時間管理のモヤモヤをスッキリ!に変える話 その3
「時間管理」「タイムマネジメント」の全体像をつかむ!
ための話。今日は、最後の3つめの話です。
その前にちょっと復習しましょう。
1つめの話は、
時間管理を「水の使い方」に例えたものでした。
これは、「仕事を管理すること」を意味しています。
時間の流れをコントロールすることはできませんが、
その時間に「何をするか」はコントロールできる、
ということです。
実は、「時間管理」関係の本のほとんどは、
この視点で書かれています。
そして、2つめの話は、
時間管理を「クレジットカード」に例えています。
これは、時間を「資源」、「資産」として見ることを
意味しています。
今、この瞬間を流れる時間を、資源としてみることは
できません。刻々と移り変わりますからね。
しかし、利用計画(未来)と、利用明細(過去)という形で
見れば、時間の使用量を管理することができるのです。
一部の著者は、こういう見方を提唱しています。
そして、3つめの話です。
今日の話は、実はとても基本的な話です。
「時間管理」の本では、改めて説明されることは、あまりありません。
今日は、時間を「時刻表」、「ダイヤ」として見てみましょう。
時間の管理で、「時刻表」なら、そのまんまやないか!
という突っ込みが聞こえてきそうですが・・・。
まあ、ちょっと考えてみましょう。
毎日、さまざまなスケジュールを
こなしている、あなたの行動は、
列車のダイヤに例えることができます。
そして、あなたは「列車」であると同時に、
その「ダイヤ」を組む人でもあるのです。
この場合、「ダイヤ」はあなたの予定を表します。
実際の列車のダイヤを組むのは、とても複雑な作業になります。
そして、間違いは許されません。
どの列車が、何時に、どの駅に着くか、
列車同士がどこですれ違ったり、
どこで追い越したりするか、
それらは、「ダイヤグラム」という図表で表されています。
それを駅ごとの発着時間としてまとめたものが時刻表です。
時間管理のテクニックには、この「ダイヤグラム」をうまく組むこと、と
解釈できるものが、多くあります。
例えば、
同一地区のアポイントは、同じ日に集中させた方が、
移動時間が節約できて効率的になる。
という話を聞いたことはないでしょうか。
また、
用事で外に出るときのために、
買い物・用事のリストを作っておき、
まとめて処理したほうが効率的になる。
という話、これらは、「ダイヤ」の組み方に相当する話です。
また、時間管理の本の中で、時間を厳守することの
重要さを説く人も多いですね。
これは、ダイヤの正確さが、信用につながる、という
経験論を言っているのです。
そしてこの、この3つめの話、「ダイヤをうまく組む」
というのも、ビジネスパーソンにとっての重要なスキルです。
そして、この話には、前回、前々回の2つの話には
無かった見方が含まれています。
実は、前の2つの話は、
「自分の時間をいかに効率的に使うか」
という観点の話であり、他の人とのかかわりについては
あまり考慮されていません。
それを補う意味で、この3つめの話が重要なのです。
この「ダイヤの管理」は、言い換えると、
「約束の管理」
と言うこともできます。
「約束を守る」ために、守れるようなスケジュールを組む。
というのも、時間管理の重要な要素なのです。
3つめの話、イメージできたでしょうか?
つまり、私が考える、時間管理とは、
「仕事(やること)の管理」
=「あなたという村」の水の使い方
たくさんの水車(仕事)の管理方法
水車(仕事)と畑(能力)、湖(人格)のバランス
「時間という資源の管理」
=「時間のクレジットカード」の使い方
利用計画を立てること
利用明細をチェックすること
(無駄使いをチェックする、リターンを考える)
「約束の管理」
=「自分のダイヤ」をうまく立てること
他の人とうまく連携して仕事をすること
効率的な順番を考えること
必要な部分では、時間を厳守すること
この3つの視点で説明することができるのです。
私は、この3つすべて揃うことで、うまく時間を使うことが
できるようになると考えています。
そして、この3つの見方について、
うまく説明してくれている人がいなかったので、
今回この記事を書いてみたのでした。
「なるほど、なかなかいいじゃない!」
と思っていただいた方は、
ぜひ ↓ 1クリックをお願いします。
もちろん、広い意味での時間管理として
言われていることの中には、
ここに含まれていないものもあります。
例えば、「先延ばし癖」については、
心理的な側面からの考察が必要です。
そういった、個別の話についても、
考えていきたいと思います。
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時間管理のモヤモヤをスッキリ!に変える話 その2
時間管理・タイムマネジメントって、結局何が大事なの?
