「仕事の種類」 と時間管理術
こんにちは。水口です。
今日は昨日の話に関連した話です。
■ 「仕事の種類」 と時間管理術
昨日の話の中で、こんなことを書きました。
「人の振り見て我が振り直す」
= 人のやり方を参考にして、自分のやり方に反映させる
ときは、単に表面上のノウハウを真似するだけではなく、
「なぜこの人はこういうやり方をしているんだろう?」
ということを考えてみることが大事です。
仕事上のノウハウは、それぞれの人のバックグラウンド(仕事の種類)や
性格、過去の失敗例などによって形成されてくるものです。
それも見極めた上で参考にしてみるのがおすすめです。
とは言っても、これはなかなか難しいことですから、まずは
「自分の仕事と似ている人」の意見を参考にしてみるという
やり方を考えてみてください。
この話に関連した記事が以前ありました。
ちょっと復習してみましょう。
仕事の種類によって、時間管理や仕事に対する考え方は、
違っていて当たり前という話です。
仕事の種類で時間管理も違う・・・と言っても、あまりピンとこない方も
おられるかもしれませんので、少し説明しますと・・・。
例えば、
・自分で計画して顧客への訪問や開拓をする営業職
=「取りにいく仕事」 : 「攻めの仕事」が多い
・上司や顧客から要求された仕事に対応する内勤
=「降ってくる仕事」 : 「守りの仕事」が多い
という2つの職種は、仕事のタイプがまったく違います。
「取りにいく仕事」は、計画的に進めていくことが重要ですし、
「降ってくる仕事」は、臨機応変な対応が必要です。
これがまったく正反対の人のやり方は、自分に合わないことが
あるので、注意した方がいいと思います。
※ ただし、営業という仕事はひとくくりにできない部分があります。
「営業」と名の付く部署でも、「降ってくる仕事」もありますし、
その仕事がとても多い場合もあります。
■ 「取りにいく仕事」 と 「降ってくる仕事」 の見分け方
さて、この2つの仕事がどう時間管理と関係あるかと言うと・・・、
仕事を放っておいたときにどうなるかを考えると話は早いです。
「取りにいく仕事」 : 放っておくと、仕事が減っていく
「降ってくる仕事」 : 放っておくと、仕事がどんどんたまっていく
という違いがあります。
「仕事を放っておくとどうなるか ?」 と考えてみると、
自分の仕事がどちらのタイプに近いのか分かります。
「そんなの考えるまでもなく、降ってくる仕事!」 という方も
多いのではないかと思いますが・・・。
さて、この2つの仕事は時間管理的には決定的に違います。
「取りにいく仕事」は、「いつ」「どこへ」アプローチするか、
自分でコントロールすることができます。
自分の裁量で判断できる部分が多い分、だれてしまうと
まずいですから、計画的に動かなくてはいけません。
一方、「降ってくる仕事」の場合は、仕事に対して
「自分が選ぶ」余地は少なくなります。
「約束した以上はやらなければいけない」ことが多いですから、
「やれるかどうか」の見極めを早めにつけていかないと、
後で時間が足りなくて冷汗をかくことになってしまいます。
ここで問題なのが・・・、こういうことです。
・ビジネスパーソン全体を集計したとしたら、
「降ってくる」系の人が多数を占める。
・しかし、本や雑誌で紹介されるのは
「取りにいく」系の人が多い
※ 「取りにいく」系の人が多い理由は、記事にしやすいことと、
ライター系の著者に「取りにいく」系の人が多いから、だと感じます。
ここを見極めて頂ければ、と思います。
■ 「3つの仕事」 のザックリとしたまとめ
「降ってくる」 「取りにいく」 以外には、「作る」仕事というのもあります。
新しいビジネスを起こす、新製品を開発する、イベント等を企画、等々。
本を書くこともそうです。
この仕事の場合、
・長めの期間で仕事を考える必要がある
・「降ってくる」仕事ほどは仕事に振り回されないが、
計画的に進める必要がある
・「選択と集中」の効果が特に高い
等の特徴があります。
以前に作った、ザックリとしたまとめはこうです。
| 仕事の種類 | 内容 | 何が必要か? |
| ・作る仕事 | 企画すること 仕事のネタを探すこと 創作すること・本を書く 新製品開発・新分野進出 | 思考時間の確保 期間は長い |
| ・取りにいく仕事 | 営業すること 顧客とのコミュニケーション 情報収集すること | 計画的に数をこなす 期間は短め |
| ・降ってくる仕事 | 対応、処置すること ○○対策という仕事 クレーム対応 (組織内での仕事の多く) | 臨機応変な対応 期間は短め |
人の時間管理術や仕事術を参考にするときには、
こういう仕事の種類の違いを意識してみるといいと思います。
参考にしてみてください。
ちなみに私の場合、
・設計開発部門では → 降ってくる + 作る
・品質保証部門では → 降ってくるが非常に多い
・現在は → 取りにいく + 作る + 降ってくる
という感じです。今はフルコースですね(独立するとはそういうものです・・・)。
それぞれ、仕事でのプレッシャーやストレスを
どんなときに感じるかは、・・・確かに違いますね。実感します。
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では、また明日!
人のやり方を参考にすればよい、とは限らない?
こんばんは。水口です。
昨日の記事で「取りにいく」仕事と「降ってくる」仕事では
必要な時間管理に違いがあるのではないか?という話をしました。
これを、もう少し突っ込んで考えてみました。
仕事の質の違いを考えるときには、
もう一つ分類があった方がいいと思います。
それは、「作る仕事」です。これを追加すると、
「作る仕事」「取りにいく仕事」「降ってくる仕事」の
3つに分類できるわけです。
これをまとめると、大体こんな感じです。
| 仕事の種類 | 内容 | 何が必要か? |
| ・作る仕事 | 企画すること 仕事のネタを探すこと 創作すること・本を書く 新製品開発・新分野進出 | 思考時間の確保 期間は長い |
| ・取りにいく仕事 | 営業すること 顧客とのコミュニケーション 情報収集すること | 計画的に数をこなす 期間は短め |
| ・降ってくる仕事 | 対応、処置すること ○○対策という仕事 クレーム対応 (組織内での仕事の多く) | 臨機応変な対応 期間は短め |
もちろん、どんな仕事もこれらの要素を合わせ持っているのですが、
職種によって、どれが主体になるかは違うのです。
そして、必要な時間管理もそれぞれ微妙に違うということです。
時間管理の達人達が、どんなふうに時間管理をしているか?
それをこの分類別に比較してみたら、面白そうですね。
機会があればやってみたいです。
では、あなたはどのタイプの仕事が多いでしょうか?
例えば、私の以前の職場で考えると・・・、
開発をしていたときは、「作る」と「降ってくる」が多く、
品質保証をしていたときは、「降ってくる」が多かったですね。
確かに、この2つの計画の立て方は、ちょっと違うような気がします。
なかなか、奥が深そうです。
とりあえず、人の手帳の使い方などを参考にするときは、
この分類を意識してみてください。
そうすると、自分に合わない時間管理を無理してやるはめに
ならなくて済むと思いますよ。
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