2009年12月14日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「コピペ」は「効率アップ」じゃない


こんにちは。水口です。
教育機関で「コピペ」って、深刻なんでしょうか・・・?


■ コピーした論文を割り出すソフト発売

こんな記事がありました。

ネット上からの不正コピペを判断する支援ソフト「コピペルナー」
(RBB TODAY) - Yahoo!ニュース


『』内は引用です)
 
『 ソフト開発会社のアンクは11日、コピペ判定支援ソフト「コピペルナー」を
発表。12月下旬から発売開始する。おもに教育機関・ビジネス向けとして
販売する予定。

 同ソフトは、レポートや論文などの電子文書において、web上の文章や、ほか
の電子文書からの不正なコピー・アンド・ペーストが行なわれていないかどうか
を解析するのに役立つ判定支援ソフト。金沢工業大学知的財産科学研究
センター長・杉光一成教授が考案し、アンクが開発した形となる。

 機能としては、1つもしくは複数の文書を読み込み、webページや文献データ
ベースを検索。それにより、コピー・アンド・ペーストが行なわれている箇所を解析
するとうたう。判定結果には、コピペ割合やコピー元の文献などを表示。コピペ
したと思われる箇所は、完全一致またはあいまい一致によって色別で表示され
るという。さらに複数の文書を読み込み、文書間のコピペを点検し、グループ
化して相関関係を表示することができる。』

                                  (上記サイトより引用)

とあります。

提出されたレポ−トと、Web上の文章などの一致箇所を表示させるという
ソフトですね。もちろん、ちゃんとした引用として他の文章を持ってくる場合も
あるでしょうから、それは人が見て判断するということでしょうか。

大学のレポートを、Web上の文書のコピーで作る学生がいるという話は聞いた
ことがありますが、そんなに蔓延しているのでしょうか? とちょっと不安を
感じなくもありませんが・・・。

ただ、同記事の最後に、

 
『 考案者である杉光教授は、このソフトを教育機関が用いることで「どうせ
コピペしてもばれてしまうから自分で考えてレポートを書こう」と思ってくれたら、
と期待を寄せている。』


とあります。確かに、抑止効果はあるかもしれません。
こういうソフトが発売されることの意義は意外に大きい・・・のかもしれません。


豆知識的な話になりますが、このソフトを使わなくてもコピペは見つかります。
「怪しいな?」と思った文章があれば、(単語ではなく)文章まるごとを「 " 」で
挟んで検索すれば、同一の文章を含むWebページを検索できます。

※ 「"」で挟まずに検索すると、その文に含まれる単語が入っていれば(順序
   がバラバラでも)検索にヒットしますが、「"」で挟むと、同じ並びの文章だけ
   がヒットします。

とはいえ、すべてのレポートをいちいちチェックするのは大変ですね・・・。
そういう意味で、上記ソフトは便利そうです。
(なんと「コピペ割合」がパーセント表示されます。これもすごい話ですが)



これは、こう解釈することができるかもしれません。

  一部の学生がコピペでレポートを提出するようになった
                 ↓
  教官も「これコピペじゃないのか?」と心配になる
  コピペでないことを確認するために検索したりする
                 ↓
  一部の学生は時間節約(というかズル)できた反面、
  教官は時間が取られてしまうようになった
 (ある意味、「学生が教官の時間を奪った」的な状況に)
                 ↓
  そんな教官の時間を取り戻すためにお助けソフトが登場


ということですね。何だか、面倒くさい話ですが・・・。

でも、「誰かがズルしたことで、誰かの時間が奪われる」という状況は、他の
ところでもあるかもしれません。そういう状況が起こっている場所では、新たな
ビジネスチャンスがある? そんな見方もできるかもしれません。


■ 「コピペ」は「効率アップ」ではない

で、話はコピペに戻りますが・・・、

「時間の節約」や「効率アップ」的なことにこだわる私ですが、
レポート等の「コピペ」を肯定的に受け止めることはできません。

もちろん、他の文献から引用したり、他の人の意見を参考にしたりするの
は「効率アップ」につながることもありますが、コピペはNGですよね。
(いまさら言うまでもないことですが・・・)


「効率アップ」は、あくまでも必要な要件を満たした上で行うべきもの。

自分の時間が節約できれば、ルールを破ってもいいというわけでもないし、
自分が良ければ人に迷惑をかけてもいいというわけでもない。

ということです。

何だか当たり前すぎて困る話ですが、一応、書いておいた方が
良い気がしたので、書いてみました・・・。


今日の記事作成時間は32分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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