これは、とても深い問題です。
例えば、時間管理や、自己啓発の本を読んで、
ポジティブな気分になる。それはそれでいいと思います。
しかし、ポジティブ思考だけでは限界があります。
時間管理の本質をつかんでいるのと、そうでないのでは、
時間のセンスに大きな差がついてくる、と私は考えます。
ということで、
今回は、時間管理の全体像をつかむための3つの話の2つめを
してみたいと思います。
2つめの話は、時間管理の本質に迫る話です。
時間について、よく言われることの一つに、
「時間は、お金持ちにも貧しい人にも、平等に毎日24時間与えられる」
という話があります。
確かにそうですね。
ちょっと、想像してみましょうか。
毎日、午前0時になると、
あなたのところに時間の神様がやってきます。
時間の神様といえば、ギリシャ神話の「クロノス」ですかね。
でも、ギリシャ神話は、あまり馴染みがないです・・・。
もうちょっと、親しみやすい神様にしましょうか。
・・・とりあえず、
こんな姿としておきましょう。
(この方、ホントはカゼの神様ですが・・)
時間の神様は、午前0時になると、
あなたに新しい24時間を置いていきます。
その24時間は貯めておくことはできません。
あなたが有効に使おうが、ぼーっとしていようが、
24時間は減っていくわけです。
そう、時間は貯められないのです。
そこが、お金とは違いますよね。
時間は、お金とは違って、貯められない。
時間の使い方は、お金の使い方と同じようには
考えられないわけです。
そういう意味では「時は金なり」では、ないのです。
確かに、時間の使い方を、お金の使い方と比較した場合、
似ている部分もあるのですが、結局うまく説明しきれません。
時間管理は、お金ではなく、「クレジットカード」のように
考えると、うまくイメージできるのです。
私たちは、時間のクレジットカードを使って
時間をやりくりしていると考えてみましょう。
例えば、時間管理でよくある失敗例として、こういうのがあります。
―――――――――――――――――――――――――
・時間に余裕があると思って、予定を入れたり、
仕事を先送りにしてしまう。
↓
・予定や、先送りにした仕事が重なってしまう。
↓
・時間が足りないので残業して、
睡眠時間を切り詰めることになる。
―――――――――――――――――――――――――
これをクレジットカードに例えると、どうなるでしょうか?
―――――――――――――――――――――――――
・カードでいくら使ったか憶えていなくて、
ついつい使い過ぎてしまう。
↓
・カードで使った額が引き落とされる
↓
・お金が足りなくなってきて、
生活費を切り詰めることになる
―――――――――――――――――――――――――
となります。これって似てると思いませんか?
この両方を経験したことがある方だと、この2つが
感情的でも似ていることに、気がつくと思います。
どうですか? ちょっとイメージつかめました?
一日の時間 → 毎月の給料
予定を入れる → カードで買い物をする
仕事を先送りする → 支払いを先送りする
睡眠時間を削る → 生活費を切り詰める
と対応しているわけです。
予定を入れる → カードで買い物する
(どちらもやり過ぎると、やりくりしきれなくなる)
仕事の先送り → 支払いの先送り
(どちらも溜め過ぎると、こなしきれなくなる)
となります。結構、似ていますよね。
こう考えると、時間管理には、
「時間のクレジットカードを使って、やりくりすること」
という面が、あることを分かっていただけたでしょうか。
そして、時間管理のテクニックの1つに、
時間をどう使ったか集計し、
使い方の悪いところを改善していく
というやり方があります。
一日や、一週間の時間をどう使ったかを見て、
その使った内容が、自分の目標と一致しているかを
確認するのです。
そうして、時間の使い方の良くないところを
直していこう、というものです。
これはまさに、
「時間のクレジットカード」の利用明細を
チェックしていることと同じです。
家計簿になぞらえて、「時間簿」をつけよう!
という本がありますが、これはまさにこのことです。
また、仕事に使う時間と、その成果の関係を、
「投資収益率」のように見るべき、と提唱する人もいます。
これは、「時間のクレジットカード」を使うときには、
後悔しない買い物をするように!
と言っているのと同じだと思います。
というように、時間管理には、「クレジットカード」として
考えると、理解しやすい面があるのです。
そして、実は、「お金のカード」よりも、「時間のカード」の方が、
使うのが難しいのです。
なぜなら、時間はお金と違って、貯めておくことができないからです。
ある一日に仕事や予定が集中すると、すぐに破綻してしまいます。
破綻・・・まではいかなくても、ストレスになることはありますよね。
貯められないから、計画を立てることが特に重要なのです。
こう考えると、時間管理をしないで時間を使うことって
結構怖いことだと思えてきませんか?
もしかしたら、お金よりも、もっと、
「ご利用は計画的に」
と意識しないといけないのかもしれません。
この他にも、この「時間のクレジットカード」の考え方を使うと、
時間管理の考え方が、よく分かるようになります。
「時間のクレジットカード」というイメージは、
ぜひ憶えておいてください。
さて、今回は時間管理術を理解するために
「クレジットカード」に例えてみました。
うん、なんとなく、時間管理が大事なことが分かってきた!
と思っていただいた方は、
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時間管理の中には、もう1つ大事なことがあります。
次回は、それを3つめの例え話として、紹介してみます。
【続き : 時間管理のモヤモヤをスッキリ!に変える話 その3】
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時間管理のモヤモヤをスッキリ!に変える話 その1
時間管理・タイムマネジメント・・・って、言うけど、
結局なんだかよく分からないよ!
あなたはそう思ったことはないですか?
