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2013年01月13日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

電子書籍リーダー Kindle Paperwhite の良いところ、残念なところ


こんにちは。水口です。

先月、これ↓を入手しました。

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Kindle PaperwhiteKindle Paperwhite
販売元:Amazon.co.jp
(2012-11-19)
販売元:Amazon.co.jp


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電子書籍のリーダーに関しては、Kindleの発売を待って様子見してました。
で、11月に上記のPaperwhiteを注文して、届いたのが12月。年末年始も
含め、使ってみました。

このモデルは電子ペーパーのモデルで、私が入手したのは3G回線も使える
モデルです。自宅以外でもダウンロードできて、通信費がかからないところが
気に入りました(3G無しのWi-Fi専用モデルもあります)。

Kindleには液晶のモデル(タブレット)もあるのですが、バッテリーの持ちを重視
して、電子ペーパーモデルを試してみました。


使ってみた感想としては・・・

・Amazonで購入した書籍はとても読みやすい。
 (買うのもとても便利)

・でも、いわゆる「自炊」したPDFのデータは読みにくい。

というのが結論です。


■ カバーは失敗したかも・・・

先に余談ですが、このカバー↓も購入したのですが、
これは失敗したかもしれません。

―――――――――――――――――――――――――――――――
Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー、ミッドナイトブルー (Kindle Paperwhite専用)Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー、ミッドナイトブルー (Kindle Paperwhite専用)
販売元:Amazon
(2012-11-19)
販売元:Amazon.co.jp
―――――――――――――――――――――――――――――――
私が買ったのはこれの色違いです。

このカバー、デザインもいいし、しっかりしていて安心だし、カバーの開閉が
Kindleの電源とリンクするという優れもの。ただ、重いです・・・。

本体の重量は218グラム(実測)。カバーの重量は132グラム(実測)。
Kindleそのものも、そんなに軽いとは思わないのに(重くもないですが)、
カバーを付けたら重量が6割増しというのは、ちょっと重すぎだと思います。

で、結局私はこのカバーは使わないことにしました。

いまは100均で買ったB6サイズくらいのソフトケースに入れて持ち歩き、
読むときはケースから出して使ってます。
(そのままでは入らないので、ケースのファスナー部分を切り取ってます)


で、使い勝手ですが・・・

■ Amazonで購入した電子書籍の場合

Amazonで電子書籍を購入する場合、Kindleからも購入できますが、それほど
サクサク動くわけではないので、いろいろ本を探すときには使いにくいです。

しかし、パソコンでKindle版の本を購入(ちなみに無料のものもあります)すると、
何もしなくても、次にKindleの電源を入れたときに自動でダウンロードされます。
これはとても便利です。

で、ダウンロードした本も読みやすいです。フォントもいい感じ。
(個人的にはゴシック体に変更した方が読みやすいと感じます)

ちなみに、バックライトもあるので(明るさは調節可)、暗いところでも読めます
(明るいところではバックライトは不要です)。


■ PDFの表示はあまり良くない

一方、本などをスキャンしたPDFはあまりきれいに表示されません。

手順としては、USB経由でファイルをコピーしてもいいし、メールで指定の
アドレスに送ってもいいと便利なのですが、肝心の表示が良くないです。

そもそも、PDFだと全画面表示にならないし、拡大表示の機能は一応あるけど
使いにくい・・・。しかも、文字かすれた感じになります。

文字がかすれる原因については、こちら↓に情報がありました。
Kindle Paperwhiteで自炊(PDF化)した本を読む手順

上記ページには表示を最適化するための変換ソフトが紹介されています。
私も試してみましたが、ただ変換するだけではあまり良くなくて、PDFの
余白部分をカットしないといけない。

この作業を何百というファイルでやるのは、手間がかかりすぎます・・・(汗)
というわけで、私はいまのところPDF用には使ってません。

そもそもが、移動中にPDFを読むために使いたかったのですが、その用途には
使えなくて残念な感じではあります・・・。



結局、私の場合、普段は持ち歩いてなくて、移動時間が特に長い出張や旅行
の際には、持って出ることが多いです。

Amazonの電子書籍は読みやすいので、使用頻度は徐々に上がっていくとは
思います。今後、電子書籍が増えることを期待しますね。



今日の記事作成時間は37分でした。
では、また次回!  
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Posted by 水口和彦   │Comments(0)TrackBack(0)
2012年12月14日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

来年の長期計画は?


