2010年02月24日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

学生から社会人になるときの「時間意識」の切り替え


こんにちは。水口です。

asahi.com(朝日新聞社のサイト)に、私のインタビュー記事が掲載されました。

「新生活お役立ち情報」というコーナーのひとつで、新社会人に対して、時間
管理に関する話をしています。

asahi.com(朝日新聞):新生活お役立ち情報 - 新生活応援企画 -

内容は、

□ “学生時間”から“社会人時間”へ切り替えよう!
  (社会人は学生よりも、時間に対してシビアでなければいけない)

□ 時間管理術(タイムマネジメント)のイメージを変えよう!
  (学校の「時間割」とも違うし、いわゆる「スケジュール管理」とも違う)

□ ポイントは完璧を目指そうとしないこと
  (社会人には突発の仕事もつきもの。柔軟な対処も必要)

□ メールとは程よい距離感を持とう!
  (メールに振り回されすぎると、仕事に支障がでることも)

という感じです。これは、私が新入社員研修で話をする場合に実際に話して
いる内容も含まれています。

これから新社会人になる方、あるいは新社会人を受け入れる側の方は、参考
になるかもしれません。



こういう話をしていて思うのは・・・昔と今とでは、(社会人になる前の)学生の
時間意識が随分変わっているよな・・・というところです。

これは、主に携帯電話の普及が影響していると感じます。

あまり良くない面としては、

・ 携帯があるので、待ち合わせに遅れても大丈夫 → 時間にルーズになる
・ 常にメールが気にかかる → メール以外の課題に集中しにくい

といった部分。

逆に良い部分もあって・・・

・ うまく時間を使って、コミュニケーションを取ったり、(遊びも含めて)臨機
  応変に段取りする能力

これは、昔の学生よりも高いのではないでしょうか。


昔と今、どっちがいい・悪いという話ではないのですが・・・、

社会人としての「時間のマナー」は、今も昔もあまり変わりませんから、そこは
押えておく必要あるわけです。また、メールも要注意で、こと「仕事の場」に
おいては、メールに振り回されていてはいけません。

このあたりが、(昔学生だった)上司が、今の学生さんを受け入れる場合の
ポイントになってくるように思います。



今日の記事作成時間は18分でした。
では、また明日!
  

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2009年07月15日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

新入社員や学生さんにタイムマネジメントを教える場合の工夫と注意点


こんにちは。水口です。

今日は、どちらかというと人事ご担当の方、特に研修関係の方向けの話、
また、学校関係者の方にも聞いておいてほしい話です。


■ 新入社員向け「タイムマネジメント研修」は効果的か?

今日は私の故郷でもある、金沢市で講演をしてきました。
(ご参加頂いた方、ありがとうございました!)

講演の内容は、例によって例のごとく?時間管理についての話です。その講演
の後に頂いたご質問がありました。


  新入社員向け研修にタイムマネジメントを取り入れてみたが、
  受講者からのアンケートを見ると、他のテーマと比べて、タイム
  マネジメント研修に対する評価が低い・・・。

  そもそも、新入社員は(まだ「自分の判断で仕事を進める」経験が
  少ないので、)タイムマネジメントの必要性を実感していないのでは?

  だから、タイムマネジメントは新入社員研修で行うよりも、その後の
  研修に取り入れる方がいいのでは?


というご質問でした。確かにそういう側面はあると思います。


私も新入社員研修の中の一コマとして、タイムマネジメント研修を担当する
ことがありますが、確かに新入社員の場合には独特の難しさはあります。

というのは・・・、

たとえば中堅社員の場合、「仕事の進め方を自分で考えなければいけない」
という状況がイメージしやすいのに対して、新入社員はそういう感覚をまだ
もっていないことがほとんどです。

また、中堅社員なら、「期限まぎわにバタバタしないで済むためには、タイム
マネジメントが必要だ」ということがすんなり理解できます。誰でも多かれ少
なかれ「期限まぎわのバタバタ」という経験をしているからです。しかし、新入
社員はまだそういう経験が無かったりします。

そんなわけで、タイムマネジメントに関しては、「打てば響く」中堅社員に対し、
「なかなか響かない」新入社員・・・という感じになりがちです。


しかし、タイムマネジメントは早めに身につけた方がいいという事情もあります。
私自身「なんでもっと早く、これを身につけられなかったんだろう・・・」と後悔
した経験がありますので、できれば新入社員のうちに知っておいてほしいと思っ
ています。

