2007年03月28日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

GTDのいいところが伝わっていないのでは? という話


こんにちは。水口です。

昨日は「やることは書きとめるだけではダメ」と題して、


  思いついた「やること」(=情報)をそのまま記録するよりも、
  「いつやる」か考えた上で記録する方がいい。

  書き出す時点で、自分の「意志(いつ頃やるという意志)」を
  追加しておく方が、ずっと簡単に自分の仕事を管理できる。

という主旨の話をしました。

その中で「GTD」批判をしたのですが、今日は逆に、
「GTD」の良いところについて述べたいと思います。
(フォロー? 気をつかっているわけではないですけど・・・ )


■ GTDの真髄はどこに ?

  (知らない方のために解説)
  「GTD」 というのは、「Getting Things Done(仕事を成し遂げる)」 
  という言葉の略で、仕事を成し遂げる技術という本が出ています。

  一昨年頃から話題になり始めた本です(特にIT系の人に人気)。


この「GTD」ですが、私はこの本自体は、いい本だと思っています。
以前にも書評で取り上げたこともありますが、(『』内は引用です)

  『確かに、結果や価値観に意識を集中することは、重要な
  エクササイズではあります。しかし、それをしたからといって、
  片づける仕事が少なくなるわけでも、困難が少なくなるわけでも
  ありません。』
 (24ページ 3行目より) 

なんて指摘は、私が考えていたことと、かなりかぶっています。


さて、このGTDに関する話ですが、一昨年頃からネット上で話題になり、
昨年はGTD関連本も出たり、雑誌でも取り上げられたりしています。

しかし・・・、私はそれらの中での取り上げられ方に、
ちょっと異論をはさみたいと思っています。


というのは・・・、 

  GTD = やること(タスク)のメモ術・整理術

的な部分ばかりが強調されすぎている感があるんです。

実際、そういうイメージを持っている方も
多いと思います。(あなたはどうですか?)


確かに、メモ術系の小ワザは面白いですし、話題にしやすいですが・・・、
私は「GTD」の考え方の一番の価値は、「ワークフロー」を意識して
仕事をすること、だと考えています。

特にワークフローの中で、「2分以内でできることはその場でやる」という
考え方を取り入れているのは、優れた考え方だと思います。


私が激務((涙)に耐えながら編み出した考え方である、

  やることは少ない方がエラい

  = 空白の時間があれば、「すぐ」やれるから仕事が溜まらない
     だから空白の時間を確保できる (の好循環)

と似たところもあります。


■ GTDの紹介され方が偏っているような気が・・・

ところが、「GTDを紹介する」雑誌や本では、この
ワークフローについてはほとんど触れられていません。

ですから、GTD=メモ術・整理術 というイメージを
持っている方は多いと思います。

これがもったいないなあ・・・と思うわけです。

  (参考情報)
  仕事を成し遂げる技術という本は
  やや冗長で読みにくいところがある本です。

  ただ、ワークフローの部分だけを読むだけでも、
  充分価値はあると思います。


今日は「ワークフロー」を意識することのメリットについては、
触れませんが・・・ワークフローはとても重要です。
(これだけでも「楽に」成果を上げられるようになる、
 といっても過言ではないくらいです)


というわけで、今日はここまでですが・・・
GTDの「あまり言及されていない良いところ」を紹介してみました。

興味のある方は、上記の本を読んでみて、
自分なりの「ワークフロー」を作ってみると面白いと思います。




そういえば、1年ちょっと前に某サイト用に書いた原稿で
GTDを紹介したことがありました。

そのときはワークフローをばっちり紹介したのですが・・・
(掲載許可をもらってワークフロー図まで載せました)
そのコンテンツはその会社の会員様向けのものなので、
ここではちょっと紹介できません・・・残念。


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今日の記事作成時間は28分でした。

では、また明日!



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Posted by 水口和彦 at 13:00│Comments(3)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
整理・メモを行っていくと結果として流れで動ける(順番が決まるし。GTD書き方や定期整理(=システム)から考えてメモ独立で動きようがない)からとりあえずメモ(=書いてあること真似してやってみとけ)しとけってことだと読み取ったり。

(=結果としてフローで動くことになるから導入期に意識するのはメモだけでよい)

「仕事を成し遂げる技術」は読むのかったるかったですが「ストレスフリーの仕事術」がスッキリしてて気に入りました♪

Posted by kasa at 2007年03月28日 22:31
kasaさん、こんばんは。

確かに「ストレスフリーの仕事術」の方が読みやすいですよね。
「仕事を成し遂げる技術」は方法論を書いた本だけに、
もっと分かりやすくまとまっててほしいのですが・・・残念。


私が「ワークフロー」にこだわるのは、二者択一式に
(一部三択ですが)、確実に処理することが重要だと
考えているからなんです。

「タスク」をたくさん書いた結果、結局宙ぶらりんの
タスクが増えてしまって、かえってストレス・・・
というのは、タスクリスト式のタイムマネジメントで
よくある問題点です。
Posted by 水口@時間管理術研究所 at 2007年03月29日 00:14
(続き)
それを避けるためには、処理のフローは強調する必要が
あると思います。「仕事を成し遂げる技術」でフロー図が
何回も出てくるのは、そういう意味と私は解釈しています。
(あの本では微妙にしつこすぎる気もしますが (笑))

このへんのことは、記事でもう少し詳しく書いた方が
いいかもしれませんね。私がGTD的処理を一部の
タスクにしか使わない理由も含めて・・・
Posted by 水口@時間管理術研究所 at 2007年03月29日 00:15
 

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