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2014年10月20日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

日経ビジネスAssocie11月号 『最強の手帳術』


こんにちは。水口です。

先週発売になったのですが、伝え聞くところによると
とても好評だというのがこちらの雑誌↓です。

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2014年 11月号
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2014年 11月号




『日経ビジネスAssocie』の11月号です。
この雑誌、見かけたことのある方も多いと思います。

毎年この時期になると、手帳の特集企画がありますが、
その号は毎年売れ行きが大きく伸びると聞いています。
いわゆる「テッパン」の企画ということでしょうか。

でも、「テッパン」の企画だからといって、毎年同じ
ような内容では飽きられてしまうかもしれないわけで、
毎年いろいろ工夫されています。


それで今回は私もお手伝いさせて頂きました。
私がお手伝いしたのは、

――――――――――――――――――――――
『もしドラッカー&アドラーが手帳を使ったら』
――――――――――――――――――――――

という記事で、私が関わったのはドラッカーの部分
(28〜31ページ)です。


ドラッカーが著述している内容から推察して・・・、

 「ドラッカーなら手帳をこう使ったのではないか」
 (ドラッカーの考えに合うのはこういう使い方だ)

という手帳の使い方を紹介した記事です。


その記事のなかで私がコメントしているのですが、
今回は私のおすすめの使い方を推すのではなくて、
私は一歩引いた感じで、ドラッカーの考え方を踏ま
えての手帳の使い方を紹介しています。

 ※ ちなみに「私のおすすめの使い方」は以前に
   同誌に掲載されているので今回は出てません。


この取材の依頼を受けたときには、内容はあまり
固まってなくて、私と編集の方で相談しながら内容
を決めていきました(こういうやり方は新鮮でした)。

しかし、こんな取材依頼を受けて、もしドラッカーを
読んでなかったら・・・、どうなったことやら(汗)
「ドラッカー読んでて良かった」と思いました。

まあ、そういう意味だけでなく、ドラッカーの著作は
読む価値があると思います。ちなみに私のおすすめは
『経営者の条件』(こちら↓)です。

―――――――――――――――――――――――――――――――
ドラッカー名著集1 経営者の条件ドラッカー名著集1 経営者の条件
著者:P.F.ドラッカー
ダイヤモンド社(2006-11-10)
販売元:Amazon.co.jp


―――――――――――――――――――――――――――――――
「経営者」でない方にも役立つ本だと思います。




話は戻って・・・先ほど、

「今回は私のおすすめの使い方を推すのではなくて、
私は一歩引いた感じで、ドラッカーの考え方を踏まえ
ての手帳の使い方を紹介しています。」

と書きましたが、これは決してドラッカーの考え方が
私の考えと合わないというわけではありません。基本
的な考え方としてドラッカーに学ぶことは多いです。

ただ、細かいところで違いはあります。

ドラッカーは「細切れの時間では役に立たない。まと
まった時間を作らなくてはダメだ」という意味のこと
を言っています。これは基本的に正しいと思いますが、
私は逆に「細切れの時間も有効に使う」ことをよく
提案しています。

それには大きく2つ理由があって・・・、
――――――――――――――――――――――――
「まとまった時間」があるに越したことはないが、
やり方しだいで「細切れ時間」にもいろいろ考えたり
することはできる。
――――――――――――――――――――――――
「まとまった時間がないとダメ」という前提があると
「まとまった時間ができたらこれをやろう」と思って、
結局大事な仕事を先延ばしにしてしまう人が多い。
――――――――――――――――――――――――
という理由です。企業で管理職向けの研修をすると、
後者に当てはまるという人が本当に多いです。



 「まとまった時間」を作る努力も必要だけど、
  細切れ時間も上手に使う。

管理職に限らず、現在働いている人には、この両面が
必要だと思います。




今日の記事作成時間は37分でした。
では、また次回!
  
