「やること」は少ない方がエラい!
こんにちは。水口です。
今日、雑誌の取材を受けました。
■ 「やること」は少ない方がエラい! という話
今日取材して頂いた方は、時間の使い方についての特集を組む際に、
このブログを見つけ、さらに本を読んで頂き、私に取材を依頼することを
決めて頂いたそうです。
そういう話をしている中で、
「やること」は少ない方がエラい!
という言葉が特に印象に残っているということを
おっしゃって頂きました。うれしいですね。
「やること」は少ない方がエラい! というのは、
私が著書の中で述べたことです。
この言葉が生まれた背景は、
・実際に仕事ができる人(上手に仕事をこなす人)は、
自分の「やること」 を増やさないようにうまく立ち回っている。
という観察結果と、
・実際に「やること」を増やさないように行動した方が
うまく仕事が回る
という私の経験が元になっています。
「やることを増やさない」 というのは、
「仕事をしないようにする」 のとは違います。
「その場で片付けてしまう仕事」 が多いので、
「仕事を持ち越さない」 ということです。
これを理解しようと思ったら、逆パターンだとどうなるか
考えてみるのが近道です。
「やることを増やす」 つまり、タスクやアポイントをびっしり
詰め込んでいると、新しく発生したタスクがすべて先送りに
なってしまいます。
こうなると、手持ちのタスクはますますたまる方向の悪循環に
なりがちですし、いくらがんばっても仕事のリードタイム
(仕事を受けてから終わるまでの期間) は長くなります。
逆に「やること」 を少なくしておくと、新しいタスクをその場で
片付ける時間が取れますから、仕事の効率もいいし、
リードタイムも短く、自分もスッキリする、といいことずくめなのです。
さて、この 「やることは少ない方がエラい!」 以外に、
私が時間管理術を作り上げる際に、気をつけていることがあります。
■ 「ルール」 も少ない方がエラい という話
私が時間管理術を作る際に気をつけていることというか、
結果としてそうなったことなのかもしれませんが・・・、
私の時間管理は、「ルールは少ない方がいい」
という考えに基づいています。
私がルール(絶対やってほしいこと) として考えているものは、
・「やること」 が発生したら、すぐ書く
・「やること(タスクとアポイント)」 は一ヶ所にまとめる
(そのためには、タスクは二段階で時間を決める)
・手帳を頻繁に見る(何度も見る)
というものです。非常に単純です。
ガイドライン的なものは、もちろんいろいろあるのですが、
常に守るべき「ルール」 は、このようにとてもシンプルなものです。
うまく継続するためには、ルールはできるだけ
シンプルな方がいいのです。
複雑なルールは継続しにくいし、かえって判断を間違えやすく、
決していい結果を生まないと気がついた結果、こういうやり方を
開発したわけです。
そんなことを考えていると・・・
KKJメソッドをはじめとして、私が提唱する時間管理術は、
「やることもルールも少ない方がいい」 という
考えに基づいていることに、あらためて気付きます。
何でも少ない方がいい(?) ということで、これを、
「ミニマム・タイムマネジメント」
なんて呼んでもいいのかなあ・・・なんてことを考えました。
(これは取材では話していないのですが)
「ミニマム・タイムマネジメント」 という
ネーミングはどうですかね ?
いまひとつかなあ ・・・(汗
私は、こういうネーミングを考えたりするのは、
割と好きなんですよね。
その割には、KKJ(カンタン・効果的な・時間管理術)なんて、
シンプルなネーミングも使いますけどね (笑
「やること」は少ない方がエラい。
しかし、このクリックは多いほうが偉い?
かもしれません・・・ (笑)
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今日の記事作成時間は36分でした。
では、また明日!


Posted by 水口和彦 at 23:54│Comments(0)│TrackBack(0)
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