実は、そう思うのは当然のことなのです。
前回述べたように、時間管理の全体像をうまく説明してくれている
話を、私はまだ聞いたことがありません。
私は現在、「時間管理関係の本をすべて読破する!」プロジェクトを
実行中ですが、まだそういう本には出会っていません。
全体が見えないものが、分かりにくいのは当然です。
例えば、
時間の使い方を書いた本を読むと、「なるほど」と思うことが
たくさん書かれていたりします。
でも、読み終わって日々の生活に戻ってみると、
結局、あまりすっきりしていない。
ということが起こったりします。
これは、全体が見えていないことが原因なのです。
「時間管理術研究家」である私としては、これは見過ごせない問題です。
どうすればいいのか・・・? 考えました。
そして今回、時間管理の全体をつかむための話を3つ用意しました。
見えないものは、見えるものに例えてみると、
意外とすっきり理解できたりします。
3つの話を全部読むと、特に理解が深まりますので、
ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
今回は1つめの話をします。
まず、時間の性質を考えてみましょう。
時間は・・・
・使っても、使わなくても過ぎ去っていく
・使い道はいろいろある
・毎日同じ量(24時間)がやってきて、同じ量が去っていく
そういうものですよね。
これは、水の流れと同じ性質なのです。
時間の性質の一部は、水の流れに例えるとうまく説明できるのです。
時間を水の流れに例えるとは、ベタな例えだなあ・・・と
思った方もいるかもしれませんね。
人生や時代の移り変わりを川の流れに例えることはありますからね。
(『川の流れのように』って歌もありましたね。)
しかし、ここでいう水の流れはちょっと意味が違います。
この後を読んでみて下さい。
では、考えてみましょう。
まず、自分を1つの村だと考えてください。
その、「あなたという村」には水が流れています。
水の流れ、例えばこんな感じです。
どんな流れでもいいですが、
いつも同じ量が流れ続けている、
というのがポイントです。
そして、あなたという村には、水路があります。
その水路を使って、水の流れをひいてくれば、
水車を回すことができます。
そして、水車を回すと、
粉をひくことができます。
小麦の粒から、小麦粉を
作ったりするわけです。
これが、「仕事をする」ことです。
小麦(仕事)を水車でひいて(時間を使って)、
小麦粉(仕事の成果)を得るわけです。
水の流れで水車を回す。これだけなら、話はシンプルなのですが、
実際はそうもいきません。
私たちが仕事をする場合は、たくさんの「やらなければいけないこと」が
ありますよね。
例えると、こんな感じでしょうか。
ここまでひどくない? でしょうか。
でも、あなたの仕事の中の「やらなければいけないこと」を、細かい
ものまで数えていくと、これよりもずっと多いのではないでしょうか。
そして、この水車には困った点があります。
それは、基本的に一度に回せるのは、一つだけなのです。
私たちは、水路を切り替えることによって、
たくさんの水車を順番に回しているのです。
なんとなくイメージできました ?
この考えを「水車の理論」と呼ぶことにします。
(アントニオ猪木氏の「風車の理論」とは違いますので、ご注意を・・)
『7つの習慣』をはじめとした、色々な本で言われていることに、
「仕事に優先順位をつける」という考え方があります。
目先の緊急性だけでなく、重要性の高いものからやるべき、
というものです。
これを「水車の理論」で言うと、
「どの水車を回すか(どの粉をひくか)、考える。」
ということになります。
ちょっと強引な解釈になりますが、
値段が高く売れる粉を先にひこう、ということになります。
そして、『仕事を成し遂げる技術』(GTDと呼ばれている本です)では、
「回さなければいけない水車をリストアップして、忘れないようにする」
こと、つまり、たくさんの水車の管理テクニックについて
述べられているわけです。
また、「7つの習慣」ほか、多くの本で述べられていることとして、
重要な仕事をするためには、まとまった時間を確保して、
仕事に集中できるようにすると効率が上がる。
という話があります。
P・F・ドラッカー氏も著書の中でそういうことを言っています。
これを水車の理論で言うと、
「大きな水車は重くて、回り始めるのに時間がかかる」
ということに対応しています。
その反対が「スキマ時間を使う」という話です。
時間の節約術・活用術的な本によく出てきます。
これは、
「大きな水車用の小麦を用意している間に、
小さな水車で別の粉をひいてしまおう」
と言い換えることができます。
軽くて、すぐに回り始める水車なら、
大きな水車の粉を交換している間の水の流れを
ムダなく使える、ということですね。
また、これも多くの人が言っている、
「ながら作業をすることで、時間を有効に使う」というのは、
「水車の種類によっては、2つ同時に回せるものがある」
と言い換えることができます。
電車で移動する、という軽い水車を回しているときには、
同時に英会話のCDを聞く、という水車も回せるのです。
この他にも、時間節約術、仕事術として言われていることの
