2011年12月14日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「デスクトップには何も置かない派」への転向


こんにちは。水口です。
今日は取材を受けた記事などの紹介を。


■ パソコンの「デスクトップ」はどうなってますか?

「Web R25(R25のWeb版)」で、私が取材を受けた記事が掲載されました。
「パソコンの整理術」的な記事です。

何も置かない PCシンプル整理術 | web R25

『』内は引用です)

『ついつい増える、PCのデスクトップ画面のファイルやフォルダ。使いにくいから
整理したいけど、よい方法はあるのだろうか? そこで、時間管理を専門とし、
『たったこれだけのことで!仕事力が3倍アップする時間活用術』など多数の
著書がある研修講師・コンサルタントの水口和彦さんに伺うと…。

「実は、理想は何も置かないということなんです。例えば、机の上に書類の山
があって、どこに何があるかある程度は分かっていても、探しやすいかというと
そうではないですよね。デスクトップも同じ。ファイルやフォルダが3つ、4つなら
使いやすいですが、問題はそれがどんどん増えてくると見づらいし探しづらいし、
時間も無駄になるということなんです」

実際に自分のデスクトップにも何も置いておらず、置いていた時より使いやすく
なったという水口さん。ということで、具体的な方法を教えてもらった。(後略)』


                                 (上記サイトより引用)

なぜ、こういう「パソコン整理術」的な取材を受けたかというと・・・
私は1冊「情報整理術」的な本を書いているからです。

※ 「タイムマネジメント」や「効率化」の観点から書いた「情報整理」の本で、
  情報ツールの紹介よりも、自分なりの「情報整理サイクル」を確立して、
  確実・効率的な情報整理をしよう!という本です。最近の情報整理の本
  は「クラウドで○○」「Evernoteで○○」といった内容のものが多いですが、
  それとはあまりかぶらない、あくまで自分の「行動」を軸にした内容です。


で、デスクトップ整理の『具体的な方法』というのは、上記サイトを参照頂くと
いいのですが、簡単にいうと・・・

 ・デスクトップには基本的にファイルもフォルダーも置かない

 ・よく使うアプリケーションのショートカットはタスクバー内に入れる
  (デスクトップに置くよりも、少ないクリックで起動できて速い)

 ・文書ファイルは、必ず案件別フォルダーに入れる

という感じです。

コツ的な話としては(上記サイトでも触れてますが)、タスクバーにはExcelや
Word等のオフィス系アプリケーションを入れてないのがポイント。これらは
文書ファイルをクリックして起動するので、直接起動することは少ない。
タスクバーに入れないようにすれば、その分スペースが節約できるわけです。
(スタートメニュー内に入れてます)


私の場合、タスクバーにはいっているのは・・・

メールソフト、ブラウザ、テキストエディター2つ(紙と秀丸)、
タイマーソフト2つ(カウントダウン用とカウントアップ用)、
画像編集ソフト2つ、通信関係のユーティリティ2つ、
心理学系の辞典、FTPソフト・・・、
あとは仕事用のフォルダーが5つです。

フォルダーは一目で分かるよう色違いのアイコンを作成してあります
(そうしないと、パッと見でどれがどれか分からないので)

※ WinXPでは「マイ コンピュータ」や「マイ ネットワーク」のアイコンも
  入れてあります。(Win7ではスタートメニューにあるから入れてません)

※ オフィス系を入れないのに画像編集ソフトを入れる理由は・・・
  画像はファイル(JPGとか)とアプリケーションが一対一の関係ではなく、
  「アプリケーション起動 → そこにファイルをドラッグアンドドロップ」という
  開き方をすることが多いからです。


■ なぜ、デスクトップにファイルを置いてしまうのか?

「デスクトップにファイルを置かない方が、かえってファイルは探しやすい」
というのが私の経験談(もう5年以上やってます)。

でも、これがなぜかできない人が多い・・・。
実は私も昔はできていませんでした。なぜなんでしょう?

逆に、「なぜデスクトップにファイルを置いてしまうのか?」と考えると、
その答が見えてきます。デスクトップにファイルを置いてしまう理由は
「保管場所を決めるのが面倒だから」ことだけではありません。

「作業中の仕事を忘れないように、目立つところに置いておきたい」と
いう心理が(私の場合)強くありました。だからこそ、せっかく保管場所の
フォルダーを使っても、そこに「入れたくない」と無意識に思うわけです。
うっかり忘れないための保険みたいなものですね。
(でも実際はファイルが増えると見落としが出るんですけどね・・・)

この問題を根本的に改善するには、自分のタスクを管理するのが近道。
タスクが管理できていると、ファイルを直接見えないところに保管しても
何の不安もありません。
(もちろん、ファイルを案件別に分けて探しやすくしておくのもポイントです)


その辺のことも書いたのが、先に述べたこの本↓でした。
―――――――――――――――――――――――――――――――
情報整理達人7箇条 (SANNO仕事術シリーズ)情報整理達人7箇条 (SANNO仕事術シリーズ)
著者:水口和彦
産業能率大学出版部(2010-11-29)
販売元:Amazon.co.jp
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―――――――――――――――――――――――――――――――
情報整理術の本というと、新しいツールや情報ソースを推奨する本が
多いですが、この本は今あるツールをどう使うかについて述べた本です。

本人としては、仕事に使える有用なノウハウを書いたつもりなのですが、
なぜか反響が少なかった本でもあります。内容が抽象的で取っつきにく
かったのかもしれません。本って難しいっす・・・(汗)



今日の記事作成時間は40分でした。
では、また次回!


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Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

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