ですから、新入社員研修でタイムマネジメントを取り入れることについては、
基本的に賛成です。ただし、普通にやってもなかなか「響かない」ので、工夫は
必要だと感じています。

※ その甲斐あってか、私が某企業で実施した新入社員研修では(アンケート
   の結果を見ると)、タイムマネジメントだけが評価が低いということはあり
   ませんでした。 (↑自画自賛ですかね・・・(笑)。でも本当の話です)


■ 新入社員向けタイムマネジメント研修のための工夫

新入社員向け研修に関して、少し手の内を明かしてしまうと・・・

  まず、前提としなければいけないことは、新入社員は「今」はタイム
  マネジメントを必要としていないという事実です。。
  (研修期間中は、与えられた課題をこなすことがメインですから)

  そういう状況で、「タイムマネジメントは必要だ」と思ってもらうためには、
  「将来必ず必要になる」ということを納得してもらわないといけません。
  そのため、講師の経験談なども盛り込んでいくことが必要です。
  (中堅社員向けの場合以上に)


  また、「期限まぎわにバタバタ」という状況を想像してもらうためにも工夫
  が必要です。たとえば、同じ「バタバタ」でも、学生時代に経験している
  「レポート」を例に説明すると、新入社員にも理解しやすくなってきます。


  さらに、新入社員は、(研修の中の)グループワークなどで、時間配分が
  あまり上手ではない傾向があります。それだけ「時間にシビアな状況」の
  経験が薄いということです。たとえば「15分でグループの意見をまとめて」
  と指示しても、普通にやるとたいてい時間内に収まりません。

  これを解決するには、パソコン(プロジェクタ)の画面上で時間をカウント
  ダウンさせながらワークを行うのが効果的です。ちょっとゲーム感覚的に、
  大きな表示で時間をカウントダウンすると、それを見て時間配分を考えて
  くれるようになります。(← 実はやればできるんです。私も驚きました)


こんなふうにいろいろ工夫をしていけば、新入社員向け研修もうまくいく
ようになってくると実感しています。

タイムマネジメントは「社員研修」としては、まだまだ未確立の分野ですから、
こういった工夫をしていくことが重要ですね。

※ タイムマネジメント研修は、他の研修と比べてそれほど受注が多いわけ
   ではありません(現状では)。そのため、一般的な研修会社でこんなふう
   に考えているところは、まだほとんど無いと思います(残念ですが)。


■ 社会人と学生のギャップ

と自画自賛しつつ、ネタばらしをしてしまいましたが・・・、

それだけ、社会人と学生の間には、タイムマネジメントに関してはギャップが
あるということでもあります。このギャップは本当に大きいです。


ですから、そのギャップを埋めるべく、学生のうちにタイムマネジメントの概念
と、「続けられる」タイムマネジメントの手法を知っておいた方がいいと思って
います。 (上述のように工夫は必要です)

※ 「計画的に仕事を進めなさい」とか、「仕事の優先順位を考える」などの、
   「理屈としては正しいけど、あまり実用的でないタイムマネジメント」では、
   あまり意味がありません。結局続けられないので。(←経験談)


そんなわけで・・・

今のところ、特別に学生さん向けの研修を行う機会はありませんが(セミナーに
学生さんが個人参加してくれることはあります)、もし、そういうお話があれば、
積極的に協力させて頂きたいと思っております。

勇気ある?学校関係者の方は、ぜひご一報をお願いします。




今日の記事作成時間は65分でした。
では、また明日!
  
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Posted by 水口和彦 at 23:40Comments(0)TrackBack(0)
2009年03月31日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

新入社員のために: 学生の「時間」と社会人の「時間」の違い


こんにちは。水口です。
今日は「新入社員」に関連した話です。


■ 新人時代の「失敗」と「成長した点」

こんなアンケートがありました。

「フォークリフトでシャッター串刺し」「社長に“どちら様ですか?”」
新人時代の失敗あれこれ - ITmedia Biz.ID


現在30代の方に、「新人時代の失敗」を聞いたアンケートです。

 (『』内は引用です)
 
『多かった回答は、男性だとお酒にまつわる失敗や、業務中の事故・破壊など。
中には「飲み過ぎて人事部長の部屋で酔っ払ったまま寝てしまった」「会社の
フォークリフトでシャッターを串刺しにしてしまった」という経験のある人もいる
ようだ。一方、女性では上司・先輩に関わる失敗、業務上のミスなどが目立つ
結果となった。』


