2007年02月19日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

人はみな「ダンドラー(段取りする人)」 です (その4)


こんにちは。水口です。 
今日は、金曜日につづいて「段取り」 の話です。


■ 人はみな「ダンドラー」。 でも・・・

この一連の記事で、書いてきたことをちょっと復習すると・・・


木曜の話

・人は誰でも、仕事や生活の中での段取りを組む能力を持っている。
 手帳やパソコンを使わず、頭の中だけで段取りできてしまう人もいる。
 (人はみな 「ダンドラー」 )

・しかし人間は、複数の段取りを同時に管理したり、
 一度立てた段取りを記憶しておくことは苦手。

金曜の話

・「段取り」を頭の中だけでやろうとするよりも、書いてやる方がずっと楽だし、
 混乱もない。また、見たらすぐに思い出せる。

・段取りを頭の中でやろうとするのは、筆算でやれば簡単な計算を
 わざわざ暗算でやろうとするもの。労力もかかるし、間違いも多い。
 

ということでした。


■ では、段取りはどうやって立てる?

さて、ここで述べている「段取り」という言葉は、

  「仕事の手順やタイミングを決めていくこと」 

という意味で使っています。これは、仕事を組み立てていくことです。


実はこの話、メルマガの方で、先に公開してしまいました・・・。


メルマガから抜粋しますと・・・

  仕事をうまく組み立てるためには、何が必要なのでしょうか?

  一言でいうと「事前にちゃんと計画を立てておくこと」 です。

  例えば、プロジェクトをもれなく確実に進めるために計画、管理する方法に、
  「プロジェクトマネジメント」と呼ばれる手法があります。

  計画を立て、それを実行するプロセスを管理するための仕組みです。

  ただ、自分の仕事を管理する目的には、プロジェクトマネジメントは
  複雑ですし、手間がかかり過ぎます。
  一度立てた計画の変更が面倒というデメリットもあります。


  実際、そんなに細かい計画を立てなくても、「仕事の組み立て」が
  上手な人はいます。


  仕事の組み立てが上手な人は、もっとシンプルに

  ・物事を逆算で考える

  ・何が必要なのか明確にする

  と考えているように思えます。
  仕事を「出口から考えている」 のです。

以上が抜粋(一部改訂)でした。


さて、仕事を出口から考える・逆算するとはどういうことか、
考えてみます。

  ・その仕事の完成した姿(成果物) を明確にする

  ・その成果物を作るために必要な「物」や「行動」を明確にする

  ・さらに、その「必要な物」を得るために必要な「物」「行動」を明確に

       ・
       ・
       ・
と、くり返していくわけです。

これを書きながら行うこと、そして、それを実際の日付に当てはめて
考えることが、ひとつの「段取り」 なのです。

慣れている仕事であれば、ここまでしなくても、
「○日あたりにこれが出来るから、△△は□日にやるとして・・・」

という感じで、頭の中で段取りを思い描くこともできると思いますし、
そういうやり方で構わないと思います。
(それがその仕事が「できる」ことの証でもあります。)


問題は、それを書いておくかどうか、後でくり返し見るかどうか、なのです。

ここが単純だけど、極めて重要なポイントです。


これを日常的にやっているかどうかで、仕事能力はかなり変わると
いうのが、私の実感です。


では、どうやって書いたらいいのか・・・ 




・・・は秘密です。  (ウソです)

秘密ではないのですが、詳しく言うと長くなってしまうので、
次回、簡単に説明させていただきます。



というわけで、またまた続きます。


このブログがまたランキング1位になるために・・・という出口から
逆算すると・・・、こちらの1クリックが必要ということですね   (笑)
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今日の記事作成時間は28分でした。

では、また明日!