こんにちは。水口です。

年末ということで、今年の反省や来年の計画について考える人も多い
かもしれませんね。

そんなタイミングで、いま発売中の日経ビジネスAssocie 1月号には
『反省と計画の手法』という特集記事があります。

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日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 01月号 [雑誌]日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 01月号 [雑誌]
日経BPマーケティング(2012-12-10)
販売元:Amazon.co.jp




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「反省」と「計画」ということですが、私は「計画」側の話として、取材を
受けてまして、その記事が35ページに掲載されています。

内容的には・・・

 3ヶ月単位で、週ごとに何をするか計画する。
 (13段階の行動内容を決める)
           ↓
 毎週のスケジュールにその項目を入れる
           ↓
 その項目に関する具体的なタスクを計画する
 (実行日を決めて書き込む)

という感じです。
(私の本などをお読み頂いた方には、目新しい内容ではないです)



いろんな方とお話して思うのですが・・・

長期的なプランはあるものの、それに関する具体的な行動予定は
特に書いてない(毎週のスケジュールの中に)という人は多いです。

「長期的なプラン」と「その日の行動」が(時間軸として)離れすぎて
いるせいだと思います。いきなり「その日の行動(タスク)」のレベルに
落とし込もうとしても難しいですから。

そこをつなぐために、まず週単位でやることを決めて、それをその週
に転記する→さらに具体的な行動にするという流れを作る。という
習慣を持つと、いろいろ違ってきますね。

3ヶ月を週単位にすると13段階。これなら計画するのも簡単ですし、
1年単位の計画よりも先を読みやすく、中だるみしにくいです。




今日の記事作成時間は21分でした。
では、また次回!  
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Posted by 水口和彦   │Comments(0)TrackBack(0)その他
2012年12月09日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「集中力の持続時間」の基準は自分でつくる


こんにちは。水口です。

最近はブログで本を紹介することが減ってますが、
本は相変わらず読んでます。

ただ、最近はソフトカバーのビジネス書を読むことは減ってきて、
ハードカバーやちょっと専門的な本を読む一方、ジャンルを問わず
新書を読むことが増えています。

新書は当たり外れはあるものの、いろんな分野の本を気楽に読める
ところがいいですね。最近読んだので面白かったのがこちら↓です。

――――――――――――――――――――――――――――――
直感力 (PHP新書)
直感力 (PHP新書)
著者:羽生 善治
PHP研究所(2012-10-16)
販売元:Amazon.co.jp




――――――――――――――――――――――――――――――

将棋の羽生さんの本です。

この本は「直感力」というタイトルですが、
「この本を読めばあなたの直感力が働き出す!」といった
How To 本ではありません。

著者の経験談や、普段感じていることを、どちらかというと
淡々と語っている感じの本で、私は面白かったです。
(ノウハウを求めて読む人には面白くないかも?)

・・・で、表題の「直感力」とも少し関連する、「集中力」について
の記述に「なるほど」と思うところがありました。

 (『』内は引用です)
 
『 何かを学び習得していく、上達して上手くなっていくというのは、その
 集中する時間を少しずつ延ばしていくプロセスなのではないかと思う。
  子どものときには5分間しか集中できなかったものが、一生懸命何か
に取り組むことによって10分集中できるようになり、30分続くようになり、
やがてそれが1時間、2時間というように、長い時間集中することが
できるようになっていく。』

         (49〜50ページより引用:漢数字はアラビア数字に変更)

という記述、すごく納得しました。

「集中力が持続する時間」については諸説あり、50分集中したら10分
休むべきだ、25分集中したら5分休むべき、15分集中したら・・・ とか、
いろいろ言われています。

でも、私はそういった説には納得できなかったんです。個人的な経験では
集中力が持続する時間はだんだん長くなっていっていると感じるからです。
つまり、持続時間は訓練(あるいは慣れ)によって延びるのではないかと
感じているわけです。羽生さんの記述と同じです。

