2012年07月01日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「英語公用語化」にともなう問題?


こんにちは。水口です。

こんな記事がありました。

楽天を「英語」がいやで辞めた社員 「いるが、思うほど多くない」と三木谷社長
(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース


『』内は引用です)
 
『 楽天で「完全英語公用語化」が2012年7月1日に始まるのを前に、三木谷
浩史社長兼会長が6月29日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演した。

 著書「たかが英語!」(講談社)の発売を記念したもので、冒頭発言と質疑応
答のすべてを流ちょうな英語でこなした。三木谷氏は、「グローバル化するため
には英語が不可欠」などと説明。「英語がいやで辞めた社員もいるのでは」
「生産性が落ちるのでは」といった懐疑的な声も相次いだが、「辞めた人は多く
ない」「業務に必要な単語数は多くない」などと反論した。』

                                   (上記サイトより引用)

「英語を公用語化する」ことの是非や必要性は置いておいて・・・、
実際にうまくいくか、気になっていた人は多いのではないでしょうか?

記事には、こんなことが書かれていました。

『』内は引用です)
 
『(中略) 英語化表明から約1年は、三木谷氏は比較的楽観的だったが、
11年にハーバード・ビジネス・スクール(HBS)のケーススタディーとして同社が
取り上げられ、これが一変した。ケーススタディーを作るためのHBSによる調査
で、社員の多くがストレスを抱えていることが判明したのだ。調査以前は、自助
努力として英語の学習を求めていたが、これを業務の一環として位置づける
ことにし、無料レッスンも提供するようになった。』

                                   (上記サイトより引用)

このHBSによる調査がなかったらどうなっていたのか、ちょっと怖いですね。
当たり前かもしれませんが、英語の公用語化にともなう、社員への負担や
ストレスは高いようです。

楽天の場合、業務時間中に無料レッスンを受けられるようにしたようですが、
これを「会社がそこまで面倒みなきゃいけないの?」と思う人もいるでしょう。

ただ、英語公用語化より以前に入社した人にとっては、労働条件が大きく
変わったようなもので、「入社時の話と違う」ということにもなるわけで・・・、
会社側が手厚くサポートするのは当然ではないでしょうか。
(公用語が英語と分かってて入社する場合は別として)

今後、英語を公用語化する企業にとっては、こうした対応が1つの目安に
なるのではないかと思います。


また、記事でちょっと気になったのが、この部分。

 
『(中略) 記者からは、英語公用語化のデメリットを指摘する声も相次いだ。
例えば、

  「英語を話すのがいやで辞めた社員はいるのか。いるとすれば、どんな
 捨て台詞を吐いて辞めていったのか」

 という質問も飛んだが、

  「いるが、あなたが思うほど多くはない。彼ら(辞めた社員)は英語公用化
が我々にとって非常に重要なプロジェクトだということを理解しており、特に
悪いことは言わなかった。残念(sorry)だと言っていた」

とかわした。』

                                   (上記サイトより引用)

英語の公用語化が納得できなかった、合わなかった・・・などの理由で
辞めた人もいるが、その人たちは会社に対して文句は言わなかった・・・
そんな話を聞くと、悪いことを考える人が出てきそうな気もします。

たとえば、英語公用語という名目で社員に英語を押しつけ、ついていけ
ない人が辞めていくのを待つ・・・ そんなふうに、英語をリストラ目的で
利用する経営者が出てこないとは限りません。これはちょっと心配です。
(※ 楽天がそうだと言ってるわけではありません)



個人的な意見としては・・・、会社の事業展開や、社員の外国人比率など
によっては、(日本で)英語を公用語化する企業があっても当然だと思って
いますし、今後もゆるやかに増えていくのではないかと考えています。
(もちろん、そうしないという判断もあっていいと思います)

ただ、入社後に、公用語が切り換えるということになれば、社員の負担は
ありますし、「それなら(入社前に)この会社を選ばなかったのに」と思う人も
いるでしょう。もしかしたら訴訟に発展することもあるかもしれません。
そこが気になります。

逆にいえば、将来、英語を公用語化する(かもしれない)という企業は、
(就活生に対する)会社説明などの段階でそう説明しておくべきかと。
後々のことを考えれば、その方がお互いにとって良いですよね。



今日の記事作成時間は41分でした。
では、また次回!

このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなにブックマーク
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)

時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
メールアドレスを入力すれば登録できます! → 
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2014 BizARK Inc. All rights reserved.
この記事へのトラックバックURL
(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)
 

※ スパムコメントがあまりに多いため「http://」は使用不可の設定にしています。
  URLをご紹介頂く場合は「http://」を省くか全角文字を使用して頂けますと
  幸いです。