とあります。

「お酒にまつわる失敗」というのは、年々減っているのではないかと思います。
(会社の「飲み会」が減ったり、若手ほど行きたがらないという話はよく聞きます)

現在30代の方でこのくらい(男性13%・女性5%)なら、現在の新入社員は
この半分以下くらいになってそうな気がしますが、どうでしょうね。


■ 学生の「時間」と社会人の「時間」の違い

さて、「失敗」の話とは別に、同アンケートには『入社後の1年で特に成長した点』
という質問もありました。

回答は
 
『 社会人としての言葉遣い: 61.6%
 忍耐力           : 43.2%
 社交性           : 34.6%
 専門的な技術力     : 31.8%
 時間の使い方       : 31.8%』

  (以下略:上記サイトより引用)

とあります。

「時間の使い方」が5番目に入っていますね。ちょっと意外かも?


現在、忙しい中で時間をうまく使っている方から見れば、

  「入社後1年の頃の時間の使い方なんて、
   全然大したことなんてないよ」

  「今と比べると全然楽だったよ」

と感じる方も多いと思います。

それはそれで事実だと思います。実際、30代以降にあらためて時間の使い方
を見直し、ブラッシュアップしている人は多いです。
(セミナーの受講者にも多いです)


ただ、それはそれとして、入社後の「新人」の時期は、時間の使い方に大きな
変化が訪れる時期でもあります。

というのは、


  学校での 「与えられる時間割にそって進める」やり方
              ↓
  職場での 「自分で仕事の進め方を考える」やり方


という変化があるからです。これは結構大きな変化です。

学生にも「自分で進め方を考える」時間はありますが、それはたいていの場合、
卒業前の1年程度に過ぎません(修士卒だと3年程度)。ですから、新入社員
の時点では、「自分で進め方を考える」という経験がまだ不足していて普通
なんです。

私は新人の時代にはお気楽に、「会社って時間割が無くていいなあ」なんて
思っていたのですが・・・(笑) それも仕事上の裁量や責任、そして忙しさが
そこそこのうちの話です。

のしかかるものが多くなればなるほど、「自分で進め方を考える」ことの責任や
プレッシャーを感じることも増えてきます。


入社1年目はそういう変化の始まりの年ですから、「今までとは時間の使い方
を変えなくては」と感じることも多いし、実際成長も大きいと思います。

逆に言えば、この時期の環境は大事と言えます。ダラダラした職場にいきなり
配属されたりするのは気の毒ですね・・・。

もちろん、先輩諸氏も「良い見本」にならないといけないわけです。
(ダラダラした会議なんかは、新人から見ると変に見えるもの。要注意です)


■ 社会人は「授業」よりも「レポート」が多い

私は新入社員向けの研修などで、次のように説明することがあります。

※ まだ業務経験の無い新入社員に「自分で進め方を考える」ということを
   伝えるのは案外難しいものです。抽象的な話、実感の無い話になりがち
   ですし。そこをなんとか伝えるための例え話として考えたものです。


・ 学生の頃、勉強の時間の多くは「授業」です

  「時間割」として、あらかじめ決められたものが与えられます

  宿題やレポートなどのように、自分で進め方を考えられるものも
  ありますが、あまり多くありません。


・ 社会人の仕事は、「授業」よりも「レポート」がずっと多いです

  「時間割」はありません (会議などを別にすれば)

  また、「授業」のように「決まった時間に決まったことをすればいい」と
  いう仕事は少なく、「レポート」のように期限だけが提示される仕事、
  自分で進め方を考えなければいけない仕事が多くなります


ということは・・・、

学生の頃は時々ある「レポート」ですら、なかなかできなかったりするのに、
会社では、毎日が「レポート」的な仕事。しかもそれを複数、同時並行で
進めていかなければいけません。

当然、失敗することや混乱すること、期限ギリギリにバタバタすることも
出てきます。それをうまく乗り切れるようになってこそ、社会人として通用
するというわけです。



また、これをお読みの社会人の方々は、そういう変化を乗り切ってきて
いるということです。

それを「より上手く」やるためには「時間管理」がおすすめですが、それは
置いておいて・・・。社会人として立派にやっていけているということは、
それだけでも、学生の頃と比べると大きく違っているということです。


というわけで、新入社員を指導する立場にある方は、がんばってください。

「学生の頃とは違う」ということを意識してもらうためには、上記の例え話
を使ってみるのもいいかもしれません。

学生の方は、頭を切り換えて、今までよりも主体的に行動するようにして
頂けると、より吸収力が上がり、成長も早いと思います。



今日の記事作成時間は42分でした。

では、また明日!
  
