2010年07月21日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「パソコン病」ってどんな症状? 対策は?


こんにちは。水口です。

こんな記事がありました。

舌に力が入っていたら要注意!? 増える“パソコン病”って?
(東京ウォーカー) - Yahoo!ニュース


『』内は引用です)
 
『“パソコン病”という言葉を知っている? 体の痛み、脱力感、ふらつき…この
ような症状を訴える人が最近急激に増加中だという。「パソコンの見つめ過ぎ
から起こる不調」など、パソコンに端を発した病変をさすこの“パソコン病”。
仕事で長時間パソコンを使っている人なら、思い当たる人もいるのでは? 
かくいう記者も脱力感が…。一体どんなものなのか、専門家に直撃してみた。』


                                   (上記記事より引用)

「テクノストレス」という言葉はときどき耳にしますが、「パソコン病」は初耳です。

 
『「症状は大きく分けて2つ。“呼吸不足による症状”と“偏った眼球疲労による
症状”です」(同院長)。

「呼吸不足による症状」の原因は、パソコンを長時間使用する際に“息を詰めて
いる”ことにあるという。舌が口の中でリラックスできず、緊張してこわばっている
状態だ。そうなると“十分に呼吸ができていない”状態に。舌を上あごや下の歯
に押し付けてしまう人もいるのだそうだ。パソコンの画面に意識が集中すること
によって起こるのだが、こうなってしまうと、喉の奥で起こっている“呼吸に関す
る緊張”を緩めなければならないそう。

また「偏った眼球疲労による症状」は、パソコンの画面を見る時の眼筋運動に
原因が。ある一定方向への偏った眼球運動によって、眼筋が負担を感じて疲労
する。それにより、体部の筋肉、特に腰部の筋肉にその影響が現れ、最終的に
は体全体に負担をかけてしまうという。同院長は「パソコン上での急速な画像の
展開を、眼は追い掛けていても脳がついていけてないから疲労するんです」と話
してくれた。』


呼吸不足と眼球疲労・・・思い当たるところが多少あるような、無いような・・・。

確かに私もパソコン作業のなかで「息を詰めている」ことに気づく瞬間はたまに
あります。でも、『舌に力が入る』とか、『呼吸に関する緊張』いうのは、特に感じ
ないですけどね・・・。 (私はふだん腹式呼吸なので、その影響もあるかも?)

もう一つの眼の疲労については、パソコンを使っているとある程度避けられない
ものではあります。しかし、記事中にあるような『パソコン上での急速な画像の
展開を、眼は追い掛けていても脳がついていけてないから疲労する』
というのは、
ちゃんとした説明になっていないように思えます。

※ ちょっと前に言われた『ゲーム脳』と同じように、変なイメージが先行して
   いるような気がします。


パソコン作業での眼の疲れについて個人的に強く感じたのは、マウス作業が
多くなると、眼がとても疲れるという経験です。プルダウンメニューを選択する
ときには、メニューやマウスカーソルを注視してしまうので、意外に眼に負担が
かかったり、肩こりの原因にもなるものです。
(マウスカーソルを「凝視」するのがよくないんですかね?)

私の場合、それがあって、ショートカットキーを多用するようになってきました。
そうすると、眼の疲れや肩こりがかなり軽減したという経緯があります。

私の場合、そんな経緯があったので、マウスを使った作業で眼が疲れる・・・と
いうのは理解できますが、上記記事の『急速な画像の展開を・・・』というのは、
ちょっと理解できないですし、嘘っぽく感じます。そもそも、仕事で使うソフトで
『急速な画像の展開』なんて、あまりありませんし・・・。

※ たとえば、画面がカクカクとスクロールすると、滑らかなスクロールよりも
   眼が疲れやすいというのはあるかもしれませんが、影響は限定的でしょう。


いずれにしても  (と無理矢理まとめてしまうと・・・)

長時間のパソコン作業をこなすためには、画面を「凝視」する時間を少なく
するのが、疲れないコツではないか? と私は感じています。
(呼吸の面でも、眼の面でも)

ショートカットキーを多めに使う(マウスによる選択を減らす)ことが、そのため
にとても効果的だと感じています。おそらく、上記の「パソコン病」にも、効果は
あると思います。あまり使っていない方は、お試しを。


上記の記事にも予防法がありますが・・・
 
『自分でもできる予防法としては、仕事以外の時間にパソコンを見ることを極力
控えること、規則正しく生活し、夜はしっかり睡眠をとって疲労を取ることなど。
ただ、症状が重くなった場合はやはり専門家に診てもらった方が良いそうだ。症
状を取り除くには個人差があるものの、ひどい場合は治療に3〜6か月かかると
いう。』


パソコンを使う時間を短くする、休養を取るといったところのようです。
まあ、当たり前といえば当たり前ですね。

私個人の意見としては、単に「パソコンを使う時間を短くする」ことよりも、
上記のようにパソコンの使い方に工夫する方がおすすめです。


あと、次は私だけかもしれませんので・・・、参考程度に ↓

私は日本語入力の際、短めの文節でこまめに変換した方が、かえって疲れない
ように感じています。短めの文節だと、どう変換されるか結構予想できますし、
変な変換をされてしまって、文節区切りをずらすなどの画面を「凝視」する作業
が少なくてすみます。それが、かえって疲れないように感じるのです。

※ この習慣は、かつてマイクロソフトのIMEを使っていたときに必要に迫られて
   (当時の変換精度が悪かったので)身についたものですが、その後、IMEの
   変換精度が良くなってからも、さらにATOKを使うようになってからも、結局
   短い文節で変換する方法に落ち着いています。

※ このやり方は、使い慣れたパソコン(自分のパソコン)を使う場合です。
   使い慣れてないパソコン(予想外の変換が多いパソコン)では、どちらの
   やり方も大差ないような気がします。



今日の記事作成時間は40分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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