多くは、水車の例えで表すことができます。
そして、そうすることで、今までよりも納得できることが
多いと思います。あなたも一度考えてみてください。
ここで、水車はちょっと置いておきましょう。
この水の流れは、他にも使うことができるのです。
他の使い道の1つが、畑にまくことです。
畑にまく、というのは、勉強したり、スキルアップしたり、
資格を取ったり、ということです。
地道に続けていくと将来、実を結ぶ。という意味で、
畑の例えを使っています。
そして、畑に水を引くために、水路を切り替えると、水車は
回らなくなります。
だからといって、水車ばかりに気を取られていると、なかなか
自分が成長できないということになります。
また、畑に水をやり続けることは、すぐには成果はでるものでは
ありません。地道な努力が必要になります。
途中で水やりをやめてしまうと、作物が枯れてしまったりします。
(資格を取るためなどの勉強と似てますね。)
しかし、作物を育てていくことで、収穫が得られるときが必ず来ます。
その収穫とは、
・人から与えられたものではない、自分が作った作物をひくことが
できる。
(新しい仕事ができるようになる、独立して仕事ができる)
・取った作物から油を取って、それを水車にさすことができる。
(スキルアップによって、仕事の効率が上がる)
というものです。
これは『7つの習慣』では「刃を研ぐ」と言われている部分に似ています。
また、「木こりのジレンマ」という話も、同じことを言っています。
※「木こりのジレンマ」の話はいくつかの本で取り上げられています。
出典はよく分かりません。この本にも載っていました →
要約するとこういう話です。
――――――――――――――――――――――――
あるところに新しい斧を手に入れた木こりがいました。
一日目、彼はその斧で10本の木を切り倒すことができました。
しかし、日に日に切り倒せる本数が減ってきました。
彼は以前よりもがんばっているのですが。
それを見た仲間が彼に、斧の刃を研ぐように、
とアドバイスをしました。
すると、木こりはこう答えました。
「俺はそんなことをしている暇がないんだ。
もっと木を切り倒さないといけないから。」
――――――――――――――――――――――――
「そうやって研がないから、時間がかかってんだろ!」
と突っ込みたくなりますが、私たちも、ついつい同じ状況に
おちいってしまうことはないでしょうか・・。
つまり、自分の能力を高めることにも水を使うべき、ということです。
そうしないと、効率の良い仕事はできない、ということですね。
さて、あなたという村には、水車と畑の他に、
もう1つ、水を使うところがあります。
それは、湖です。
水路を切替えることで、湖に水を引くこともできるのです。
そして、その湖の周りには、大きな森があります。
これが、あなたのプライベートの部分です。
さっきの畑と、どう分けるのかというと、
畑に水をやる → 能力を高める
湖に水を引く → 自分自身を豊かにする
と考えてください。
湖に水を引くこととは、
・趣味・楽しみのために時間を使う
・家族・パートナーのために時間を使う
・友人との付き合いのために時間を使う
・リラックスしたり、自分の考えを深めたりするために時間を使う
などのことを表します。
そして、豊かな湖の周りには、豊かな森が茂り、
心地良い空間が生まれます。
そこに人が集まってくるのです。
そういう意味で、湖はあなたの人格的な部分、とも言えるでしょう。
また、湖の周りに茂った森からは、良い木材が取れて、
新しい水車を作ることもできるのです。
そして、恐ろしいことに、水車と畑にばかり水を使っていると、
いつの間にか、湖が干上がってしまいます。
そして、湖には誰もいなくなっていた・・・。
なんてことも起こり得るわけです。
あなたという村のイメージ、できたでしょうか?
ここまで述べた水車と畑と湖はこんなイメージです。
水車・・・仕事
畑 ・・・能力・目標
湖 ・・・人格・家族・交遊関係
そして、この3つにバランスよく水を流す(時間を使う)ことも
時間管理術の中でよく語られていることです。
(分類方法は人それぞれですが。)
ライフ・バランスというのも、このことですね。
あなたという村に対して、「時間管理術」と言われるものは、
いくつかの視点を提供しています。
その中には、
・村全体の水の流れのバランス
にこだわったものもあり、
・水車の回し方
に集中したものもあります。
・畑への水のまき方
を説いたものもあります。
そんな、それぞれの時間管理術に接したときに、
「あなたという村」全体のイメージを忘れないようにすると、
スッキリと理解できるのではないかと思います。
このイメージを活用してみてください。
今回の話は、なかなかいいかも! と思っていただいた方は、
ぜひ ↓ 1クリックをお願いします。
今回は、時間管理を「水の流れの使い方」として、見てみました。
もちろん、時間は水の流れと違う部分も持っています。
そうした部分を補足するための、別の見方を次回に紹介します。
【続き : 時間管理のモヤモヤをスッキリ!に変える話 その2】
【学校でもセミナーでも教えてくれない時間管理のツボ 目次へ戻る】
結局なんだかよく分からないよ!
あなたはそう思ったことはないですか?
