同僚が「マタハラ」してしまう悲しい理由
こんにちは。水口です。
久しぶりの更新になります・・・(汗)
さて、今日の話題ですが、セクハラ、パワハラなどの「○○ハラ」という
言葉がいろいろ一般的になってきていますが、皆さんは「マタハラ」は
聞いたことがありますか?
■ 「マタハラ」って知ってますか?
こんな記事がありました。
「マタハラ」被害、我慢しないで!
:日経ウーマンオンライン【トレンド(キャリア)】
(『』内は引用です)
『 被害を受けても相談せずに我慢している女性は約半数――日本
労働組合総連合会(連合)は、妊娠や出産を理由に嫌がらせや不利な
処遇を受ける「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)」についての意識調査
を実施し、問題は顕在化していることを訴えた。
「マタハラ」という言葉の認知度はきわめて低い。20歳代―40歳代の
働く女性のうち、言葉も意味もよく理解している人はわずか6.1%だった。
言葉は聞いたことがあるが意味をよく知らない人は14.4%、言葉も意味
も知らなかった人は79.5%にのぼった。』
(上記サイトより引用)
――――――――――――――――――――――――――――
マタハラ = マタニティ・ハラスメントの略。
妊娠や出産を理由に嫌がらせや不利な処遇を受けること。
――――――――――――――――――――――――――――
ということですね。
ちなみに
『 マタハラの意味を伝えた上で、これまで職場でマタハラを受けたことが
あるか尋ねると、25.6%が「受けたことがある」と答えた。これは、昨年連合
が発表した別の調査によるセクハラ被害者の割合(17.0%)を上回る。 』
(上記サイトより引用)
とあります。実際、こういった話はときどき耳にします。
■ 同僚も「マタハラ」してしまう理由
「マタハラ」と聞くと、まず想像するのが、
―――――――――――――――――――――――
・ 妊娠・出産がきっかけで、解雇や契約打ち切り、
自主退職への誘導などをされた
―――――――――――――――――――――――
といった話で、上司などによるものです。
ですが、これは上記の調査では2番目。
最も多かったのは
―――――――――――――――――――――――
・ 妊娠中や産休明けなどに心無い言葉を言われた
―――――――――――――――――――――――
というもの。これは同僚など、誰もがやってしまう可能性があります。
産休に関してよく聞く話に、「産休で1人抜けたのに人員が補充されない」
という話があります。こうなると、残った人の仕事の負荷が高くなってしまい
ますよね。
上司・会社としては「残った人数でなんとかしてくれれば助かる」という思い
があるとは思いますが、それにも限界はあるわけで、たとえば数人しかいない
部署で1人抜けたらカバーしきれないのが普通です。
(よほど思い切った見直しをすれば別ですが)
そうなると、職場に残る方としては大変だし、ついイヤミの1つも言いたく
なってしまうという気持ちも出てくるもの・・・。もちろん、そんなの言わない
方がいいのですが、残った人がガマンしてばかりという状況も気の毒だと
感じます。職場に残る側の人も、ある意味被害者というか・・・。
「マタハラ」では、こういった人員配置の問題が大きいような気がします。
同僚にイヤミを言われる人も気の毒だし、言った同僚も気の毒です。
(また、うつなどによる休職でも同じような問題があります)
数ヶ月といった比較的短い期間に限定して、人の割り当てを変更するのは
難しいことですが、(上司や人事担当者は)そこががんばりどころというか、
いろいろ頭をひねってでも解決策を見出さないといけないところなのかな
と思います。
興味のある方へ: 上記記事の元になった調査がこちら↓にあります
日本労働組合総連合会(連合)|世論調査
(5月22日の分です)
今日の記事作成時間は32分でした。
では、また次回!
Posted by 水口和彦 at 12:45│Comments(0)│TrackBack(0)
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