2011年09月21日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

あなたは長文変換派? それとも文節変換派?


こんにちは。水口です。
今日はパソコン関係の話題です。

こんな記事↓がありました。

意外に知らない技ありショートカット〜手を離さず文字変換(第13回):
深川岳志「キーボードドラマチック操作術」


この記事は、文章入力の際にファンクションキーを使わず、同じ機能を持った
ショートカットキーを使う方法を解説しています。

私はもともとそのやり方をしているので、内容の多くは既知のものでした。

※ ホームポジションから指が離れないので、この方法はおすすめです。
   私は(多分)Macを使っていた頃からショートカットキーに頼っていて、
   Windowsに変えてからも同じ。だから、逆にファンクションキーを使う
   変換はほとんど覚えていません。


ただ、その記事の後半に、こんな記述がありました。

(こちら↓が、その4ページめへのリンクです)
意外に知らない技ありショートカット〜手を離さず文字変換(第13回):
深川岳志「キーボードドラマチック操作術」


『』内は引用です)

『 ここまで主にカタカナ変換を例にして話を進めてきた。このあたりでかなを
どこまで入力したときに「変換」を行えばいいのかという話をしておきたい。
実は、この問いに関して確信的な答えがない。 』


                                 (上記サイトより引用)

ある文章を打つときに、短めの文節でその都度、変換・確定していくか?
それとも、長めに打ってからまとめて変換するか? という話です。

実は私もこの著者と同じなんです。自分自身のやり方はあるものの、
そのやり方を人にすすめていいのかどうかは、迷いがあります。

記事はこう続きます。

『』内は引用です)

『 「私はチョコレートが好きです。」

 という文章を入力したいとしよう。かな入力はこうなる。

 「わたしはちょこれーとがすきです。」

 変換キーを押すタイミングはものすごくたくさんある。

 「わたし/は/ちょこれーと/が/すき/です。/」

 「/」の入っているところでいちいち変換キーを押してもいいし、かなを全部
入力し終わってから変換キーを押してもいい。その場合はこうなる。

 「わたしはちょこれーとがすきです。/」

 まず間違いなく、「私はチョコレートが好きです。」と変換される。

 一般的にはひとつのセンテンスをまるごとかな入力して最後に変換キーを
押す方法が推奨されている。「文節をどこで区切るか」を判断するための情報
がたくさん得られるので、長文のほうがメリットはある。

 が、これはあくまで「かな」は正確に入力されるものだ、という前提の上に
成り立つ話。

 筆者の場合、「わたしはちょくれーとがすきです。」と誤入力して、「私は直
レートが好きです。」などという非常に残念な結果を生む。自分で自分を
信用できない。

 確率的にいっても、たくさん文字を打つと、間違った入力をする可能性が高
まる。連続4打鍵正解より、連続10打鍵正解のほうがずっと難しいのである。

 なので、「わたしは/ちょこれーとが/すきです。/」程度の間隔で、変換キー
を押している。「○○が」「○○を」というふうに文節まで入力したらとりあえず
変換しとくか、という感じ。それに、現実には、お手本になるような文章はあまり
書かない。

 「きのうの伊集院光深夜の馬鹿力、そら脳コーナーで体温計おじさんの話に
ウケた。」 みたいなことをブログに書くわけである。すごく気を遣って、「きのう
のいじゅういんひかるしんやのばかぢから、そらのうこーなーでたいおんけい
おじさんのはなしにうけた。」と正確に入力しても、まず自分の思うようには
変換されない。

 仕方がないので文節単位に正しく修正していくわけだが、ふと思う。「誤入力
の危険までおかして長文を入力し、面倒な修正をかけるくらいなら、短い文節
単位で変換していくほうがよくない?」ここで長文変換派と文節変換派が生ま
れる。どちらを選ぶかは趣味や性格の問題だ。 』


                                 (上記サイトより引用)

とあります。

私も同じように考えた時期があって、結局、短い文節単位で変換・確定する
ようになりました。

現在は、当時よりも変換の精度も、(パソコンの)学習能力も高まっています
から、長文を打ってからの変換もやりやすいはず。そう思って、長文での変換
にチャレンジしたことも何度かありますが、結局短めの文節で変換するやり方
に戻っています。


どのくらい 短めの 文節で 変換するかというと、 大体 このくらいです。
(↑ スペースの部分で変換・確定させています)

私の場合、短めの文節で変換する理由は割とはっきりしています。

文章を打つときには、言葉を入力しながら、次に打つ言葉や、ときには
もっと先の文章まで考えつつ入力しているものです。

しかし、(私の場合)長文を入力してから変換すると、意図しない変換の文節
を修正している間に、次に打とうと思っていた文章を忘れてしまうことが、
結構多いんですよね・・・(汗)

いくらIME(私はATOKを使ってます)が学習してくれるといっても、どうしても
意図しない変換結果になることはあるもの。短い文節を修正するくらいなら
あまり影響ないのですが、長文を変換したりチェックしたりしていると、その間
に、それまで頭の中で浮かんでいたことが飛んでしまうんです。
(特に、変な変換結果が出たりすると、ちょっとイラッとして余計に忘れます)

理屈っぽい話をすれば、長い文章を変換し直す作業の方が、頭の「ワーキング
メモリー(短期記憶または作動記憶)」の負荷が高いのだと思います。それで、
それまでワーキングメモリーに貯えていた考えを忘れてしまうのではないかと。


上記記事にあるように、短い文節の方が「ミスタイプの影響が少ない」という
メリットも実際感じます。また、短い文節の方が望む変換結果を得やすい傾向
もあると思います(誤変換しにくいように区切って変換するので)。

それらのメリットもあるものの、(私にとって)それ以上に重大なのが、この
「頭に浮かんでいたことが飛んでしまう問題」だというわけです。




長い文章ではなく一文だけを打つ場合や、すでにある文章を見て打つ場合
は、長文変換の方が効率がいい場合もあるかもしれません。でも、自分で
考えながら文章を打つ場合には、短い文節での変換の方がいいというのが、
私の(個人的な)結論です。

こういうのは、個人差があるかもしれないので一概には言えませんが、
いつも長文変換をしている人は、短めに変換していくやり方も一度試して
みたらどうでしょうか? 意外といいかもしれませんよ。



今日の記事作成時間は34分でした。
では、また次回!


このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなにブックマーク
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
メールアドレスを入力すれば登録できます! → 
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2014 BizARK Inc. All rights reserved.
この記事へのトラックバックURL
(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)
 

※ スパムコメントがあまりに多いため「http://」は使用不可の設定にしています。
  URLをご紹介頂く場合は「http://」を省くか全角文字を使用して頂けますと
  幸いです。