おすすめ本: 竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術
こんにちは。水口です。
今日は本の紹介です。
■ 最近ご献本頂いて、うれしかった本
先日、ちょっと書きましたが↓、編集者の方から頂く本には「当たり」が多いと
いう傾向が(私の場合)あります。
(4/25の記事です↓)
このブログへの献本について
こちら↓もその1冊です。
私も一緒にお仕事させて頂いた、実務教育出版の堀井さんが担当された
本です。前にも↓別の本を紹介したことがありますが、今回も良書です。
「上司という仕事のつとめ方」: 類書とは違った「上司本」です
今回の本がこちら↓です。
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竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術
著者:竹内薫
販売元:実務教育出版
発売日:2009-04-25
クチコミを見る
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著者は科学作家の竹内薫さん。『たけしのコマ大数学科』という番組に
ご出演されてますので、顔に見覚えがあるという方もおられると思います。
この本、タイトルに『「書く、話す」知的アウトプット術』とあります。どちらかと
いうと、作家やコメンテーター的なことを目指す人向けに書かれた本です。
ですから、私は(立場的に近いので)もちろん参考になりましたし、本などを
書いてみたいという方には、かなりおすすめの本です。
また、そこまで考えてはいなくても、「アウトプット」に興味のある方は、一読の
価値があります。なぜかというと・・・
■ 「巧い」ことよりも大事なこと
著者の竹内さんは、「はじめに」の部分で、こう述べています。
(『』内は引用です)
『でも、あまり巧くない私が自分の考えや感情を表現するときに気をつけて
いることが「論理」、「科学性」、「本当の気持ち」、「共感」をいってもので
あることは事実であり、読者やリスナーは、私のアウトプットの中身に耳を
傾けているとしか思えないのです』 (3ページより引用)
『 私がこの本を書いた理由のひとつは、「巧い」ことも大事だけれど、
本当に大切なのは「知的」な内容のある表現であり、 真の「感情」から
出た表現である
ことを読者にわかっていただき、 (中略) 読んだり聞いたりしてくれる
「お客さん」に受け入れられるアウトプット術をみがいてほしい、と考えた
からなのです。』 (5ページより引用)
とあります。
一般的に「アウトプット術」というと、
「要領のよいアウトプット術」
(情報の集め方、さばき方等、いわゆる「ライフハック」系も含む)
「論理的なアウトプット術」
(ロジカルシンキング的なもの。コンサルタントの人の本にありがち)
といったものが思い浮かびますが、本書はそれとはちょっと違った立ち位置
にあります。
特にコンサル系の人が書いた本には、自分の情報収集力やアウトプット力を
自慢しているように取れる(いわゆる「上から目線」の)本も多いですが、本書
にはそういう雰囲気がまったくありません。
これは著者の人柄が表れているのだと思いますし、同時に著者が上記のこと
を考えてアウトプットされていることの表れだと思います。
ちなみに・・・ この本はとても読みやすいですし、著者が『あまり巧くない』と
おっしゃるのはご謙遜でしょう。
■ 「地力」を高めるノウハウ本
章立てはこうなっています。
第1章 インプット/1万冊読んできた、私の本とのつき合い方
第2章 インプット/ネットや英語を駆使する、私の情報収集術
第3章 インプット/Mac歴23年、私のパソコン使いこなし術
第4章 インプット/相手の本質に迫る、私の話を聞く技術
第5章 シンキング/私の知的活動を支えてきた、考える技術
第6章 アウトプット/100冊の本を書いてきた、私の文章術
第7章 アウトプット/テレビやラジオで磨いてきた、私の話す技術
第8章 4科目のオススメおさらい法
(太字の章がページ数の多い章です)
ソフトカバーの本ですが全体で352ページあり、最近のビジネス書としては
ボリュームの多い本になっています。(読みやすい本ですから、ページ数の
多さが苦になることはないと思います)
書かれているノウハウは、「○○法」とか「○○式」と呼ばれるような、表面上
真似しやすいものではなく、基本として大事なことが多いです。目先の効率
を上げることではなく、「地力」を高めるための方法という感じです。
また、それが読者への押しつけではなく、あくまでも「私はこうやってきました」
という立ち位置で語られているのが、最近の仰々しいビジネス書のなかに
あって、とても好感が持てます。
また、私も書いたりしゃべったりの「アウトプット」をする者として、納得できる
こと、参考になることが多かったです。実は、この本に書かれていることで、
早速マネしてやり始めたものもあります。
「書く」「しゃべる」などの形で「アウトプット」を行う方、また、将来そうなりたい
と思う方には、非常におすすめの本です。ご一読をおすすめします。
私も一通り読みましたが、もう一度読んでみるつもりです。
【余談】
検索してみましたが、本書をブログで紹介している方はまだ少ないようです。
現在、「書評ブロガー」的な方はたくさんおられますが、こういう良書を見つけ
てくることが、書評ブロガーにとっての本領発揮ではないかと思うのですが。
どの書評ブロガーがこの本を紹介するか? それによってそのブロガーの本当
の「目利き」度がわかるかもしれません※。 ちょっと大げさかもしれませんが、
私は書評ブロガーにそういう役割を期待しています。
※ 私はたまたま頂いたわけで、私が目利きと言うたいわけではありません。
ただ、本当に良いと思った本しか紹介しない、という一線だけは死守する。
そういうスタンスでいきたいと考えています。
今日の記事作成時間は47分でした。
では、また明日!
Posted by 水口和彦 at 23:55│Comments(0)│TrackBack(0)
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