大人のタイムマネジメント とは? (その3)
こんにちは。水口です。
昨日に続きまして、「大人のタイムマネジメント(時間管理)」 の話です。
■ タイムマネジメントにおける二面性
さて、前回私はこんなことを書きました。
私たちは、タイムマネジメントの手法について考えるときには、
2つの立場から見なければいけません。
「計画者」 と 「実行者」、 この2つの立場では、
タイムマネジメントに求めるものも違ってきます。
これについて、もう少し解説しておきます。
これから説明することは、「なぜ時間管理に挫折してしまう人が多いのか?」
という疑問に対する答の1つだと思って聞いてください。
タイムマネジメント(時間管理)とは、簡単に言うと、
「やること」 を決めて、実行する
ことです。どんなタイムマネジメントでも、これは同じです。
そして・・・、
「やること」 を決めるのが 「計画者」 の自分であり、
「やること」 を実行するのが 「実行者」 の自分です。
うーん。当たり前ですねえ・・・(笑)
当たり前なんですけど、大事なことです。
■ 「計画者」 と 「実行者」 の間にある問題
タイムマネジメントを行う場合、通常は、
「計画を立てて」 → 「実行する」 というステップで行います。
※ 「通常は」 と注釈を付けているのは、
私は違う考え方をしているからです。
タイムマネジメントに挫折してしまう理由は、いくつもあると思いますが、
その中でも割とよくありがちなのが・・・、
「計画したことが実行できない」 「計画通りにいかない」 ために、
だんだん嫌になってくる。というパターンです。
計画を立てているときは、「あれもやっとかなきゃ、これもやりたい・・・」
と、つい張り切ってしまうものです。
※ 人の性格による違いはあると思います。
(控えめな計画を立てたいという心理もありますから。)
ただ、計画を欲張り過ぎてしまう人の方が、
明らかに多いと思います。
張り切って、色んなことをやる計画が出来ると、結構うれしいものです。
(「GTD」 で「やること」 を書き出すときも、これと似た高揚感がありますね。)
しかし・・・、
それを実際にやってみると、とてもこなせなかったりします。
計画をこなせないという、この 「小さな挫折感」 をくり返し感じていると、
タイムマネジメント自体が嫌になってしまうわけです。
「こんなことなら計画なんて立てない方がいい」 という悪魔のささやきが
聞こえてくる感じでしょうか?
それで結局、タイムマネジメントをやめてしまうこともあるわけです。
(もちろん、挫折の原因はこれだけではありませんが。)
■ 上司と部下の関係に似ている ?
さて、先ほどの、「計画者」 と「実行者」 の関係って、
「ワガママな上司」 と 「反論できない部下」
の構図に似ていると思いませんか?
上司は、「あれをやれ」「これをやれ」 と、張り切っていますし、
前向きに部署の仕事のことを考えている「つもり」です。
しかし、部下の反応は、「そんなのとてもできない」 とすぐに投げ出すか、
「精一杯やってもできない」 と自分を責めるか、という感じです。
(実際の職場でも、こういう上司部下って、割と話に聞きますよね。)
さて、リアルな上司部下の関係で、こういう上司がエスカレートすると部下は・・・
・ストレスでダウンする
・辞表を出しちゃう
・「だったらお前がやってみろ!」 とキレる
・書置きをして旅に出る (・・・・これは無いか)
という行動を取る(または取りたくなる)わけです。
タイムマネジメントでも、これと同じように、
自分の中の「上司」 と「部下」 がうまくいかないこともあるのです。
この話、計画を立てるときに欲張るクセがない人は、全然ピンと
こないと思います。 でも、計画を欲張ってしまう人にとっては、
かなり切実な話なんです (私も以前そうでした)。
■ 2つの視点で考えてみよう
「上司部下」 の話になると、つい話が長くなってしまうのですが、 (笑)
話を戻しまして・・・、
「タイムマネジメントに対して、自分が求めるもの」 も、
同じように2つの視点で見ているはずです。
「目標を達成したい」 「計画的に行動したい」 という視点と、
「でも面倒くさいのはいやだなあ」 という視点です。
過去に何度も挫折した経験があると、この2つの視点のバランスを
取るのが上手になっていると思います。
ただ、そういう方も今一度、この2つの視点で考えてみてはいかがでしょうか。
ということで、またまた次回に続きます・・・。
「上司部下関係の中の葛藤」 というテーマは、
どうしても入り込んでしまいそうになりますね (笑)
「ちょっと共感しちゃったかも」という方は、
ぜひ一票を!
↓
今日の記事作成時間は48分でした。
自分の中の「上司」 と「部下」 というのは、前にときどき引用していた、
「Mモード」「Dモード」 の「モード」 という考え方と似ていますね。
「何それ?」 という方は、こちらを→【 7つの嘘その6 】
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:54│Comments(0)│TrackBack(0)
時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
バックナンバーはこちら
Copyright (c) 2005-2014 BizARK Inc. All rights reserved.
※ スパムコメントがあまりに多いため「http://」は使用不可の設定にしています。
URLをご紹介頂く場合は「http://」を省くか全角文字を使用して頂けますと
幸いです。











(参照リンクの無いトラックバックは受け付けておりません)