2010年11月12日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

課長の4割は「プレイングマネージャー」ではなく「マネージングプレイヤー」


こんにちは。水口です。

昨日の記事で、産業能率大学による「上場企業の課長を取り巻く状況に関する
調査」について少し触れましたが、この調査はいろいろ興味深いです。


■ 「純マネージャー」の課長は1.4%しかいない!

その調査は、次の条件に合う人に対して行われています。

『以下の条件をすべて満たす課長・マネジャー
”下が1人以上
⊂緇豐覿箸剖侈
従業員数100人以上の企業に勤務』


これらの人に対して、『現在のあなたの仕事における、プレイヤーとしての仕事
の割合はどの程度ですか』という質問をしたところ・・・

0%と答えた人、つまり、管理職の仕事だけに専念できるという人は、なんと
1.4%しかいないという結果になっています。


■ 4割の課長は「マネージングプレイヤー」になっている!

同調査の最頻値(最も数が多い回答)は「21〜30%」「31〜40%」の2回答
(同率です)。しかも、「61〜70%」(13.1%)、「71〜80%」(10.3%)という
回答もかなり多くなっています。

「プレイヤーとしての活動割合が半分以上」という人(51%以上の人)の合計
は、ちょうど40%になります。 (数字の詳細は下記リンクをご参照ください)


「プレイングマネージャーが増えている」「課長職がプレイングマネージャー化
している」という話は実際によく見聞きしますが・・・、この数字を見ると、
思った以上にプレイングマネージャー化している(プレイヤー比率高い)と
感じざるを得ません・・・。

「プレイングマネージャー」というよりは、「マネージングプレイヤー」に近い人が
決して少なくないことも分かります。

※ ちなみに、私が記憶する限り、こういう調査は他には無かったように
  思います。この調査は貴重な数字かもしれません。


さて、この「プレイングマネージャー化」には弊害もあることが指摘されており、
一部の企業では、課長がマネージャー業務に専念できるように制度を改める
動きもあります。

とはいえ、そういう環境になく、プレイングマネージャーにならざるを得ない人
が多いのが現状・・・。こうした状況にどう対応するかが、マネージャーにとっての
大きな課題になっているのかもしれません。

※ このあたりのことは、現在準備中の書籍でも触れる予定ですが、
  このブログでもまた少し書いて見たいと思います。

――――――――――――――――――――――――――
上記の調査結果を紹介しているページはこちら↓
上場企業の課長を取り巻く状況に関する調査(速報版)
|調査報告書|学校法人産業能率大学


結果(速報版)のpdfがこちら↓ です。
http://www.sanno.ac.jp/research/pdf/kachou2010.pdf
(産業能率大学さんのHPです)



今日の記事作成時間は30分でした。
では、また明日!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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