実は、そう思うのは当然のことなのです。
前回述べたように、時間管理の全体像をうまく説明してくれている
話を、私はまだ聞いたことがありません。
私は現在、「時間管理関係の本をすべて読破する!」プロジェクトを
実行中ですが、まだそういう本には出会っていません。
全体が見えないものが、分かりにくいのは当然です。
例えば、
時間の使い方を書いた本を読むと、「なるほど」と思うことが
たくさん書かれていたりします。
でも、読み終わって日々の生活に戻ってみると、
結局、あまりすっきりしていない。
ということが起こったりします。
これは、全体が見えていないことが原因なのです。
「時間管理術研究家」である私としては、これは見過ごせない問題です。
どうすればいいのか・・・? 考えました。
そして今回、時間管理の全体をつかむための話を3つ用意しました。
見えないものは、見えるものに例えてみると、
意外とすっきり理解できたりします。
3つの話を全部読むと、特に理解が深まりますので、
ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
今回は1つめの話をします。
まず、時間の性質を考えてみましょう。
時間は・・・
・使っても、使わなくても過ぎ去っていく
・使い道はいろいろある
・毎日同じ量(24時間)がやってきて、同じ量が去っていく
そういうものですよね。
これは、水の流れと同じ性質なのです。
時間の性質の一部は、水の流れに例えるとうまく説明できるのです。
時間を水の流れに例えるとは、ベタな例えだなあ・・・と
思った方もいるかもしれませんね。
人生や時代の移り変わりを川の流れに例えることはありますからね。
(『川の流れのように』って歌もありましたね。)
しかし、ここでいう水の流れはちょっと意味が違います。
この後を読んでみて下さい。
では、考えてみましょう。
まず、自分を1つの村だと考えてください。
その、「あなたという村」には水が流れています。
水の流れ、例えばこんな感じです。
どんな流れでもいいですが、
いつも同じ量が流れ続けている、
というのがポイントです。
そして、あなたという村には、水路があります。
その水路を使って、水の流れをひいてくれば、
水車を回すことができます。
そして、水車を回すと、
粉をひくことができます。
小麦の粒から、小麦粉を
作ったりするわけです。
これが、「仕事をする」ことです。
小麦(仕事)を水車でひいて(時間を使って)、
小麦粉(仕事の成果)を得るわけです。
水の流れで水車を回す。これだけなら、話はシンプルなのですが、
実際はそうもいきません。
私たちが仕事をする場合は、たくさんの「やらなければいけないこと」が
ありますよね。
例えると、こんな感じでしょうか。
ここまでひどくない? でしょうか。
でも、あなたの仕事の中の「やらなければいけないこと」を、細かい
ものまで数えていくと、これよりもずっと多いのではないでしょうか。
そして、この水車には困った点があります。
それは、基本的に一度に回せるのは、一つだけなのです。
私たちは、水路を切り替えることによって、
たくさんの水車を順番に回しているのです。
なんとなくイメージできました ?
この考えを「水車の理論」と呼ぶことにします。
(アントニオ猪木氏の「風車の理論」とは違いますので、ご注意を・・)
『7つの習慣』をはじめとした、色々な本で言われていることに、
「仕事に優先順位をつける」という考え方があります。
目先の緊急性だけでなく、重要性の高いものからやるべき、
というものです。
これを「水車の理論」で言うと、
「どの水車を回すか(どの粉をひくか)、考える。」
ということになります。
ちょっと強引な解釈になりますが、
値段が高く売れる粉を先にひこう、ということになります。
そして、『仕事を成し遂げる技術』(GTDと呼ばれている本です)では、
「回さなければいけない水車をリストアップして、忘れないようにする」
こと、つまり、たくさんの水車の管理テクニックについて
述べられているわけです。
また、「7つの習慣」ほか、多くの本で述べられていることとして、
重要な仕事をするためには、まとまった時間を確保して、
仕事に集中できるようにすると効率が上がる。
という話があります。
P・F・ドラッカー氏も著書の中でそういうことを言っています。
これを水車の理論で言うと、
「大きな水車は重くて、回り始めるのに時間がかかる」
ということに対応しています。
その反対が「スキマ時間を使う」という話です。
時間の節約術・活用術的な本によく出てきます。
これは、
「大きな水車用の小麦を用意している間に、
小さな水車で別の粉をひいてしまおう」
と言い換えることができます。
軽くて、すぐに回り始める水車なら、
大きな水車の粉を交換している間の水の流れを
ムダなく使える、ということですね。
また、これも多くの人が言っている、
「ながら作業をすることで、時間を有効に使う」というのは、
「水車の種類によっては、2つ同時に回せるものがある」
と言い換えることができます。
電車で移動する、という軽い水車を回しているときには、
同時に英会話のCDを聞く、という水車も回せるのです。
この他にも、時間節約術、仕事術として言われていることの
多くは、水車の例えで表すことができます。
そして、そうすることで、今までよりも納得できることが
多いと思います。あなたも一度考えてみてください。
ここで、水車はちょっと置いておきましょう。
この水の流れは、他にも使うことができるのです。
他の使い道の1つが、畑にまくことです。
畑にまく、というのは、勉強したり、スキルアップしたり、
資格を取ったり、ということです。
地道に続けていくと将来、実を結ぶ。という意味で、
畑の例えを使っています。
そして、畑に水を引くために、水路を切り替えると、水車は
回らなくなります。
だからといって、水車ばかりに気を取られていると、なかなか
自分が成長できないということになります。
また、畑に水をやり続けることは、すぐには成果はでるものでは
ありません。地道な努力が必要になります。
途中で水やりをやめてしまうと、作物が枯れてしまったりします。
(資格を取るためなどの勉強と似てますね。)
しかし、作物を育てていくことで、収穫が得られるときが必ず来ます。
その収穫とは、
・人から与えられたものではない、自分が作った作物をひくことが
できる。
(新しい仕事ができるようになる、独立して仕事ができる)
・取った作物から油を取って、それを水車にさすことができる。
(スキルアップによって、仕事の効率が上がる)
というものです。
