2010年01月07日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

仕事用とプライベート用、手帳の使い分けのポイントは?


こんにちは。水口です。
今日はまた「手帳」の話です。


■ 仕事とプライベート、手帳の使い分けをうまくやりたい!

昨日の話の続きなのですが・・・

  「仕事とプライベート、それぞれ書くことがいろいろあるので
   2冊に分けて使い分けようとしているのですが・・・、
   なかなかうまくいきません。何か良い方法ありませんか?」

というご質問について「使い分けのポイント」を紹介したいと思います。

※ 手帳を2冊使い分けることのメリット・デメリットについては
   昨日の記事↓をご参照ください。

  仕事用とプライベート用、手帳を2冊に分けるための「前提条件」

■ 仕事用とプライベート用、手帳の使い分けのポイントは?


  仕事用の手帳とプライベート用の手帳を使い分ける

これは簡単なようでいて、結構つまずきやすいポイントもありそうです。

私自身は「1冊使い」なので、「経験談」としては言えないのですが、
「2冊使い」になったときにつまずきそうなポイントは想定できます。

2冊に分けた場合、特に難しいのはプライベートの方だと思います。
というのは・・・

※ 以下は「アポイントメント」や「タスク」をちゃんと書いていることが
   前提の話だと考えてください。


この場合、仕事用の手帳は「出勤したら開く」というところから、1日が
始まります。手帳を開かないと、その日やる予定の仕事が分かりません
から、ここはほとんどの人が習慣的に行っていると思います。

仕事中は(できれば)手帳は開きっぱなし。

仕事が終われば、手帳を閉じてしまえばいい。

・・・と、手帳の使い方はシンプルですし、習慣づけやすいものです。


一方、プライベートの手帳はちょっと違います。

たとえば、プライベートの予定として、勉強などの予定(タスク)を書き
込んでいるとします。その場合・・・

―――――――――――――――――――――――――
  家に帰って、すっかり落ち着き(テレビなんか見たりして)、
  時間が過ぎてから、ふと手帳を開いてみる
              ↓
  「今日やるつもりの勉強があったんだ!」と気づくが、
  もう時間も過ぎてるし、気分的にも落ち着いてしまって
  なかなかやる気がおきない・・・。
―――――――――――――――――――――――――
ということもあるでしょうし、

―――――――――――――――――――――――――
  仕事が終わって、帰りにちょっと寄り道をして・・・
  思いのほか時間が過ぎてしまう
              ↓
  家に帰って、勉強の予定を思い出す。
  「今からやると大変だ」と思うとゲンナリしてしまう・・・。
―――――――――――――――――――――――――
ということもあると思います。

他には「今日は勉強する」というつもりが、ついお酒を飲んじゃって
勉強できなかった・・・なんてケースもあると思います。

※ これは別に「寄り道」や「お酒」がダメというわけではありません。
   プライベートには息抜きや楽しみも必要なものです。自分で決めた
   勉強の予定がある場合の話です。

プライベートは仕事と違って「これをやらなければいけない」という緊張感が
薄くなりやすかったり、仕事のように「始業」「終業」という区切りがない分、
難しさがあるんですよね。


■ 手帳を見るタイミングを決めておく

この問題をクリアするためには「プライベート用の手帳を見る」タイミングが
重要です。

上記のような「うっかり」や「ついつい・・・」を減らすためには、プライベート
の手帳を「早めの段階で見ること」と「それを習慣づけること」が重要です。
(仕事用と違って習慣化しにくい分、工夫が必要なのです)

具体的には、

  「仕事が終わった時点で、プライベートの手帳を確認する」

  「帰り道の移動中に、プライベートの手帳を確認する」

などの方法がいいと思います。

「思い出したときに見る」のではなく「このタイミングで見る」と決めて、
できるだけ毎日、そのタイミングで見て、習慣づけるようにする。

これが「2冊使い分け」をうまくやるポイントだと思います。


そしてもう一つ、これは「できれば」そうした方がいいという話ですが、

  自宅でも「手帳の置き場」を確保する

ことができればベストです。

「今日これをやる」というタスクを決めていても、つい忘れてしまったり、
違うことをやり始めてしまったり・・・というのは、誰にでもあること。

それを防ぐためには、「今日のタスク」が目に入るようにしておくのが
ベストです。

仕事中なら、自分のデスクの上に置けばいいのですが、自宅でもそれに
近い状況(自然に目に入る場所に置くこと)を作るということです。

それが無理なら、できるだけ「マメに見る」こと。

これができるかどうかで、特に「勉強系」のタスクが実行できるかどうか
(気が抜けずにやれるかどうか)が違ってきます。

置き場所を作れるか、どのタイミングで見るかといった点は、人それぞれ
生活がありますから一概には言えません。できるだけ「自然に目に入る」
または「意識的に見る」ための工夫を考えてみてはいかがでしょうか。




今日の記事作成時間は26分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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