今年最初の本が出ます:『理系的仕事術』という本
こんにちは。水口です。
今日は本の話です。
■ 「理系的仕事術」もうすぐ発売です!
もうすぐ、私の今年最初の本が発売になります。
まだ店頭には並んでいないのですが、amazonにはすでに
登録されていました(←早くてびっくり)
こちら↓です。
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「理系的」仕事術
著者:水口和彦
販売元:すばる舎
発売日:2009-04-17
クチコミを見る
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ちなみに、正式な発行日は4/29、店頭にはその2、3日前から
並ぶのではないかと思います。
■ 「理系的仕事術」とは?
今回の本は「時間管理」という分類ではなく、仕事術全般についての内容に
なっています(時間管理の話も少しだけ入っています)。
このタイトル「理系的仕事術」というのは、編集者さんからもちかけられた
アイディアが元になっています。
私自身は根っからの理系であり、「理系っぽい」と言われることも多いですが、
あらためて「理系っぽい」考え方や仕事のやり方というのは、どんなものか?
と考えてみると、なかなか奥深いです・・・。
たとえば、「数字に強い」なんてのは、理系っぽいようでいて、実はそうでも
ありません。文系でも経済を専攻していれば数字に強いですし、理系の人
でも「経理」的な数字には弱い人もいます。
では、「理系」の人には、どんな特徴があるのか?
私は、一言で言うなら「プロセス」に対する興味の度合いで計れると思います。
■ 「プロセス」に注目する人、しない人
たとえば、「電子レンジ」という機械があり、それを使えば物を温めることが
できます。その使い方を覚えれば、便利に使えますし、使う上では、その原理
を知らなくてもまったく問題ありません。
実際、世の中には、電子レンジの原理を知らないけれど、ちゃんと使いこなし
ている人が多いわけです。
そこであえて、
「なぜ電子レンジで物が温まるのか?」
ということをあえて考えてしまう人、理系ではそういう人の比率が高いです。
(そういう人が理系に興味を持ちやすい、ということです)
電子レンジを使えば物が温まるという「結果」を知っていれば問題無いのに、
なぜか温める「プロセス」について知りたくなってしまう。
だから、理系っぽい人は、実用上まったく必要のないことに興味を示したり、
変なことにこだわったり、「理屈っぽい」と言われたり、妙にオタクっぽかったり
するわけです・・・。
※ もちろん、人は「理系」「文系」と明確に区切ることができるものではあり
ませんし、学生時代の専攻をいつまでも引きずるわけでもありません。
文系出身で「理系っぽく」なった人や、その逆もあります。
しかし、「傾向」としてはありますし、研究者などの「純粋培養」的な理系の
人ではその傾向が特に強いと感じます。
■ 「プロセス」に注目する
上記の本、表紙や帯を見ると「仕事を速くこなす」ことを重視しているように
見えますが、それは「結果として」そうなるということであり、本質は表紙をめく
ったところに書いてある「2つの視点」にあります。
それが、
仕事の見方が変わる 「ホールプロセス」の視点
仕事のやり方が変わる 「マイプロセス」の視点
の2つです。
「プロセスが大事」という話になると、抽象的な話や、精神論的な話になり
がちなので・・・、そうならないように、「プロセス」を大きく2つに分類すること
から話を始めています。
「ホールプロセス」というのは、自分の仕事だけでなく、その仕事や事業の
全体を見る視点。
「マイプロセス」というのは、もっと分解した具体的な「作業」に近い視点
です。
この2つの視点の話は、またあらためて紹介します。
本の狙いとしては・・・、
今回は特に「応用の利く考え方」と、「すぐやれるテクニック」の両方をバランス
良く入れるように意識してみました。ビジネス経験の長い方、浅い方どちらも
得るものがある本になっていると思います。
基本は「文系」の人に向けた本ですが、理系の人にも参考になると思います。
ぜひお読みになってみてください。(← まだ発売前ですが)
今日の記事作成時間は40分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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