これは『7つの習慣』では「刃を研ぐ」と言われている部分に似ています。
また、「木こりのジレンマ」という話も、同じことを言っています。
※「木こりのジレンマ」の話はいくつかの本で取り上げられています。
出典はよく分かりません。この本にも載っていました →
要約するとこういう話です。
――――――――――――――――――――――――
あるところに新しい斧を手に入れた木こりがいました。
一日目、彼はその斧で10本の木を切り倒すことができました。
しかし、日に日に切り倒せる本数が減ってきました。
彼は以前よりもがんばっているのですが。
それを見た仲間が彼に、斧の刃を研ぐように、
とアドバイスをしました。
すると、木こりはこう答えました。
「俺はそんなことをしている暇がないんだ。
もっと木を切り倒さないといけないから。」
――――――――――――――――――――――――
「そうやって研がないから、時間がかかってんだろ!」
と突っ込みたくなりますが、私たちも、ついつい同じ状況に
おちいってしまうことはないでしょうか・・。
つまり、自分の能力を高めることにも水を使うべき、ということです。
そうしないと、効率の良い仕事はできない、ということですね。
さて、あなたという村には、水車と畑の他に、
もう1つ、水を使うところがあります。
それは、湖です。
水路を切替えることで、湖に水を引くこともできるのです。
そして、その湖の周りには、大きな森があります。
これが、あなたのプライベートの部分です。
さっきの畑と、どう分けるのかというと、
畑に水をやる → 能力を高める
湖に水を引く → 自分自身を豊かにする
と考えてください。
湖に水を引くこととは、
・趣味・楽しみのために時間を使う
・家族・パートナーのために時間を使う
・友人との付き合いのために時間を使う
・リラックスしたり、自分の考えを深めたりするために時間を使う
などのことを表します。
そして、豊かな湖の周りには、豊かな森が茂り、
心地良い空間が生まれます。
そこに人が集まってくるのです。
そういう意味で、湖はあなたの人格的な部分、とも言えるでしょう。
また、湖の周りに茂った森からは、良い木材が取れて、
新しい水車を作ることもできるのです。
そして、恐ろしいことに、水車と畑にばかり水を使っていると、
いつの間にか、湖が干上がってしまいます。
そして、湖には誰もいなくなっていた・・・。
なんてことも起こり得るわけです。
あなたという村のイメージ、できたでしょうか?
ここまで述べた水車と畑と湖はこんなイメージです。
水車・・・仕事
畑 ・・・能力・目標
湖 ・・・人格・家族・交遊関係
そして、この3つにバランスよく水を流す(時間を使う)ことも
時間管理術の中でよく語られていることです。
(分類方法は人それぞれですが。)
ライフ・バランスというのも、このことですね。
あなたという村に対して、「時間管理術」と言われるものは、
いくつかの視点を提供しています。
その中には、
・村全体の水の流れのバランス
にこだわったものもあり、
・水車の回し方
に集中したものもあります。
・畑への水のまき方
を説いたものもあります。
そんな、それぞれの時間管理術に接したときに、
「あなたという村」全体のイメージを忘れないようにすると、
スッキリと理解できるのではないかと思います。
このイメージを活用してみてください。
今回の話は、なかなかいいかも! と思っていただいた方は、
ぜひ ↓ 1クリックをお願いします。
今回は、時間管理を「水の流れの使い方」として、見てみました。
もちろん、時間は水の流れと違う部分も持っています。
そうした部分を補足するための、別の見方を次回に紹介します。
【続き : 時間管理のモヤモヤをスッキリ!に変える話 その2】
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なぜ時間管理は「ピン」とこないのか?
時間管理について、いろいろ語っている人は多いのですが、
それぞれの視点がまちまちなので、全体が把握できない。
ということを、昨日述べました。
このことについては、私は随分前から考えていたのですが、
そういう意味での、良い本には、なかなか出会えませんでした。
(ということで、私が書こうかとと考えているところです・・・)
ところで、お金についての考え方を述べた本が、最近増えていますね。
私も何冊か読みました。
「ユダヤ人大富豪の教え」の →
本田健さんの本が私は好きですね。
木村剛さんの本も参考になりました。→
そして、そういう本を読むことで、それまで何気なく接していた
お金に対する考え方が変わったことを感じます。
自分の過去を振り返ると、
・お金が無くなることへの恐怖感が強かったり、
・その割には、時々、衝動的にムダ使いをしてしまったり、
・無くなることばかり恐れて、有効に使うことに頭が回らなかったり、
という傾向があることに気がつきました。
もちろん、今でもそういう傾向が100パーセント無くなったわけでは
ありません。
しかし、自分の考え方が少し変わったことで、
焦りやストレスは少なくなったと感じています。
お金に関する知恵や考え方は、学校では教えてくれないことです。
しかし、とても重要なことのように思います。
そして、同じように、時間をうまく使うことについての知恵や考え方
も重要なことだと、私は考えています。
私は「時間管理の専門家」を自称しています。
この分野で読んだ本の数は、日本一・・かどうかは分かりませんが、
相当な量を読んでいます。
また、自分が十数年の間に、もがき続けながら考えてきたことも、
現在の私に大きく影響しています。
そうして得られた知恵や考え方をお伝えできれば、と思っています。
ところで、さっき言った、
・お金が無くなることへの恐怖感が強かったり、
・その割には、時々、衝動的にムダ使いをしてしまったり、
・無くなることばかり恐れて、有効に使うことに頭が回らなかったり、
というところですが、実はこれ、そのまま時間にも置き換えることが
できるのです。
・時間が無くなることへの恐怖感が強かったり、
(時間が無い、時間が無い、とバタバタしてしまう。)
・その割には、時々、衝動的にムダ使いをしてしまったり、
(やるべきことがあるのに、違うことをして時間をムダにしてしまう。)
・無くなることばかり恐れて、有効に使うことに頭が回らなかったり、
(あわてて行動した結果、あとでやり直すことになってしまう。)
こういう感じです。これって、以前の私そのままですね・・・。
ここで、ちょっと考えてみてください。
あなたにとって、「時間」とは、どんなものですか?