  

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Posted by 水口和彦 at 12:41Comments(0)TrackBack(0)
2007年02月16日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

人はみな「ダンドラー(段取りする人)」 です (その3)


こんにちは。水口です。 
今日は、またまた「段取り」 の話です。


■ 人間の「段取り力」 の特徴 


昨日、こんなことを書きました。

・人はみんな、段取りを組む能力を持っている。
 手帳やパソコンを使わず、頭の中だけでも段取りは結構できる
 (人はみな 「ダンドラー」 )

・しかし、人間には決定的に欠けている能力がある。
 それは、複数の段取りを同時に管理する能力であり、
 一度立てた段取りを記憶しておく能力である。


つまり・・・
――――――――――――――――――――――――

人は、誰でも日常的に「段取り」 しているものです。
もちろん、仕事の中でもそうです。
しかし、実際は「段取り」 に失敗してしまう例も多い。

その理由は、「段取り」 が下手というよりも、
複数の段取りを管理しなければいけなくなることや、
頭の中で立てた段取りを忘れてしまうことにある。

――――――――――――――――――――――――
というのが、私の考えです。


■ 人の「段取り力」 を考える実例

なぜ、こう考えるかというと・・・、

私が今まで一緒に仕事をした人を見てきた中で、頭の中だけで
段取りできる人は多いことを確信しています。
(結構ややこしい段取りも、頭の中だけでやっちゃう人です。)

しかし、そういう人にも弱点があります。複数の仕事がかぶることです。
だから、時間的に余裕があっても、複数プロジェクトの同時進行は
嫌がる人が多いのです。


しかし、意地をはらずに段取りを書き出してみると・・・

段取りを「書いて」「見る」場合と、しない場合では、「段取り」を管理する
能力に大きな差が出ることが分かります。

  ※ 最初に書いただけで後で見ないのや、段取りを別々の紙に
     書くだけで照らし合わせて見ないのはNGです。


「書く」、そして「見る」 だけで、「段取り力」は、大きく変わるのです。


■ 段取り力の違いは、暗算と筆算の違い

「書く」、そして「見る」 だけで、「段取り力」は大きく変わる。

それは分ったのですが、私は、「なんで、こんなに変わるんだろう ?」 
ということが疑問でした。そして、それと体感的によく似た例を見つけました。


「段取り」 を書くか書かないかの違いは、計算と似ています。

例えば、こんな計算があったとします。

  6483176 + 5958389 = 

あなたは、これを暗算でできますか ?


私は見ただけで、ギブアップという感じなのですが、
試しにやってみまたら・・・間違えました。

  下の桁から計算していくと、上の桁を計算する頃には、
  一や十の位の結果を忘れてしまうんですよね。
  (答えを一桁ずつ書いていっていいのならできますが・・・)


しかし、筆算でやれば、多少時間はかかるかもしれませんが、
簡単にできますね。

   6483176
 +5958389
――――――― 
  12441565

( ↑お使いのブラウザで文字位置がずれていたらごめんなさい)


段取りは、これと同じ感覚なのです。

頭の中でもある程度できるのですが、書いた方がずっと楽ですし、
見ればすぐに思い出せます。

また、頭の中でやる場合は、毎回再計算するのがしんどいです。


特に、複数の段取りが重なると、頭の中の段取りは混乱しがちなのですが、
これは、「2つの式を同時進行で暗算するようなもの」 と思えば納得いきます。

そう思うと、書かずに考えることがバカらしくなってきますね・・・。




というわけで、この話は続きます。

さっきの計算を暗算でできなかった方は、
同類ということで、1クリックお願いします・・・ (笑)
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今日の記事作成時間は45分でした。

では、また明日!

  
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Posted by 水口和彦 at 12:45Comments(0)TrackBack(0)
2007年02月15日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

人はみな「ダンドラー(段取りする人)」 です (その2)


こんにちは。水口です。 
今日は一昨日昨日につづいて、「段取り」 の話です。


■ なぜ「段取り」 に失敗してしまうのか ?

