「先送りへの対処」が時間管理のポイント (その2)
こんにちは。水口です。
今日は昨日の続きで、昨日発行したメールマガジン(vol.40)の抜粋を
アップしておきます(一部改訂しています)。
この回は、vol.39の続きで、時間管理を実際に行う上での大きなポイント、
「タスクの先送り」についての話です。
では、メルマガの抜粋です。
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■ 「先送りへの対処」が時間管理のポイント (その2)
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■ 時間管理での必要悪?「先送り」
前回も述べましたが、時間管理では「先送りをいかに防ぐか?」という
ことが、とても重要です。
しかし、 先送り = 悪いこと とは限りません。
毎日新しいタスクが発生しているわけですから、タスクをこなしきれない
日も出てきます。それをうまく調整するのも時間管理の役割のひとつです。
「先送り」では、次の2つのポイントが重要です。
・どうすれば「先送り」が減るか?
・どんな時に先送りを使うべきか?
これについて考えてみましょう。
■ 「先送り」を減らすポイント 1 ― 「いつまで」を「いつから」へ
一口に「先送り」と言っても、色々あります。どうしてもこなしきれない
タスクを翌日に回すのは仕方ない場合もあります。
しかし、やれるはずなのに、何となく気が乗らず、結局出来なかった、
という場合もあると思います。
こういう先送りを無くす方法について、考えてみましょう。
まず、こういった先送りは、時間管理のやり方とも関係しています。
例えば、タスクを書き出しただけのToDoリストと呼ばれる方法は、
先送りを生みやすい方法なのです。
タスクを書き出すところまではいいのですが、それを「いつやる」のか、
決めていないと、先送りしたくなるのは当然のことです。
通常、ToDoリストでは、タスクを「期限」でしか見ていませんが、
そこに問題があるのです。
「期限に間に合えばいい」だけであれば、今日やりたくないことは明日に、
そしてまた翌日に、先送りしたくなる気持ちに、なかなか勝てないのです。
すると結局、期限ギリギリまで粘ってしまうことになります。
これがToDoリストを使う上での難しさのひとつです。
また、タスクにA・B・Cなどの優先順位を付ける方法も、先送りを生み
やすい方法です。
そもそもタスクに優先順位を付けるのは、先送りすることを前提にした
方法ですから、気乗りしない日に先送りが増えるのは当然のことです。
これらの問題を防ぐために、私が紹介している時間管理の方法では
タスクを「期限」ではなく、実際に「やる日」に書き込む方法を取っています。
「いつやる」という日付を、「第2の締め切り」としているのです。
このように、タスクを「やる」と決めるだけではなく、このタスクを
「いつやる」と決めることが、先送りを防ぐ1つめのポイントです。
(また、書き出したものを何度も見ると、より効果が高まります。)
次に、先送りを防ぐための第2のポイントを紹介しますが、これは
「どんなときに先送りを使うべきか?」という話と一緒に説明します。
■ どんなときに「先送り」を使うべきか?
時間管理では「先送り」をうまく使うことも必要です。
そして、先送りを使う目的は、「今日の仕事」と「明日の仕事」の
バランスを取ることにあります。
「今日の仕事」が思ったよりも手ごわかったり、新しい仕事が追加されて
こなしきれなかった場合に、明日に回すわけです。
ここで大事なことは、「明日の仕事」が今日よりも厳しい場合には、
先送りするべきではないということです。
これは当たり前のようで、見失いやすいポイントです。
つまり、
「今日の仕事量」 > 「明日の仕事量」
という場合は、先送りを使ってもいいのです。そうやって仕事量をならす
ことが出来るのが、時間管理のメリットです。
しかし、
「今日の仕事量」 < 「明日の仕事量」
という場合に、今日のタスクを先送りしてしまうと、明日は今日以上に
大変なことになってしまいますし、明日も必ず先送りが生まれます。
言わば、「先送りの連鎖」です。
こういう「先送りの連鎖」が起こりそうな場合は、特別な事情が無い限り、
タスクの先送りをするべきではありません。
ここでがんばっておかないと「先送り」は無くならないのです。
では、もう一度整理しておきます。
「今日の仕事量」 > 「明日の仕事量」
の場合は、先送りを使ってもいいのですが、
「今日の仕事量」 < 「明日の仕事量」
の場合は、出来るだけ先送りは使うべきではありません。
つまり、先送りをすべきかどうか判断するためには、明日の状況を見ておく
必要があるのです(できれば、明後日以降についても見てください)。
■ 「先送り」を減らすポイント 2 ― 「明日の自分と相談する」
「先送り」を無くすための2つめのポイントは、今日のことだけを考えるのではなく、
「明日のスケジュールと相談する」(明日の自分と相談する)ことです。
明日、大変になることが分かっていると、なかなか先送りはできないものです。
そのためには、明日のタスクやアポイントが見やすい(嫌でも目に入る)
週間タイプの手帳が有効です。
逆に、1日単位でページが分かれている手帳を使うと、先送りしやすくなる
傾向があります(経験談)。
めくらないと翌日が見えない手帳は、つい、明日のスケジュールを確認せずに
タスクの先送りを決めてしまうことになりがちなのです。
人には「明日のスケジュールを見たくない心理」もあるので、自然に目に入る
(嫌でも目に入る)ようにしておく方が良いのです。
1日単位の手帳を使っている方は、これをカバーするために、翌日以降の
ページをマメに見るように心がけてみてください。
■ まとめ
「先送り」について、適切な判断をするためには、
・タスクを「やる」と決めるだけではなく、「いつやる」と決めること
・今日のことだけ考えるのではなく、明日のスケジュールと相談すること
この2つのポイントが重要です。
先送りしてしまいやすいという方は、自分の時間管理の中で、この2つの
ポイントが活かせているか、チェックしてみてください。
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以上が、メールマガジン(Vol.40)からの抜粋です。
昨日も書きましたが、
・むやみに「先送り」することは避けるべき
・しかし、「先送り」を活用することも必要
そして大事なことは、
「先送り」するべき場合
「先送り」すべきでない場合
について、自分なりの基準を持つことです。
まずは、自分の「先送り」について、少し意識してみてください。
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クリスマスっぽくない話でスミマセン・・・(笑)
明日は手帳の話をしようかと思ってます。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 12:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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