考えました?
きっと、いろいろな答えがあると思います。
例えば、時間とは・・・
・大事なものである (その通りだと思います。)
・見えないものである (時計は見えますが、時間は見えませんよね。)
・貯めることができない (お金とは違いますね。)
・人から借りることができない
(人の時間を借りる、っていう言い方はありますが、
自分の時間を、人から借りてくるのは無理です・・・。)
・買うことができない
(お金を使って時間を節約したり、有効に使ったりすることを、
「時間を買う」という言い方をすることはありますが。)
・長さが変わるものである
(これは、「時計の時間」ではなく、「自分が感じる時間」に
当てはまることです。)
・持ち運ぶことができない(当たり前か・・・。)
・すぐ無くなってしまうもの、いくらあっても足りないもの
・怖いもの・・・(怖いのは時間ではなくて納期かもしれませんが。)
人それぞれの答えがあると思います。
いずれにしても、時間というのは、
どこか、とらえどころのない印象があります。
そして、「時間管理」「タイムマネジメント」というのも、
分かりにくい言葉です。
というのは、「管理」や「マネジメント」という言葉は、
それぞれ複数の意味やニュアンスを持っていますから、
人によって取り方が違うのです。
そんなわけで、「時間管理」「タイムマネジメント」について
書かれた本は、それぞれ別の視点から書かれたりするのだと思います。
そして、それぞれの本を手にとったときに、自分が求める答えが
そこに書かれているとは限らないわけです。
次回は、ちょっとした例えを使って、それぞれの本が
どんな視点から書かれているかを説明したいと思います。
【続き : 時間管理のモヤモヤをスッキリ!に変える話 その1】
【学校でもセミナーでも教えてくれない時間管理のツボ 目次へ戻る】
それぞれの視点がまちまちなので、全体が把握できない。
ということを、昨日述べました。
このことについては、私は随分前から考えていたのですが、
そういう意味での、良い本には、なかなか出会えませんでした。
(ということで、私が書こうかとと考えているところです・・・)
ところで、お金についての考え方を述べた本が、最近増えていますね。
私も何冊か読みました。
「ユダヤ人大富豪の教え」の →
本田健さんの本が私は好きですね。
木村剛さんの本も参考になりました。→
そして、そういう本を読むことで、それまで何気なく接していた
お金に対する考え方が変わったことを感じます。
自分の過去を振り返ると、
・お金が無くなることへの恐怖感が強かったり、
・その割には、時々、衝動的にムダ使いをしてしまったり、
・無くなることばかり恐れて、有効に使うことに頭が回らなかったり、
という傾向があることに気がつきました。
もちろん、今でもそういう傾向が100パーセント無くなったわけでは
ありません。
しかし、自分の考え方が少し変わったことで、
焦りやストレスは少なくなったと感じています。
お金に関する知恵や考え方は、学校では教えてくれないことです。
しかし、とても重要なことのように思います。
そして、同じように、時間をうまく使うことについての知恵や考え方
も重要なことだと、私は考えています。
私は「時間管理の専門家」を自称しています。
この分野で読んだ本の数は、日本一・・かどうかは分かりませんが、
相当な量を読んでいます。
また、自分が十数年の間に、もがき続けながら考えてきたことも、
現在の私に大きく影響しています。
そうして得られた知恵や考え方をお伝えできれば、と思っています。
ところで、さっき言った、
・お金が無くなることへの恐怖感が強かったり、
・その割には、時々、衝動的にムダ使いをしてしまったり、
・無くなることばかり恐れて、有効に使うことに頭が回らなかったり、
というところですが、実はこれ、そのまま時間にも置き換えることが
できるのです。
・時間が無くなることへの恐怖感が強かったり、
(時間が無い、時間が無い、とバタバタしてしまう。)
・その割には、時々、衝動的にムダ使いをしてしまったり、
(やるべきことがあるのに、違うことをして時間をムダにしてしまう。)
・無くなることばかり恐れて、有効に使うことに頭が回らなかったり、
(あわてて行動した結果、あとでやり直すことになってしまう。)
こういう感じです。これって、以前の私そのままですね・・・。
ここで、ちょっと考えてみてください。
あなたにとって、「時間」とは、どんなものですか?