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Posted by 水口和彦 at 22:50Comments(0)TrackBack(1)
2009年03月28日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

時間管理を身につけるのは、早いに越したことはない


こんにちは。水口です。
今日は取材を受けた雑誌関係の話です。


■ 「mina」5月号に掲載されました

男性諸氏はご存じないかもしれませんが・・・(私も知りませんでした)、
「mina(ミーナ)」という女性誌があります。

今出ているのが、こちら↓の号です。
―――――――――――――――――――――――――――――――
mina (ミーナ) 2009年 05月号 [雑誌]mina (ミーナ) 2009年 05月号 [雑誌]
販売元:主婦の友社
発売日:2009-03-19
クチコミを見る


―――――――――――――――――――――――――――――――

学生さんから社会人数年目にかけての世代がターゲットの雑誌です。

私には縁が無さそう?ですが、この号に私がインタビューを受けた記事が
掲載されています。

『デキる女のコのスケジュール管理術』という記事(215〜219ページ)に
アドバイスをさせて頂いています。


■ 学生さんも忙しい時代

「時間管理」というスキル自体は以前からありますが、それがビジネスパーソン
に取って切実なものとなってきたのは、この10年ほどのことだと思います。
(そして、5〜6年前から「時間」の本が目立つようになってきました)

PCやメールが職場に入り込んできて、仕事のやり方が変わってきました。
昔よりも効率良く作業できることが多くなってきたにも関わらず、「仕事に
追われる感」はかえって高くなる・・・そんなふうに感じている人が増えている
ように感じます。(私はその変化の中に身を置いていたのでよく分かります)。

1つ1つの仕事は以前よりも短時間で終わるものの、今度はやるべき仕事の
数が多くなり、その交通整理をするのが大変になってきたわけです。

だから「仕事に追われる感」が強く、「時間が足りない」と感じる。そんな変化
が起こってきているわけです。


それと同じことは、学生さんの間でも起こっていると思います。

メールやパソコンなど、便利になったのはいいことだけれど・・・、いろいろ
やることが増えてくると、それに振り回されてしまいがち・・・。社会人ほどでは
ないかと思いますが、似た状況は学生にもあるはずです。

※ 私が学生の頃と比べると、「就職協定」が無くなった点も違います。
   これも学生の忙しさを高める要因になっていると思うのですが・・・。

   (就職協定があった頃は、就職活動は前年の8月からスタートと、
    決められていました。今はその1年近く前から就職活動がスタート
    していますから、大学生活の中で就活の占めるウエイトがかなり
    大きくなってしまっています。)


そんな感じで、学生さんの「忙しい感」は私の頃と比べるとかなり高まって
いるのではないかと思います。ですから、スケジュール管理の方法が気になる
という人が増えていても不思議ではありません。

もちろん、スケジュール管理、時間管理について、早い段階から身につける
工夫や努力をすることは有効ですから、ぜひ挑戦してみて頂きたいですね。


■ 時間管理を身につけるのは早いに越したことはない

私も、もっと早くから時間管理を身につけておけば良かった、と思うことも
あります。今使っている方法を、もっと早い段階で習得できていれば、仕事
をもっとストレス無く、より多くのアウトプットを出せたと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――
※ ただ、当時主流の時間管理の手法は、

   「1日の計画を立てるために、毎朝時間を取って・・・」

   「仕事をリストアップしてから、優先順位をつけて、
    さらにそれをスケジュールに組み込んで・・・」

   といった煩雑(はんざつ)で、無駄の多いやり方でしたので、
   身につかないのも無理も無かった・・・とも言えますが。
――――――――――――――――――――――――――――――


私の話はともかくとして、たとえば、社会人の先輩の方々は、新入社員の方に
時間管理(スケジュール管理・タスク管理)について教えてあげるというのも良い
かもしれません。

最近では、新入社員研修に時間管理(タイムマネジメント)を取り入れる企業
も増えてきましたから、職場によっては、「新人さんの方が時間管理が上手」と
いう状況もあるかもしれませんが・・・、全体から見ればまだ少数派です。

機会があれば、アドバイスしてみてあげてください。


その際には、

  「時間管理を覚えれば、効率が上がる」

ということよりも、むしろ、

  「仕事でバタバタしなくて済む、仕事に追われなくなる」

ということを強調した方が良いと思います。

「時間管理」=「一分一秒を惜しんで、忙しく働くこと」と、ちょっと嫌なイメージ
で誤解している方もいるので、逆に「効率」以外のメリットを言ってあげた方が、
受け入れやすくなることがあるからです。




今日の記事作成時間は40分でした。

では、また明日!
  