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Posted by 水口和彦   │Comments(4)時間管理術研究所について
2014年09月03日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

仕事力が3倍アップする時間活用法


こんにちは。水口です。
久しぶりの更新です。

思うところがあってブログは更新していなかったのですが、
再開することにしました。

※ ちなみにメールマガジンは毎週の配信を続けています。
  (これです→ http://archive.mag2.com/0000190033/index.html


再開していきなり宣伝っぽい話で恐縮ですが・・・(汗)
こちらの本↓が増刷になりました。

たったこれだけのことで!仕事力が3倍アップする時間活用法―やるべきタスクをらくらくこなすシンプルな原則
たったこれだけのことで!仕事力が3倍アップする時間活用法―やるべきタスクをらくらくこなすシンプルな原則


増刷といっても4刷なので、「ベストセラー」ってわけでは
ありませんが、ずいぶん前に出た本なのに、今も手に取って
くれる方がいるのはうれしいことですね。

・・・というわけで、近況報告的な宣伝でした(汗)

明日は大阪で1日研修をしてきます。
では、また次回!
  
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Posted by 水口和彦   │Comments(0)TrackBack(0)時間管理術研究所について
2013年08月05日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

8/6(火)深夜、J-WAVEに出演します。


こんにちは。水口です。
今日はちょっと告知です。

明日8/6(火)の深夜、J-WAVE(東京のFM局)の
「RADIPEDIA(ラジペディア)」という番組に出演します。
(家入レオさんがナビゲーターの日です)

(番組HPはこちら↓)
RADIPEDIA -ラジペディア- : J-WAVE 81.3 FM RADIO

番組は2時間ですが、私が出るのはそのなかの
電話インタビューで、5分くらい出演します。
(昨日の記事で少し触れたのもこの件です)


・・・といっても、実は収録は終わってますので、
明日、どんな感じで放送されるか聞いてみます。
Ustreamで公開収録されているのを知らなくて、
自分の出番以外のところはまだ聞いてません・・・(汗)

※ この番組はUstreamで公開収録→後日放送という流れで
   作られていて、Twitterや番組HPから投稿されたメッセージと
   連動するようになっています。

   で、 Twitterは今日見てみました。私が(時間管理の説明で)
   「何を」「いつ」やるか、を計画していくこと・・・という話をして
   いるところで、『今でしょ!』というツッコミが入ってました。
   これ、最近他でもよく言われます(笑)


今回の番組のテーマは『時間の大切さ、感じてますか?』です。
興味のある方は聞いてみてください。

RADIPEDIA -ラジペディア- : J-WAVE 81.3 FM RADIO



今日の記事作成時間は15分でした。
では、また次回!  
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Posted by 水口和彦   │Comments(1)TrackBack(0)時間管理術研究所について
2013年08月04日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「時間を有効に使うためには、何を心がけるべきか?」と聞かれたら・・・


こんにちは。水口です。

今日は 『時間を有効に使うには?』という問いについて、
あらためて考えてみます。

時間管理の研修講師をしたり、企業から相談を受けたり、という
仕事をしていると・・・、当たり前ですが、「時間の使い方」について
質問されることが多いです。

たとえば、「時間を有効に使うにはどうしたらいいか?」という質問も
よく受けますが、この質問は背景が分からないと答えにくいものです。
仕事の話なのか、プライベートでの話なのかで、答も違ってきますし、
相手の職種や立場でも違ってきます。


・・・なんてことを考えたのは、実は先日、あるラジオ番組から、電話で
のインタビューの依頼を受けたからなんです。

ラジオはこれまでに何回か出演してますが、これまではどちらかという
とビジネス寄りの話でした。今回の番組のリスナーは中高生などの
若い人も多いようで、どう話すといいのかな?と考えてます・・・。

それが、もしかしたら、このブログを読む層の方にも参考になるかと
思ったので、書いておきます。


■ 時間を有効に使うには?

「時間を有効に使うには?」という質問には、いろいろな方向からの
答が考えられます。たとえば、仕事でも家事でも時間短縮して、効率
よくやっていくとか、いわゆる「スキマ時間」を活かすとか。そういう答
があります (「○○時間術」的な本によくある内容です)。

あるいは、「タスク」をどう管理するのと良いか、という方向の答も
あります。こちらはどちらかというと「時間管理」「タスク管理」系の
話ですね。ここまでの話は、私も本や研修でよく取り上げます。

でも、この質問をさらに掘り下げていくと、「いかに生きるべきか?」と
いった、少し哲学的な問いや答もあります。このあたりは抽象的な話に
なりがちなので(「自分にとって重要なことは何か考えよ」とか)・・・、
企業研修などでは、あまり取り上げません。
(企業研修ではそういう抽象的な研修に懲りてる人も多いので)