考えました?
きっと、いろいろな答えがあると思います。
例えば、時間とは・・・
・大事なものである (その通りだと思います。)
・見えないものである (時計は見えますが、時間は見えませんよね。)
・貯めることができない (お金とは違いますね。)
・人から借りることができない
(人の時間を借りる、っていう言い方はありますが、
自分の時間を、人から借りてくるのは無理です・・・。)
・買うことができない
(お金を使って時間を節約したり、有効に使ったりすることを、
「時間を買う」という言い方をすることはありますが。)
・長さが変わるものである
(これは、「時計の時間」ではなく、「自分が感じる時間」に
当てはまることです。)
・持ち運ぶことができない(当たり前か・・・。)
・すぐ無くなってしまうもの、いくらあっても足りないもの
・怖いもの・・・(怖いのは時間ではなくて納期かもしれませんが。)
人それぞれの答えがあると思います。
いずれにしても、時間というのは、
どこか、とらえどころのない印象があります。
そして、「時間管理」「タイムマネジメント」というのも、
分かりにくい言葉です。
というのは、「管理」や「マネジメント」という言葉は、
それぞれ複数の意味やニュアンスを持っていますから、
人によって取り方が違うのです。
そんなわけで、「時間管理」「タイムマネジメント」について
書かれた本は、それぞれ別の視点から書かれたりするのだと思います。
そして、それぞれの本を手にとったときに、自分が求める答えが
そこに書かれているとは限らないわけです。
次回は、ちょっとした例えを使って、それぞれの本が
どんな視点から書かれているかを説明したいと思います。
【続き : 時間管理のモヤモヤをスッキリ!に変える話 その1】
【学校でもセミナーでも教えてくれない時間管理のツボ 目次へ戻る】
学校でもセミナーでも教えてくれない時間管理のツボ
こんにちは。ミナクチです。
「7つの嘘」シリーズが完結したので、新しいシリーズ記事を始めます。
タイトルは・・・
「学校でもセミナーでも教えてくれない時間管理のツボ」
といいます。
なぜ、私がこの記事を書こうと思ったのか? というと・・・
私は時間管理についていろいろ調べてきましたが、その中で
感じることがあります。
それは・・・、
時間管理について、いろいろ語っている人は多いのですが、
それぞれの視点がまちまちなので、全体が把握できないのです。
というのは、私は「時間管理術」「タイムマネジメント」関連の本を
200冊以上読みましたが、その内容はいろいろでした。例えば、
・仕事術的なもの
(仕事を早くする、いらない仕事を切る・・・など)
・生活のバランスを考える
(ライフバランス、価値感、残業をしない、など)
・タスクを管理する
(ToDoリスト、ワークフロー的なもの)
・人間関係に関するもの
(コミュニケーション、チームのマネジメントなど)
・時間節約術的なもの
(整理術や、電車の乗り方など)
などです。
そして、困ったことに、全体像をうまく説明してくれている
人が、いないのです。
私は、時間管理の本を読みながら、この点に不満を持っていました。
そして、これをうまく説明できないか、と以前から考えていました。
この記事では、そういうことを書いていきます。
それが、時間をうまく使うためのヒントになると思います。
時間管理系の本を読んでも、なかなか「ピン」と来るものがない!と
思っている方は、ぜひ続きを読んでみてください。
ということで、次回に続きます。
【続き : なぜ時間管理は「ピン」とこないのか?】
【学校でもセミナーでも教えてくれない時間管理のツボ 目次へ戻る】
「7つの嘘」シリーズが完結したので、新しいシリーズ記事を始めます。
タイトルは・・・
「学校でもセミナーでも教えてくれない時間管理のツボ」
といいます。
なぜ、私がこの記事を書こうと思ったのか? というと・・・
私は時間管理についていろいろ調べてきましたが、その中で
感じることがあります。
それは・・・、
時間管理について、いろいろ語っている人は多いのですが、
それぞれの視点がまちまちなので、全体が把握できないのです。
というのは、私は「時間管理術」「タイムマネジメント」関連の本を
200冊以上読みましたが、その内容はいろいろでした。例えば、
・仕事術的なもの
(仕事を早くする、いらない仕事を切る・・・など)
・生活のバランスを考える
(ライフバランス、価値感、残業をしない、など)
・タスクを管理する
(ToDoリスト、ワークフロー的なもの)
・人間関係に関するもの
(コミュニケーション、チームのマネジメントなど)
・時間節約術的なもの
(整理術や、電車の乗り方など)
などです。
そして、困ったことに、全体像をうまく説明してくれている
人が、いないのです。
私は、時間管理の本を読みながら、この点に不満を持っていました。
そして、これをうまく説明できないか、と以前から考えていました。
この記事では、そういうことを書いていきます。
それが、時間をうまく使うためのヒントになると思います。
時間管理系の本を読んでも、なかなか「ピン」と来るものがない!と
思っている方は、ぜひ続きを読んでみてください。
ということで、次回に続きます。
【続き : なぜ時間管理は「ピン」とこないのか?】
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