確かに、集中していて疲れたら休憩を入れるべきだと思うし、その方が
(トータルの)効率は上がるでしょう。しかし、「○○分集中したら休む」と
杓子定規な基準を適用するのは、ちょっと違うのではないかと感じます。
(そうすることで、自分の伸びしろをつぶしてしまうかもしれません)


ちょっとややこしいのは、これは仕事の内容によっても違ってくるところで、
たとえば、コールセンター業務などは、通話の相手にペースを合わせない
といけない面もあり、ずっと集中し続けるのは大変だそうです。こういった
仕事では、一定の間隔で休憩を入れるべきかもしれません。

同様に相手の話を聴く、カウンセラーの相談業務では、集中できる時間に
限りがあるので、面接は50分程度とするのが一般的です。

こういった仕事は別として、一人で行う仕事では、あまり杓子定規にしない
方が、自分の能力を伸ばすことにつながるような気がします。

※ 逆に、自分が集中を持続できるといって、その基準を人に押しつける
   のもダメですよね。訓練の結果として獲得した基準なだけに、他の人
   にはそのままは当てはめらないわけですから。


・・・というわけで、個人的には(執筆やデスクワークに関しては)

   「○○分集中したら○○分休んだ方が効率が上がる」

といった説にはとらわれないでおこうと考えています。
自分の基準は自分で作っていく(そして変えていく)ということで。


さて、上記の本でもうひとつ面白いと思った「集中」の話がこちら↓。

 
『 ところで私は、集中するためには、少しくらい疲れているほうがいい、
 とも感じている。疲れていると無駄な力が入らず、雑念も入らないため
 に、余計なことを考えなくて済むからだ。』

                              (47ページより引用)

少し疲れている方が集中できるというのは、面白いですね。言われてみれば、
確かにそんなときも多いです(本当に疲れてダメなときもありますが)。




今日の記事作成時間は38分でした。
では、また次回!  
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Posted by 水口和彦   │Comments(0)TrackBack(0)その他 気になった本
2012年11月19日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

『私が変わる★毎日が輝く 時間術』  という本に出ています


こんにちは。水口です。

最近、こんな本(ムック)が出ています。

――――――――――――――――――――――――――――――
私が変わる★毎日が輝く 時間術 (日経ホームマガジン 日経WOMAN別冊)私が変わる★毎日が輝く 時間術
(日経ホームマガジン 日経WOMAN別冊)




――――――――――――――――――――――――――――――

『時間術』をテーマに、日経WOMANに掲載された記事をベースにして
まとめられたムックです。

実は、私が以前に取材を受けた記事も掲載されているのですが、今回
あらためて見直しをして、改訂された内容になっています。他の記事も
改訂されたり、新しいものが追加されたりしているようです。
(ちなみに私が取材を受けた記事は16〜17ページです)


こういうムック形式の本は、普通の本を読むのとは違って雑誌を読む
感覚に近いですが、テーマが絞られているところに特徴があります。
興味のあるテーマの場合、この値段(780円)はお買い得ですね。

で、このムック、普通は女性が読むわけですが、意外と男性が読むと
ためになるんじゃないかなと思ったりもします。視点も違いますから。

特に部下や上司に女性がいる方は、読んでみてはいかがでしょう?



今日の記事作成時間は20分でした。
では、また次回!  
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Posted by 水口和彦   │Comments(1)TrackBack(0)その他 気になった本
2012年11月11日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

リーダーは「傾聴」が苦手!?


こんにちは。水口です。

今日はちょっと告知もかねて、
「傾聴」についての話です。


■ リーダーのコミュニケーション

昨年出した『部下を持つ人の時間術』という本は、管理職やリーダーの役割
を担っている人に向けた本でした。

(↓この本です)
――――――――――――――――――――――――――――――
部下を持つ人の時間術部下を持つ人の時間術
著者:水口 和彦
実務教育出版(2011-09-17)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る



――――――――――――――――――――――――――――――


この本の第4章〜第7章では、リーダーのコミュニケーションについて述べてます。
いわゆる「時間術」系の本ではあまり触れられていませんが、コミュニケーション
と時間管理には、結構深い関係があるんです。