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2008年12月04日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

受験生の時間管理(学習計画)で大事なポイントの1つ


こんにちは。水口です。

今日はラジオ出演以外に、取材が1件ありました。
ちょっと珍しい媒体で、予備校が発行する機関誌(フリーペーパー)の取材です。

教育関係では、以前にベネッセさん(進研ゼミの会社です)の取材を受けたこと
があります。

(↓この記事でその話をしました)
「大人×仕事」の時間管理と「子供×勉強」の時間管理の違い

社会人とまったく同じというわけではありませんが、「学生さんの時間管理」と
いうのも、ニーズがあると感じますし、それにお応えできるところはしていきたいと
思う今日この頃です。


■ 学生の時間管理で1つポイントになること

私自身は、それほど計画的な受験勉強をしてきたわけではありませんので、
そういう意味では偉そうなことは言えないのですが・・・、社会人の時間管理を
受験生に応用する、という視点では、いろいろ気づくことはあります。


たとえば、一般的に「受験生の時間管理」的なこととして、

  長期的な計画を立てること

や、

  自宅学習のタイムスケジュールを組むこと

などが推奨されています。

これはこれでいいのですが、私はもう1つ必要な視点があると思います。
それは、社会人の時間管理と同じく、


  「これやろう」と思ったことは、
  すぐに計画に組み込んでしまうこと

です。

ついつい先延ばししたり、「いつかやるタスク」として、結局放置してしまったり
という状況は、誰にでもありがちなものです。時間管理はこれを改善するため
にも効果があります(時間管理の方法しだいのところもありますが)。

私は、受験生には、このポイントを強化してもらうと勉強も効果的になりますし、
社会人になっても役立つ習慣が身につきやすいのではないかと考えています。


■ 「これやろう」を計画に組み込む

学生さん、特に受験生にとって、

  「これやろう」と思ったことは、
  すぐに計画に組み込んでしまうこと

は、とても大事なことだと思います。そして、これはそれほど難しいことでは
ありません。

たとえば、自宅学習していて、

「ここがよく分からないから、○○先生に質問してみよう」
「この分野はよく間違うから、別の問題集で補強しよう」
「前回の○○試験で間違えたところをもう一度復習しておこう」

・・・等々の課題を感じることもあると思います。

それを、「いつかやろう」ではなく、「明日やる」「○日にやる」と決めて、
手帳のその日付に書いてしまうこと。

これをやるかやらないかで、「先延ばししやすい自分」を、「行動しやすい自分」に
変えていくことができます。

もちろん、書いたことが100パーセント実行できるとは限りませんが、完了した
ことと、していないことの区別を(書いて)しっかりつけておけば、終わっていない
ものは、またあらためてやることも考えられます。

これは、「長期的なスケジュールを守る」ことに比べると、より主体的な学習の
自己管理といえます。


特に受験は、「合否」という成果を問われる活動ですから、多くの仕事と同じく、
「タイムスケジュールを守ること」以上に、「成果を出すこと」が本来の目的です。
ですから、自分の足りないところを自覚したら、それを補強する計画を立てる
ことは、とても重要なことです。

しかし、これを自覚的にやっている学生さんは、少ないのではないでしょうか。
「時間割」的な勉強からは、かなり頭を切り換えないといけませんし。

また、頭では分かっていても、実行が伴っていない・・・という人も(社会人の
場合と同じく)、多いと思います。

ここが「差が付くポイント」の1つになるかもしれませんね。



「受験でそこまでやるのか?」といった議論もあるでしょうが、私は受験だけで
なく、「社会人になる準備」、あるいは、「自分で自分のスケジュールを考えられる
ようになる準備」として、やった方がいいと考えています。


学校のように、(学校が)タイムスケジュールを用意してくれている環境と、
実際に社会に出たときの環境は大きく違います。独立してやっていくなら、
なおさら違ってきます。

社会に出てから、経験を積みながら自分なりの対応をしていく、というのが、
私を含め、多くの人が取っている道筋ですが・・・、私自身は、そのために
ちょっと遠回りしてしまったと感じています。

「お仕着せの計画」ではなく、「自分の実態に即した計画」立てる習慣を始める
のは、学生の頃から始めても、決して早すぎることはないと思います。



今日の記事作成時間は35分でした。

では、また明日!
  
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Posted by 水口和彦 at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

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