「デスクトップには何も置かない派」への転向
こんにちは。水口です。
今日は取材を受けた記事などの紹介を。
■ パソコンの「デスクトップ」はどうなってますか?
「Web R25(R25のWeb版)」で、私が取材を受けた記事が掲載されました。
「パソコンの整理術」的な記事です。
何も置かない PCシンプル整理術 | web R25
(『』内は引用です)
『ついつい増える、PCのデスクトップ画面のファイルやフォルダ。使いにくいから
整理したいけど、よい方法はあるのだろうか? そこで、時間管理を専門とし、
『たったこれだけのことで!仕事力が3倍アップする時間活用術』など多数の
著書がある研修講師・コンサルタントの水口和彦さんに伺うと…。
「実は、理想は何も置かないということなんです。例えば、机の上に書類の山
があって、どこに何があるかある程度は分かっていても、探しやすいかというと
そうではないですよね。デスクトップも同じ。ファイルやフォルダが3つ、4つなら
使いやすいですが、問題はそれがどんどん増えてくると見づらいし探しづらいし、
時間も無駄になるということなんです」
実際に自分のデスクトップにも何も置いておらず、置いていた時より使いやすく
なったという水口さん。ということで、具体的な方法を教えてもらった。(後略)』
(上記サイトより引用)
なぜ、こういう「パソコン整理術」的な取材を受けたかというと・・・
私は1冊「情報整理術」的な本を書いているからです。
※ 「タイムマネジメント」や「効率化」の観点から書いた「情報整理」の本で、
情報ツールの紹介よりも、自分なりの「情報整理サイクル」を確立して、
確実・効率的な情報整理をしよう!という本です。最近の情報整理の本
は「クラウドで○○」「Evernoteで○○」といった内容のものが多いですが、
それとはあまりかぶらない、あくまで自分の「行動」を軸にした内容です。
で、デスクトップ整理の『具体的な方法』というのは、上記サイトを参照頂くと
いいのですが、簡単にいうと・・・
・デスクトップには基本的にファイルもフォルダーも置かない
・よく使うアプリケーションのショートカットはタスクバー内に入れる
(デスクトップに置くよりも、少ないクリックで起動できて速い)
・文書ファイルは、必ず案件別フォルダーに入れる
という感じです。
コツ的な話としては(上記サイトでも触れてますが)、タスクバーにはExcelや
Word等のオフィス系アプリケーションを入れてないのがポイント。これらは
文書ファイルをクリックして起動するので、直接起動することは少ない。
タスクバーに入れないようにすれば、その分スペースが節約できるわけです。
(スタートメニュー内に入れてます)
私の場合、タスクバーにはいっているのは・・・
メールソフト、ブラウザ、テキストエディター2つ(紙と秀丸)、
タイマーソフト2つ(カウントダウン用とカウントアップ用)、
画像編集ソフト2つ、通信関係のユーティリティ2つ、
心理学系の辞典、FTPソフト・・・、
あとは仕事用のフォルダーが5つです。
フォルダーは一目で分かるよう色違いのアイコンを作成してあります
(そうしないと、パッと見でどれがどれか分からないので)
※ WinXPでは「マイ コンピュータ」や「マイ ネットワーク」のアイコンも
入れてあります。(Win7ではスタートメニューにあるから入れてません)
※ オフィス系を入れないのに画像編集ソフトを入れる理由は・・・
画像はファイル(JPGとか)とアプリケーションが一対一の関係ではなく、
「アプリケーション起動 → そこにファイルをドラッグアンドドロップ」という
開き方をすることが多いからです。
■ なぜ、デスクトップにファイルを置いてしまうのか?
「デスクトップにファイルを置かない方が、かえってファイルは探しやすい」
というのが私の経験談(もう5年以上やってます)。
でも、これがなぜかできない人が多い・・・。
実は私も昔はできていませんでした。なぜなんでしょう?
逆に、「なぜデスクトップにファイルを置いてしまうのか?」と考えると、
その答が見えてきます。デスクトップにファイルを置いてしまう理由は
「保管場所を決めるのが面倒だから」ことだけではありません。
「作業中の仕事を忘れないように、目立つところに置いておきたい」と
いう心理が(私の場合)強くありました。だからこそ、せっかく保管場所の
フォルダーを使っても、そこに「入れたくない」と無意識に思うわけです。
うっかり忘れないための保険みたいなものですね。
(でも実際はファイルが増えると見落としが出るんですけどね・・・)
この問題を根本的に改善するには、自分のタスクを管理するのが近道。
タスクが管理できていると、ファイルを直接見えないところに保管しても
何の不安もありません。
(もちろん、ファイルを案件別に分けて探しやすくしておくのもポイントです)
その辺のことも書いたのが、先に述べたこの本↓でした。
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情報整理達人7箇条 (SANNO仕事術シリーズ)
著者:水口和彦
産業能率大学出版部(2010-11-29)
販売元:Amazon.co.jp
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情報整理術の本というと、新しいツールや情報ソースを推奨する本が
多いですが、この本は今あるツールをどう使うかについて述べた本です。
本人としては、仕事に使える有用なノウハウを書いたつもりなのですが、
なぜか反響が少なかった本でもあります。内容が抽象的で取っつきにく
かったのかもしれません。本って難しいっす・・・(汗)
今日の記事作成時間は40分でした。
では、また次回!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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