2010年04月15日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

意外に知らない?「新型うつ」の話


こんにちは。水口です。

こんな記事がありました↓

第6回 会社に行けなくなる“新型うつ病”とは?[前編] | web R25

「新型うつ」という言葉、この数年ときどき耳にしますね。

 (『』内は引用です)
 
『最近、都心部を中心に「新型うつ病」なる現代病が増えているらしい。しかも、
患者は20〜30代の若者が中心だとか。う〜ん…新型うつ病とこれまでのうつ
病って、何が違うんでしょうか? 『ビジネスマンの心の病気がわかる本』の著者
であり、横浜労災病院勤労者メンタルへルスセンター長の山本晴義先生に話
を伺いました。

「従来のうつ病は、どちらかというとマジメで几帳面な人がかかりやすく、職場
でも自宅でも気力を失うというのが、一般的な症状でした。それに対し、新型
うつ病は、『仕事のときだけうつ状態になる』のが大きな特徴で、帰宅後や休
日などは通常通り活動できる。例えば、うつ病で療養中でも、海外旅行に行く、
趣味に没頭するなど自分が好きなことには活発に活動が行えるのです」

なるほど。大別すると、うつ状態がずっと続くのが従来型で、状況を限定して
うつ状態になるのが新型といえそう。』

                                   (上記記事より引用)

とあります。そういえば、香山リカさんの本にもそういう事例が載ってました。
はたから見れば「本当にうつなの?」と思えるケースもあるだけに、対応は
難しいですね。

さらに、
 
『 「ほかにも、従来型のうつ病は自責感や罪悪感が強く、自分を責めがちです。
これに対して新型うつ病は、うつになった原因を自分ではなく会社や上司の
せいにする傾向があります。新型うつ病は嫌なことへの逃避傾向がみられます
が、だからといって、ずる休みかというとそんなことはありません。本当に会社
ではうつ状態になってしまうのです」 (中略)

「新型うつ病は正式な病名ではありません。近年、これまでのうつ病患者の
イメージに当てはまらないケースが増えてきたので、便宜上『新型うつ病』と呼
んでいるだけで、広い意味ではどちらもうつ病といえます」』


など、意外に知らないことも多い「新型うつ」。特に人事部門の方は、知って
おくことが必要ではないでしょうか。(すでに勉強済みならすみません・・・)


上記記事は
 
『どうやら新型うつ病の治療にはそれなりの時間がかかるみたい。そして、
毎日の不満やストレスを翌日に持ち込まない、「1日ストレス決算主義」が、
何よりの予防になるんだとか。』


と結んでいます。この「一日ストレス決算主義」は、上記の山本先生が提唱
する概念。ストレス解消について考えさせられる話です。

まだでしたら、ご一読を↓ (本の紹介もあります)

(このブログでも以前に紹介しました↓)
『ストレス一日決算主義』のススメ




今日の記事作成時間は25分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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