この本ではリーダーのコミュニケーションを
――――――――――――――――――――――――――――――
 ・アクティブ(能動的)なコミュニケーション
  リーダーからチームメンバーに指示や確認をするコミュニケーション
  (「いつ」「何を」言うかが重要)

 ・パッシブ(受動的)なコミュニケーション
  メンバーからの方向や相談を受けるコミュニケーション
  (メンバーが話しやすいようにすることが重要)
――――――――――――――――――――――――――――――
という両面から改善する方法を紹介しています。

このうち、パッシブなコミュニケーションの部分について書いた部分に関して、
私としては少し心残りな部分がありました。

この本では、部下からの相談を受けるときの態度や聴き方について、簡単に
紹介していますが、あまり詳しくは紹介できていません。特に、『傾聴』という
聴き方について、もう少し詳しく紹介したかった・・・ と今は思います。


■ リーダーの資質と真逆?の「傾聴」

「傾聴」は、簡単にいうと「相手の話をしっかり聞くこと」ですが、
実際にやるとなると、かなり難しいものです。

たとえば私の場合、昔から「話を聞く」ことには、割と自信がありました。ただ、
それは話の内容を理解できていただけであって、「傾聴」と呼ばれる聴き方とは、
ある意味、正反対のことをしていたんです。
(私は産業カウンセラーの実習を受けて、そのことに気づかされました)


簡単にいうと、これは先の本にも書いたフレーズなのですが、
―――――――――――――――――――――――――――――
  リーダーを任されるような人や、いわゆる「仕事ができる人」には、
  「一を聞いて十を知る」タイプの人が多い。
  (話を理解したり、指示を出したりするのが速い)

  傾聴では「一を聞いて十を知る」のは完全に逆効果。
  (途中で口をはさむと、話し手の話す気を削いでしまう)
  相手の話をすべて受け止める「十を聞いて十を知る」態度が必要。
―――――――――――――――――――――――――――――
ということなんです。

また、いろいろ話を聞いたり、実際に実習する人を見たりしていると、
―――――――――――――――――――――――――――――
  女性よりも男性の方が、傾聴できない人が多い。
  管理職・元管理職の人に、傾聴できない人が多い。
―――――――――――――――――――――――――――――
という傾向があるようです。

私も他人事ではなく、傾聴の実習を受けた際には、かなり苦労したん
ですよね・・・。ちなみに、いまでも定期的に実習しています。

・・・というわけで、「リーダー」の立場にある人は、機会があれば
「傾聴」について学んでみてほしい。というのが私からの提案です。


■ 傾聴の講座を行います

で、ここからが告知です。

私も関わっている産業カウンセラーのグループに、
『日本橋カウンセリング研究会』というグループがありまして、
そこの主催で、その「傾聴」の講座を行います。

100分少々と割と短時間ですが、実習もしたりするので、
傾聴がどういうものか、実感して頂けると思います。

リーダーの方は、お時間が合えば、体験してみてはいかがですか?
(いまリーダーでない方にもおすすめします)

ちなみに日時は 11/24(土) 10:00〜12:00。場所は下北沢です。
(12:00より早めに終わる予定です)

詳しくは、こちらのpdfを参照してください。
(↓弊社サーバーに上げてあります)
http://bizark.co.jp/121124nck-seminar.pdf

参加費は無料。無料といっても、後でうるさいセールスとかしません(笑)
(グループとしての実績作りも兼ねての実施なので無料なんです)
ちなみに私は今回は講師はしませんが、会場には行ってます。


そしてもうひとつ、同グループのメンバーが、12/8(土)に
高崎商科大学(群馬県です)の公開講座で、同じ傾聴の講座
を行います(こちらは参加費500円だそうです)。
場所・日程などが合う方は、ぜひ。

(↓高崎商科大学 公開講座のページ。一番下に出ています)
http://www.tuc.ac.jp/uv/extension.html



これらの講座に参加するしないは別としても、リーダーの方は、傾聴を
学べる(特に体験する)機会があれば、ぜひ参加してみてください。


今日の記事作成時間は56分でした。
では、また次回!  
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Posted by 水口和彦   │Comments(3)TrackBack(0)その他

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