このように「時間を有効に使うには?」という問いは多面的で、
背景が分からないと、一口には答えにくいものです。

・・・という前提のもと、短時間のインタビューの中で、何を伝えられる
か考えてみました。ラジオで(音声だけで)、短時間で伝えられること
が必要です。できれば普遍的で、若い人に特に伝えたいこと・・・
そんなふうに考えて、次のようなことを思いつきました。


■ 「時間を有効に使うためには?」という質問の普遍的な答

時間管理やタスク管理などの「手法」的な話ではなく、もっと広く
さまざまな場面で、

   時間を有効に使うためには、何を心がけるべきか?

という問いに対する最も普遍的な答はおそらく、「重要なことを優先
せよ」といった抽象的な話ではないですし、「時間をコスト(や時給)に
置き換えよ」といった話でもないと思います。
(たとえば中学生、高校生にそういう話をしてもピンとこないでしょう)


おそらく、最も普遍的な答は、

   未来のことを考えて行動する

ということだと思います。なぜなら・・・


■ そもそも、なぜ「時間を有効に使いたい」と思うのか?

まず、ちょっと考えてみてほしいのですが・・・、
そもそも、人はなぜ「時間を有効に使いたい」と思うのでしょうか?


それは「もっと時間を有効に使えばよかった・・・」と、
後悔したことがあるからです。
(後悔したことない人は考えないはずです)

※ 「そんなの当たり前」と言わないでくださいね・・・。
   人類の歴史をさかのぼれば、「時間」や「日付」の概念が
   最初から当たり前にあったわけではありませんし、
   「時間」や「未来」という概念・言葉を持たない部族も
   (割と最近まで)いたという報告もあります。



その 「もっと時間を有効に使えばよかった・・」 という後悔の理由は
いろいろです。自分の怠けグセ、先延ばしグセによる場合もあるし、
仕事の段取り・計画が良くなかったと後悔することもあるでしょう。

いずれにしても、「未来」のことを考えて、(いま)行動していくことで、
そういう後悔が少なくなります。怠けグセにしても、段取りにしても。

ただ、この「未来」というのは、遠い未来とは限らなくて・・・

 「今週中にレポートを書き上げるために、今日これをやっておこう」
 「週末のために、明日あれを準備をしておこう」

などの、かなり近い「未来」も含みますし、むしろその方が大事かも
しれません(もちろん、遠い未来を考える方も役立ちますが)。



この「未来のことを考えて行動する」ことをもっと具体化したものと
いうか、その一つの手法が「時間管理」です。

私は普段そっちの話をしているので、あらためて 『未来のことを
考えて行動しましょう』 といったことは言いませんが、中高生も
含めた幅広い人に何か一言をいうなら、これだと思います。
(時間があれば、具体的な方法まで話したいですが)

また、これがお説教的な話で終わるとつまらないですが・・・、
ある程度の効果は期待できます。

「時間管理」まではやらずに、「未来のことを考えて行動する」
ように心がけるだけでも、いくらか効果はあるはずなんです。

特に年齢が若いうちは「未来」よりも「いま」のことを優先しがち
な傾向が元々あるので、意識的に「未来」に目を向けることには、
いくらか役立つ面があるはずです。

※ これは「時間的展望(Time Perspective)」という言葉で、
   心理学の一分野として研究されています。たとえば、
   グレる子は「未来」志向が弱く「現在」志向が強い傾向が
   あるという調査結果もあるなど、実際の行動とも関係が
   あるものなんです。


■ 時間を有効に使うためには、何を心がけるべきか?

・・・というわけで、

すごく基本的な問いとして、

   時間を有効に使うためには、何を心がけるべきか?

