仕事のやり方を「見直す」 ためには?
こんにちは。水口です。
今日は、一昨日の記事、「ルール」 についての話と関連した話です。
「ムリ・ムダ・ムラ」 を減らすためには、「仕事にルールを作ること」 が重要です。
そして、ルールを運用していくために大事なことが、今日の話です。
■ ルールは、決めるだけでなく、直すことも重要
モノづくり(製造工程)を運用していく上では、作業を「標準化」 して、
その標準を愚直に守ることが重要です。
標準を守らない作業からは、「ムラ」 が発生しますし、
品質も生産性も安定しません。
そして、「ムダ」 や「ムリ」 があっても、それに気付かないことが
起こりがちになります。
ですから、「標準化」 して、それを守ることが重要なんです。
ただし、悪い作業内容を「標準化」 して、それを守り続けるのも、
変な話ですよね。
「標準化(ルールを作ること)」 は、ルールを見直すことと並行して
実行していくことが必要なんです。
仕事のやり方を作っていくためには
「決める・守る・直す・守る」
をくり返していくことが重要なんです。
(これは、製造に関わる仕事をされている方は、
聞いたことがあるかもしれません。)
■ 「直す」 ことに頭を使う
「仕事の手順を決めて、その手順に従い仕事をする」 と言うと、
「頭を使わずに仕事をするのか?」 と思う方もいるかもしれません。
確かにそういう面もあります。
手順に迷わないので、早く、楽に仕事ができます。
これは、「同じことで迷わない」 「同じことを二度考えない」 という、
「ムダ」 の排除に役立ちます。
しかし、頭を使わないわけではありません。
頭は、手順やルールを「直す(改良する)」 ために使うのです。
決めたルールや手順は、守る。
↓
守りにくいルールや手順は、直す。
↓
直したルールや手順は、守る。
↓
もっといいやり方があれば、直す。
↓
・
・
・
このくり返しにより、仕事のやり方が洗練されて、
安心できて、効率の良いやり方になってきます。
また、「ルール通りに仕事をする」 というと、退屈なように思うかも
しれませんが、ルールを直すために頭を使えば、退屈しません。
「決める・守る・直す・守る」
という言葉は、人間の「創造性」 をどこに活用するべきか、
という示唆を与えてくれている。そんなふうに思います。
ぜひ、自分の仕事の中に応用できないか? 考えてみてください。
↓では、これをクリックするのも、「決め」て頂けるとうれしいですが (笑)
それはともかく・・・、ぜひ今回はクリックを!

今日の記事作成時間は、29分でした。
ではまた明日!


Posted by 水口和彦 at 23:45│Comments(0)│TrackBack(0)
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