昨日は、「私たちはみんな、普段から段取りをしている」 という話でした。
しかし、その一方で「段取り」 に失敗してしまうこともあります。

今日は、その「段取り」 の失敗例として、まずは
単純な段取りの場合を考えてみます。


昨日の話でも出てきた、「DVDレンタル」 を例にしてみましょう。
こんな感じです・・・

・今週末の日曜日は予定が無いので、前から見たかった映画を、
 DVDでレンタルして、家で見よう。
 時間があるので、2〜3本まとめて借りようか。

と「やること」 を決めたとします。


この「やること」 は、次のように分解できます。

土曜日
・DVDを借りに行く (映画A,B,Cを借りるとします)

日曜日
・映画Aを見る
・映画Bを見る
・映画Cを見る

月曜日
・DVDを返却する

 ※日曜日に返却してしまってもいいのですが、
  レンタル料金は1泊でも2泊でも同じだったので、
  2泊3日レンタルにしたとします。


■ 段取りの失敗例

この段取りが失敗するとしたら、「3本全部を見られない」 
ということになります。

これには、次のような例が考えられます。

A : 実は日曜日に出かける予定があったのを忘れて、
   DVDを借りてしてしまった。
   (先行段取りの忘却)

B : DVDを借りた後に、日曜日に買い物に行きたく
   なってしまった。
   (後発段取りの追加)

このAとBの場合、どちらを優先するか迷ったり、
両方やろうとしてバタバタしたりすることになります。


C : 友人から「相談したいことがある」と、もちかけられた。
   深刻そうなので、ほっておけず、日曜日に会うことにした。
   (突発段取りの追加)

D : 日曜日についテレビを長時間見てしまって、
   DVDを見る時間が足りなくなった。
   (非優先タスクによる侵食)

E : 借りた3本は、いずれも3時間以上の大作だったので、
   結局、見る時間が足りなくなった。
   (所要時間の読み違い)

DVDの場合、このEのような例はあまりありませんが、所要時間が
読みにくいタスクの場合だと、起こることがあります。


他に、日曜に寝坊してしまい時間が足りなくなる、という例も
考えられますが、これは「起きられなかった」 という突発事態が
起こったと考えれば、Cと同じになります(Dとも似ていますが)。


これらの原因の中で、

A: 先行段取りの忘却
B: 後発段取りの追加
D: 非優先タスクによる侵食

には共通する要因があります。
それは、「自分の段取りを忘れてしまうこと」 です。


私は、人はみんな「ダンドラー」 であり、段取りを組む能力を
持っていると思っています。

手帳やパソコンを使わなくても、頭の中だけでも段取りが
結構できてしまうものです。


しかし・・・、人間には決定的に欠けている能力があります。
それが、複数の段取りを同時に管理する能力であり、
一度立てた段取りを記憶しておく能力です。

では次回は、これについて考えてみます。





これをクリックする「段取り」は、
忘れないでいただけるとうれしいですが ・・・ (笑)
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今日の記事作成時間は53分でした。

では、また明日!

  
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Posted by 水口和彦 at 07:05Comments(0)TrackBack(0)
2007年02月14日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

人はみな「ダンドラー(段取りする人)」 です


こんにちは。水口です。 
今日は昨日につづいて、「段取り」 の話です。


■ 「段取り」・・・ 得意ですか? 苦手ですか?

   【まず、「段取り」の定義をしておきます】
   昨日書いたように、「段取り」 という言葉は、いろいろな使われ方をしますが、
   ここでは、「仕事の手順やタイミングを決めていくこと」 という意味で考えます。


「段取り」 と聞くと・・・、

「うーん、段取りって苦手なんだよね」 と思う方もいると思います。

仕事に取りかかり、大詰めになってきたところで足りないものに気づいたり、
先にやっておけばよかったことがあったのに後から気づいたり・・・

特に、複数の仕事が重なった場合には、段取りがぐちゃぐちゃになってしまって、
バタバタになることが起こりやすくなります。

そんな経験から、「自分は段取り苦手」 と思っている方もいるのでは
ないでしょうか。



■ 人はみな「ダンドラー」 です。

しかし、人はみな、無意識のうちに段取りをしています。

人はみな、「ダンドラー」 なんです。
( 「ダンドラー」 = 「段取りする人」 のことです。)



