TIQ−10 仕事とプライベートのバランスを取るライン
こんばんは。ミナクチです。
今回は、
「なぜ仕事とプライベートのバランスが取れないのか?」
という話の続きです。
どうしても仕事の時間が長くなりがち。
ついついプライベートが犠牲になってしまう。
そんな状況は、なぜ起こってしまうのでしょうか?
こういう例えだと、分かりやすいかもしれません。
あなたは、
仕事場では「仕事モード」
プライベートでは「プライベートモード」
という、違うモードにあります。
そしてこの2人は、別の性格を持っているんです。
多重人格?ということでは、ありません・・・。
仕事をしているとき → 頭の中は仕事のことが多い
→ 仕事のことを第一に考える「仕事モード」
となりますし、プライベートでは、逆ですね。
これが違うモードにある、ということです。そして、
仕事モードのときは仕事優先、
プライベートモードのときはプライベート優先、
そう判断してしまう傾向があるのです。
この2人がバランスよく共存できればいいのですが・・、
どうしてもプライベートモードが押されがちになって
しまうんですよね。
そうなるのは、当たり前の話です。なぜなら・・・
今日は何時に帰ろうか、という決定権を握っているのは、
「仕事モード」のあなただからなのです。
「プライベートモード」のあなたにとっては、
ものすごく不利な綱引きをしているようなものです。
なんとなく、納得していただけたでしょうか?
私たちは、毎日「プライベートモード」に不利な戦いを
しているわけです。
プライベートが、ついつい犠牲になってしまうのは当然なんです。
困りましたね・・・。この状況、どうやって打開しましょうか?
例えば、こんな考え方はどうでしょうか?
その日その日に、「今日は何時まで仕事をしようか?」と考えるから、
「仕事モード」有利になってしまうわけです。
それなら、あらかじめ目標とする帰宅時間を決めておけばいいのです。
そして、手帳のその時間のところに線を引いておく。
(色分けしておくのもいいですね。)
その線は、「仕事モード」と「プライベートモード」の間の
「協定ライン」
なのです。
仕事の時間が、協定ラインを超えて遅くなる日が続いたら、
「最近、ちょっと仕事モードが勝ちすぎだな。」
と判定するわけです。
判定する自分は、両者の中立の立場、
つまり「審判モード」という感じですね。
こんな単純なことで効果あるのかな? と思うかもしれませんが、
実際やってみると、意外と効果がありますよ。
あなたも、ためしに協定ラインを引いてみてはいかがでしょうか?
「プライベートモード」のあなたが喜んでくれるかもしれませんよ。
「・・・やってみようかな?」と思っていただいた方は、
ぜひ ↓ 1クリックお願いします。
TIQ−9 仕事とプライベートのバランスが取れない理由
こんばんは。ミナクチです。
今日は、昨日予告した、
「なぜ仕事とプライベートのバランスが取れないのか?」
という問題について考えてみましょう。
まず、ちょっと考えてみてください。
あなたは、ビジネスとプライベート、どちらが大事ですか?
という質問に、あなたは明確な答えを出せるでしょうか?
そんなの、どっちも大事に決まってますよね。
自分の100パーセントをビジネスのために生きることも、
100パーセントをプライベートのために生きることも、
実際に出来るものではありません。
そして、「プライベートより、絶対ビジネス優先!」という人や、
「絶対プライベートが優先!」という人は少数派でしょう。
ほとんどの人は、自分なりのバランスを取りたいと
思っているのではないでしょうか。
では、次の質問に対してはどうでしょうか、
今のあなたは、理想のバランスと比べて、
ビジネスとプライベート、どちら寄りになっていますか?
この質問に対しては、答えられるのではないでしょうか。
多くの方は、どうしてもビジネス寄りになりがちだと思います。
そして「仕事だから仕方がない」と、あきらめていたりするのです。
では、なぜこうなってしまうのでしょうか?
