「朝活」はストレスの管理から?
こんにちは。水口です。
今日は「朝」と「ストレス」と「タイムマネジメント」について。
■ ストレスが多いと二度寝する?
こんな記事がありました↓
“ストレスレベル”が高い人は2度寝が多い?――アイシェア調べ
(japan.internet.com) - Yahoo!ニュース
(『』内は引用です)
『朝目覚まし時計に起こされたものの、つい“2度寝”してしまった経験がある人
はどれくらいいるのだろうか。アイシェアは、同社のサービス会員に対し「2度寝
に関する意識調査」を実施、2010年4月9日、調査結果を発表した。有効回
答数は515名。男女比は、男性:56.9%、女性:43.1%。年代比は、20代:
30.1%、30代:34.6%、40代:35.3%。調査期間は、2010年3月19日〜
25日。』
(上記記事より引用)
「二度寝」に関するアンケートです。
最近は「朝活」なんて言葉もありますが、たとえば「早起きして、朝勉強する」と
いった、「朝の時間を有効に使う」活動の大敵がこの「二度寝」かもしれません。
ちなみに、上記アンケートの詳細(元ネタ)はこちら↓にあります。
ストレスレベル高い人は2度寝の常連? | リサーチのrTYPE[アイシェア]
この調査によると、「二度寝」についての回答は、
よくある : 33.6%
たまにある : 54.0%
まったくない: 12.4%
という結果です。「まったくない」という人は少数派ですね。
現在感じているストレスとの対比では、
レベル1(ストレス少ない) → (二度寝が)よくある : 23.1%
まったくない : 38.5%
レベル5(ストレス最大) → (二度寝が)よくある : 43.3%
まったくない : 18.3%
※ 残りは「たまにある」という回答です
これは、結構はっきりした傾向が出ていますね。
ストレスを強く感じているときほど、二度寝をしてしまう・・・というのは、
わかる気がします。睡眠時間自体もストレスの影響を受けますし、
ストレスが高いと「起きたくない」という気持ちも強くなるでしょうから、
※ ただ、本調査は、この種の調査としては人数があまり多くない
ので、参考程度に考えた方がいいかもしれませんが
■ 朝活はストレスの管理から?
となると、「朝を活用するには、まずはストレスを減らすこと?」という
ことにもなるのか・・・?
確かに、それは正しいのかもしれませんね。あまりにストレスフルな状況
で「朝活」しようというのは、ちょっと無理があるような気がします。
ストレスの原因にちゃんと向き合い、気持ちをすっきりさせることが、
「朝」だけでなく、いろいろな面で効率を上げてくれることにつながる
のではないでしょうか。経験的にそう思います。
■ タイムマネジメントによるストレスの減少
以下は、あまり他の「時間本」著者が言わないことですが・・・
私は経験上、タイムマネジメント(時間管理)とストレスの間には、
かなりつながりがあると感じています。
別の言い方をすれば、「(おもに仕事での)自分のやるべきこと」が
整理されていない状況が、ストレスの原因になっていることは、意外
に多いと感じています。
(早くいうと、タイムマネジメントするとストレスが減る・・・という話です)
極端な例をあげれば、「仕事が納期に間に合うか見通しがつかない」
という状況がストレスになるのは当たり前の話。そこまで厳しい状況に
陥っていなくても、自分の「やること」が整理されているかどうかは、
確実に、仕事に関するストレスに影響しているように感じます。
ただ、ここで重要なのは「見通しがつく」かどうかという点。
同じ「タスク管理」でも、単にタスクを書き出して並べ上げただけだと、
逆にプレッシャーばかり強まってしまう・・・そういう感じはありました。
どうせタスクを管理するのなら、タスクの実行日まで決めてしまって、
「やれる」見通しを立てていくことが、(ストレスの面でも)とても重要
だと感じています。
タスクリスト(ToDoリスト)を使っても、どうもスッキリしないという人や、
GTD的にタスクを書き出したけど、やはりスッキリしないという人は、
「タスクの実行日を決める(タスクは日付ごとに書き入れる)」方式を
ぜひ試してみてください。
1〜2週間やるだけで、気分が変わってくると思いますよ。
今日の記事作成時間は40分でした。
では、また明日!


Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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