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マネジメントと時間の関係・・・いかに「時間」を戦略的に使うか

ミナクチです。

最近、時間管理関係で読んだ新刊で、
紹介できていないものが溜まってきました・・・。

ということで、簡単ですが紹介していきます。

まずはこれです。
いかに時間を戦略的に使うか
いかに「時間」を戦略的に使うか
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 (編集)
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Posted by 水口和彦 at 23:30Comments(0)TrackBack(1)
2005年09月16日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

究極のリラクセーション? ・・・ 「タイムシフティング―無限の時間を創り出す」

タイムシフティング
タイムシフティング―無限の時間を創り出す
ステファン レクトシャッフェン (著), 高瀬 素子 (翻訳)

この本は、サブタイトルとして付けられている『無限の時間を創り出す』
といった内容の本ではありません。

しかし、時間について別の方向から考察された、興味深い本です。


著者の言う『タイムシフティング』とは、時間の使い方などを「シフト」
することではなく、自分の時間の感じ方を「シフト」するということです。

ちょっと引用します。
『』内は引用です)

『日常的なストレスの九十五パーセントは時間貧乏と関係がある』

 (95ページ 5行目より)

『だが、(中略) 今という瞬間にストレスは存在しない』

 (同 9行目より)


・・・禅問答ではありません。


著者が言っているのは、こういうことです。

  私達が感じるストレスは、

  ・過去の嫌な出来事や感情
  ・明日や将来に対する不安や恐れ

  などの、今、目の前に無いものが原因である。


  だから、ストレスが高い状況にあっても、

  自分を「シフト」させることができれば、
  『今という瞬間』に起こっていることを感じて、
  リラックスすることができるようになる。


という感じです。

この「シフト」するやり方について、述べられた本なのです。

うまくリラックスする方法について書かれた本、と言ってもいいと
思います。そういう意味で参考になるところは多いです。


ちょっと長い本ですが、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。



と紹介しましたが、

私は、ストレス解消という目的では、この本に述べられていること
だけでは、足りない部分があると考えています。

この本は、あくまでも「リラックスするための方法」の本です。
根本的なストレスの解消には、時間管理のテクニックが絶対に必要
だと私は考えています。

ただ、ストレスや、いわゆる「仕事中毒」についての考察など、
時間管理的な面からも参考になる部分が多い本でした。



本の評価(☆☆☆で満点)  amazonのレビューはここ
For フレッシュマン         ☆
For バリバリビジネスマン     ☆
For 仕事が気になってリラックスできない人 ☆☆☆
 (サブタイトルに期待しないでくださいね)
――――――――――――――――――――――――
文庫版もありますが、こちらも絶版でした・・・↓
タイムシフティング―人生が楽しくなる時間活用術
(こっちのサブタイトルも本の内容とちょっとずれてますね・・・)



(以下、余談です・・・)

この記事のタイトルに「リラグゼーション」という言葉を使おうとして
ふと思いました・・・

  「リラグゼーション」だと思っていたけど、
  「リラクゼーション」てのも聞いたことがあるなあ・・・。


で、辞書で調べる前に Google で検索してみました。

1:リラグゼーション:検索結果 約 19,900
2:リラクゼーション:検索結果 約 2,950,000
3:リラクセーション:検索結果 約 160,000

さて正解は?



  excite辞書の結果はここをクリック





カタカナで書く場合、3が正解ですね。
「relaxation」の「x」なので、私は1かと誤解していました・・。


しかし、正しい言葉が、ヒット件数が少ないということがあるんですね。
カタカナ語を検索するときは注意が必要、という教訓でしょうか・・。

ちなみに、2は「x」の発音的にはありえないのですが、
一番よく使われているようです。何故だろう?

