成功例といえると思います。
(うまくいった例は、上が本気で動いている(しかもしつこく続けている)
という共通点があるように思います。)
上記の記事は他に「オン」と「オフ」の話もあったりするので、
ご興味のあるかたは、ぜひご一読を。
「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」/日本マクドナルド・原田社長
(プレジデント) - Yahoo!ニュース
今日の記事作成時間は36分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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