2013年08月04日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「時間を有効に使うためには、何を心がけるべきか?」と聞かれたら・・・


こんにちは。水口です。

今日は 『時間を有効に使うには?』という問いについて、
あらためて考えてみます。

時間管理の研修講師をしたり、企業から相談を受けたり、という
仕事をしていると・・・、当たり前ですが、「時間の使い方」について
質問されることが多いです。

たとえば、「時間を有効に使うにはどうしたらいいか?」という質問も
よく受けますが、この質問は背景が分からないと答えにくいものです。
仕事の話なのか、プライベートでの話なのかで、答も違ってきますし、
相手の職種や立場でも違ってきます。


・・・なんてことを考えたのは、実は先日、あるラジオ番組から、電話で
のインタビューの依頼を受けたからなんです。

ラジオはこれまでに何回か出演してますが、これまではどちらかという
とビジネス寄りの話でした。今回の番組のリスナーは中高生などの
若い人も多いようで、どう話すといいのかな?と考えてます・・・。

それが、もしかしたら、このブログを読む層の方にも参考になるかと
思ったので、書いておきます。


■ 時間を有効に使うには?

「時間を有効に使うには?」という質問には、いろいろな方向からの
答が考えられます。たとえば、仕事でも家事でも時間短縮して、効率
よくやっていくとか、いわゆる「スキマ時間」を活かすとか。そういう答
があります (「○○時間術」的な本によくある内容です)。

あるいは、「タスク」をどう管理するのと良いか、という方向の答も
あります。こちらはどちらかというと「時間管理」「タスク管理」系の
話ですね。ここまでの話は、私も本や研修でよく取り上げます。

でも、この質問をさらに掘り下げていくと、「いかに生きるべきか?」と
いった、少し哲学的な問いや答もあります。このあたりは抽象的な話に
なりがちなので(「自分にとって重要なことは何か考えよ」とか)・・・、
企業研修などでは、あまり取り上げません。
(企業研修ではそういう抽象的な研修に懲りてる人も多いので)


このように「時間を有効に使うには?」という問いは多面的で、
背景が分からないと、一口には答えにくいものです。

・・・という前提のもと、短時間のインタビューの中で、何を伝えられる
か考えてみました。ラジオで(音声だけで)、短時間で伝えられること
が必要です。できれば普遍的で、若い人に特に伝えたいこと・・・
そんなふうに考えて、次のようなことを思いつきました。


■ 「時間を有効に使うためには?」という質問の普遍的な答

時間管理やタスク管理などの「手法」的な話ではなく、もっと広く
さまざまな場面で、

   時間を有効に使うためには、何を心がけるべきか?

という問いに対する最も普遍的な答はおそらく、「重要なことを優先
せよ」といった抽象的な話ではないですし、「時間をコスト(や時給)に
置き換えよ」といった話でもないと思います。
(たとえば中学生、高校生にそういう話をしてもピンとこないでしょう)


おそらく、最も普遍的な答は、

   未来のことを考えて行動する

ということだと思います。なぜなら・・・


■ そもそも、なぜ「時間を有効に使いたい」と思うのか?

まず、ちょっと考えてみてほしいのですが・・・、
そもそも、人はなぜ「時間を有効に使いたい」と思うのでしょうか?


それは「もっと時間を有効に使えばよかった・・・」と、
後悔したことがあるからです。
(後悔したことない人は考えないはずです)

※ 「そんなの当たり前」と言わないでくださいね・・・。
   人類の歴史をさかのぼれば、「時間」や「日付」の概念が
   最初から当たり前にあったわけではありませんし、
   「時間」や「未来」という概念・言葉を持たない部族も
   (割と最近まで)いたという報告もあります。



その 「もっと時間を有効に使えばよかった・・」 という後悔の理由は
いろいろです。自分の怠けグセ、先延ばしグセによる場合もあるし、
仕事の段取り・計画が良くなかったと後悔することもあるでしょう。

いずれにしても、「未来」のことを考えて、(いま)行動していくことで、
そういう後悔が少なくなります。怠けグセにしても、段取りにしても。

ただ、この「未来」というのは、遠い未来とは限らなくて・・・

 「今週中にレポートを書き上げるために、今日これをやっておこう」
 「週末のために、明日あれを準備をしておこう」

などの、かなり近い「未来」も含みますし、むしろその方が大事かも
しれません(もちろん、遠い未来を考える方も役立ちますが)。



この「未来のことを考えて行動する」ことをもっと具体化したものと
いうか、その一つの手法が「時間管理」です。

私は普段そっちの話をしているので、あらためて 『未来のことを
考えて行動しましょう』 といったことは言いませんが、中高生も
含めた幅広い人に何か一言をいうなら、これだと思います。
(時間があれば、具体的な方法まで話したいですが)

また、これがお説教的な話で終わるとつまらないですが・・・、
ある程度の効果は期待できます。

「時間管理」まではやらずに、「未来のことを考えて行動する」
ように心がけるだけでも、いくらか効果はあるはずなんです。

特に年齢が若いうちは「未来」よりも「いま」のことを優先しがち
な傾向が元々あるので、意識的に「未来」に目を向けることには、
いくらか役立つ面があるはずです。

※ これは「時間的展望(Time Perspective)」という言葉で、
   心理学の一分野として研究されています。たとえば、
   グレる子は「未来」志向が弱く「現在」志向が強い傾向が
   あるという調査結果もあるなど、実際の行動とも関係が
   あるものなんです。


■ 時間を有効に使うためには、何を心がけるべきか?

・・・というわけで、

すごく基本的な問いとして、

   時間を有効に使うためには、何を心がけるべきか?

と聞かれたら、

   未来のことを考えて行動する
   (そう心がけると良い)

というふうに、今後答えようかなと考えています。

それを具体化・習慣化するための一手法として、
「時間管理」があるということです。



今日の記事作成時間は65分でした。
では、また次回!

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Posted by 水口和彦 at 22:30│Comments(0)TrackBack(0)

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