例えば、スーパーで食品を買い物するときのことを考えてみてください。


  10個入りの卵のパックを買おうと思ったとき、
  賞味期限を確認しますよね。

  仮に賞味期限が10日後だったとします。
  賞味期限までに、ちゃんと食べ切れるかどうか、考えますよね。

  そのときに、「1日2個ペースなら5日で終わる・・・余裕だ」
  という方はそれを買うでしょうし、

  「だいたい1日1個ペースだから、ギリギリだなあ」 という方は、
  10個入りではなく、6個入りを買うかもしれませんよね。


こんなふうに、計算をしているのも、一種の段取りです。

  「いつまでに」 「卵を何個」 「食べ終える」

という段取りを組んでいるのです。



もちろん、卵だけではなく、日常生活の中に段取りはあふれています。

例えば、DVDをレンタルしようとしているときに、
「もう1本、この映画も見たいけど・・・返却期限までに見られるかな?」 
と考えたりしませんか。これも段取りですね。


ですから、私たちはみんな「ダンドラー」 だということになります。


■ なぜ段取りに失敗するのか・・・?

さて、この「卵の段取り」 や、「DVDレンタルの段取り」 は、結構簡単です。

しかし・・・、賞味期限を越えたり、見終わらないうちに返却期限がきたりする失敗を
したことがある方もいるのではないでしょうか。



私たちは、こういった簡単なはずの段取りにも、時々失敗することがあります。
こういった、失敗を考察してみれば・・・仕事にも活かせるかもしれませんね。


明日は、これについて考えてみたいと思います。

・私たちはみな、段取りする人 「ダンドラー」 である。
・しかし、当初の思惑から外れて、失敗してしまうこともある。

その失敗の原因について考えてみたいと思います。




というわけで、次回に続きます。


これを、1人1日1回、クリックする「段取り」をしておいて
いただけるとうれしいですが ・・・ (笑)
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今日の記事作成時間は30分でした。

では、また明日!

  
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Posted by 水口和彦 at 12:54Comments(0)TrackBack(0)
2007年02月13日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「段取り」 していない人は・・・いない?


こんにちは。水口です。 

今日から何回かにかけて、「段取り」 について考えてみようと
思っています。


■ 「段取り」って、結局・・・ 何 ?

「段取り」 という言葉を聞くと、どういう意味だと思いますか?

この言葉、いろいろな意味に使われている(使われすぎ?)ような
気がするのですが・・・。


大辞林 第二版 (三省堂) によれば・・・、 (『』内は引用です)
 
『  だんどり 【段取り】

  (1) 〔(2)の意から〕事を運ぶための順序。事がうまく運ぶように、
     前もって手順をととのえること。手はず。
     「―をつける」「うまく―する」

  (2)  芝居・小説などで、筋の運び。          』



とあります。これは分かるのですが、



例えば、この本・・・
段取り力―「うまくいく人」はここがちがう

この本では、色々な事例が取り上げられていて、それぞれの事例に学ぶべき点は
あるのですが・・・、「段取り」 という言葉をかなり広義に解釈している感じです。

仕事がうまくいった例を、やや強引に「段取り」に結び付けている感も・・・
あるような気がします。


■ 「段取り」 の2つの意味

仕事や日常生活の中で、「段取り」という言葉を使うときには、
大きく2つの意味があると、私は思います。


 ・事前の準備 : 物の準備や、人への根回し

 ・仕事の流れ : やる順番を決めておくこと


この前者も、もちろん大事なのですが、これを言い出すと、
「考えて仕事をする人」 は、みんな 「段取り上手」 になってしまいます。

  それはそれで間違いではないのですが、「段取り」 という言葉が
  ぼやけてしまうので・・・私は別の言い方をする方が好きですね。



というわけで、今回はこの後者、「仕事の流れ」について、
考えてみたいのです。


というのは、私たちはみんな(無意識にでも)
「段取り」しながら生きているんです・・・。

私たちはみんな 「ダンドラー」 なのです。

( 「ダンドラー」 はもちろん・・・造語です (笑) )




というわけで、今日はちょっと短いですが、
次回に続きます。


これも「段取り」・・・ ? いや、違うか(笑
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今日の記事作成時間は23分でした。

では、また明日!

  
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Posted by 水口和彦 at 07:54Comments(2)TrackBack(1)

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