気になって眠れません・・・というのは、ウソですが、
もし、知ってる方がいたら、教えてください。
  
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Posted by 水口和彦 at 23:10Comments(0)TrackBack(0)
2005年09月06日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

成功した人の時間術・・じゃないの? ・・・ 「成功する人の時間術」

成功する人の時間術
成功する人の時間術―人生を変える5パーセント効率化のすすめ

ユージン グリースマン (著), 門田 美鈴 (翻訳)

この本はちょっと変わってます。

『成功する人の時間術』というタイトルですが、本当の内容は、
「成功した人の時間術」という感じです。

サブタイトルの「人生を変える5パーセント効率化のすすめ」というのは、
時間節約術のようなものを連想させますが、本書の内容はちょっと違います。
(確かに、前書きにそういう内容のことが書かれてはいるのですが。)


目次を見ると、
優先順位とかスキマ時間の活用とか、時間泥棒を防ぐとか・・・
普通の時間管理術の本のように思えます。

しかし、内容は普通ではありません。ものすごく濃いです。
ノウハウが濃いということではなくて、実例として挙げられている
成功者の話の数がものすごく多いのです。

私達も知っている人や、無名な人も含め、よくここまで集めたな、と
感心してしまいます。

『ピーナッツ』の チャールズ・シュルツ (スヌーピーの作者)
SF作家のアイザック・アシモフ  (アイ,ロボットの原作者)
ノーベル賞受賞者のポーリング(化学の教科書にも載ってる人です)
CNNを作ったテッド・ターナー

などの多くの成功者にインタビューしたり、エピソードを集めたりした
成果がこの本になっています。また、その他の数多くの人の話も面白い
ものが多いです。
そういえば、品質管理のデミング博士もちょっとだけ登場していました。

どうして、こんなに多くのインタビューやエピソードを集めたんだろう、
と思ったら、この著者はこんな本も出していました ↓

この人たちはなぜ成功したのか
この人たちはなぜ成功したのか―夢を現実にした9つのカギ
ユージン グリースマン (著), 樋口 健夫 (翻訳), 樋口 容視子 (翻訳)

こちらの本は、ハンク・アーロンや、レイ・チャールズ、
ジャック・ニクラウス、ロナルド・レーガン、ジャック・レモン、
マリオ・アンドレッティ(カーレーサー)、ジャック・クストー
(ダイバーの元祖!のような方です)などなど、多くの成功者の
インタビューから構成されています。

この著者が時間をかけて集めてきたインタビューや、エピソードが
詰まっているのが、これら2冊の本というわけですね。すごいです。


『成功する人の時間術』の方は、時間管理のやり方を知りたい、と
思って読むとちょっとヘビーな本です。いろんな人の話が次々と
出てきますから。

でも、少しずつ読んでみると、現状を打破するヒントが見つかるかも
しれません。仕事のやり方について考えることが多い人は、手元に
1冊置いておくと良いかもしれません。


私は、前に連載記事で書いた「臨界点を突破する力」に関して、
示唆するところが多い本だと思いました。


本の評価
For フレッシュマン             ☆
For 時間管理に興味を持ち始めた人 ☆☆
For バリバリ時間管理人        ☆☆☆
For 成功したい!という人       ☆☆☆

ここをクリックするとamazonのレビューが読めます。
↑ 現在レビュー1件のみ。しかも中途半端な評価ですね・・・。
  でも私はこの本好きです。
  
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Posted by 水口和彦 at 23:01Comments(0)TrackBack(0)
2005年08月24日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

深い!・・・「時間術」



時間術


J=L・セルヴァン=シュレベール (著), 榊原 晃三(翻訳)


時間管理関係の本では珍しく、フランス人著者の本です。

この本は、細かなテクニックについては書かれていませんが、
著者の時間についての考え方が、とても深く述べられています。

私は最近見つけて読んだのですが、時間管理関係でこれまでに
読んだ百数十冊の中で、ベスト5に入る本です。


テクニック主体の本で満足できない方は一度じっくり読んでみては
いかがでしょうか。

いろいろ考えるところがあると思います。



本の評価
For フレッシュマン         ☆
For バリバリビジネスマン     ☆☆☆


・・・実は、この本は1985年に発売されたもので、現在は絶版です。
(ユーズドでしか入手できません。)
↓ ここをクリックすると、在庫状況が分かります。
時間術
  
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Posted by 水口和彦 at 21:02Comments(0)TrackBack(0)

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