と聞かれたら、

   未来のことを考えて行動する
   (そう心がけると良い)

というふうに、今後答えようかなと考えています。

それを具体化・習慣化するための一手法として、
「時間管理」があるということです。



今日の記事作成時間は65分でした。
では、また次回!  
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Posted by 水口和彦   │Comments(1)時間管理を始めたい人へ
2013年07月08日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

検索が便利になっても「整理」は重要(特に仕事では)


こんにちは。水口です。

先月、こういう↓日経WOMAN別冊が出ました。
―――――――――――――――――――――――――――――――
毎日がうまくいく! 片づけ&収納術 (日経WOMAN別冊)毎日がうまくいく! 片づけ&収納術 (日経WOMAN別冊)
日経BP社(2013-06-22)
販売元:Amazon.co.jp


―――――――――――――――――――――――――――――――

この別冊には私が取材を受けた記事がちょっとだけ掲載されてます。
(以前に取材を受けたものの再掲載です)

前にも同じようなパターンで、日経WOMAN別冊に掲載されたことが
あります。そのときも思ったのですが、この別冊のシリーズはテーマ別に
再構成されていて、価格も安いのでお買い得感があると思います。
(日経WOMAN本誌を読んでる人には既読の内容が多いと思いますが)

今回は片づけ・収納がテーマなので、私の仕事とは直接関連ないの
ですが、後の方に『お仕事&デジタル整理術』という記事があり、
そのなかで私のコメントが少し掲載されています。
((98〜99ページ 『上手な「手抜き力」で仕事をスピードアップ!』)

そのなかで私がコメントをしていることのひとつが、
「探しものをするムダ」です。


■ 検索が便利になっても「整理」は重要

パソコンの(あるいはサーバー上の)ファイルや、紙の書類を整理する
のは苦手・・・という人は、昔よりは減っているように感じますし、特に
パソコンのデータなら検索もできるなど、便利になってます。

それでも、整理できている状況と、できていない状況では、仕事の
効率は大きく違ってきます。

たとえば・・・
―――――――――――――――――――――――――――
ひとつひとつの仕事が効率化し、短時間で終わるようになるほど、
「探しものをする時間」の影響(比率)は高くなる。
つまり、「探しもの」による時間のムダが大きくなる。

 (例) 探すのに10分 → 作業に3時間かかるとしたら
     全体の中での「探す時間」は5パーセント程度

     探すのに10分 → 作業に30分かかるとしたら
     全体の中での「探す時間」は25パーセント

―――――――――――――――――――――――――――
探しものに時間がかかってしまうと、細切れ時間(スキマ時間)を
活用するのが難しい。

 (例) 会議の前に15分時間が空いたというときに・・・、
     書類やファイルを探すのに時間がかかってしまうと、
     見つけたときにはもう作業してる余裕がない・・・。
―――――――――――――――――――――――――――
・・・のように、「探しもの」によるムダは、時間的な効率にも
意外に大きく影響しているものです。


私自身も、仕事で使う書類・ファイルは、探す時間ができるだけ
最短になるようにしています。

やり方などは『情報整理達人7箇条』という本にも書いてますが、
私が特に気をつけているのは・・・
――――――――――――――――――
 進行中の仕事に関する情報は、
 検索しなくても、すぐ見つかるように
――――――――――――――――――

というところです。簡単にいうと、紙でもPCでも、情報は必ず
案件ごとにまとめる、ということです。

パソコン内のデータなどは「検索すればいいじゃないの」と思う人も
多いと思いますが、個々のファイルや関連するメールなど、それぞれ
検索していると意外に時間がかかります。
(それだけで「仕事をした」気になってしまったりして・・・)

また、探すのに手間がかかると「いまからこの仕事をやろう」という
意気が削がれるのが好きではありません(これは個人的な意見として)。



ちなみに『情報整理達人7箇条』という本はこちら↓です。

特別な「情報整理ツール」的なものは、紹介してなくて、
情報の流れや取り出しやすさ(メールも含めて)について
あらためて考えてみるための本として書いたものです。
―――――――――――――――――――――――――――――――
情報整理達人7箇条 (SANNO仕事術シリーズ)情報整理達人7箇条 (SANNO仕事術シリーズ)
著者:水口和彦
産業能率大学出版部(2010-11-29)
販売元:Amazon.co.jp



―――――――――――――――――――――――――――――――
私は自分の本のタイトルに「達人」とか「できる人の」といった
言葉を使うのはちょっと苦手なのですが・・・(汗)
(書籍のタイトルは著者がつけるとは限らないのです)




今日の記事作成時間は45分でした。
では、また次回!  
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Posted by 水口和彦   │Comments(0)TrackBack(0)情報整理術本

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