そこには、ちょっとしたメカニズムがあるのです。
そのメカニズムをひとことで言うと、
ビジネスとプライベートの天秤は揺れ動いている。
というものです。
では、またちょっと考えてみてください。
仕事をしているとき、あなたは「仕事モード」の自分に
なっていると考えてみてください。
そして、プライベートのときは、「プライベートモード」の
自分になっている、というわけです。
そして、この2つのモードのそれぞれにあるとき、
「ビジネス」と「プライベート」を天秤にかけると、
違った結果になってしまうのです。
例えば・・・、
「仕事モード」のときには、頭の中には仕事のことが
たくさん入っています。
そういう状態では、どうしても仕事上の「やりたいこと」や
「心配なこと」が気になってしまいます。
このときに、ビジネスの「やること」とプライベートの「やること」
を天秤にかけると、どうしても、ビジネス優先になりがちです。
そして、ビジネス優先の判断をしてしまって、
後で「プライベートモード」になったときに後悔してしまうのです。
これが、
ビジネスとプライベートの天秤は揺れ動いている。
ということです。
これはとても重要なことです。
同じ「あなた」でも、仕事の場にいるときと、プライベートの場に
いるときでは、判断基準や価値基準が違うのです。
そして、今日は何時に帰ろうか(帰れそうか)と、考えるのは、
仕事モードの自分です。
ですから、生活がついついビジネス寄りのバランスに
なってしまうのは、当たり前のことなのです。
これは、「飲みモード」に入ってしまった自分が、
つい、「もう1杯・・・」と思ってしまうのと
似てるかもしれませんね・・・。
さて、このバランスの問題は、
朝は、ほぼ決まった時間に出社する。
仕事に使う時間は、残業で調整する。
という勤務スタイルを取る以上、避けられないものです。
意識的に解決する方法を取らなければ、
なかなか納得のいくバランスにはなりません。
では、どうすればいいのでしょうか?
1つの答えは、絶対に残業をしないというものです。
当たり前と言えば当たり前の話ですが、こうすると、
ビジネスとプライベートの時間バランスは崩れることはありません。
とはいっても、なかなか実行するのは難しいですよね。
そこで、次回はもう1つのやり方を紹介してみます。
「仕事モード」に、はまりがちな方は読んでくださいね。
「仕事モード・・・なるほど。」と思っていただいた方は、
ぜひ ↓ 1クリックしてみてください。
TIQ−8 なぜ仕事とプライベートのバランスが取れないのか?
こんばんは。ミナクチです。
新しいサブタイトル、やっぱりいいですね。
(こういうのを自画自賛って言うんですね・・・。)
それはともかく・・・次の記事の話です。
次は、
「なぜ仕事とプライベートのバランスが取れないのか?」
について、書いてみようと思っています。
さて、質問です。
あなたは、今の仕事とプライベートのバランスに、
満足しているでしょうか?
この質問に、
「うん、うまくいってる。」、「めっちゃ満足してる」
と答えられた方は、なかなかの幸せ者かもしれません。
実際、こう答えられる方は少ないのではないかと思います。
あなたは、どうだったでしょうか?
「仕事とプライベートのバランス」というのは、実はとても
深いテーマなのです。
仕事を重視したい時期、プライベートを重視したい時期、
それぞれでベストなバランスは違うでしょう。
また、人それぞれに考え方もいろいろあるでしょう。
そんな「バランス」を追求しだすと、キリがないのかもしれませんが、
今回は、私が試してみて効果があったやり方を、紹介してみますね。
それは、シンプルな方法ですが、とても効果がありました。
そのやり方とは・・・?
・・・明日、アップします!
「早く言えよ・・・」とお思いの方もいると思いますが、
↓ このブログのランキングでもチェックしつつ、お待ちください・・・。
(現在、10位から15位くらいをうろちょろしています。)
自分の「バランス」について、普段あまり考えない、という方は
多いのではないかと思います。
この機会に、ちょっと考えてみていただけると、うれしいです。
TIQ−7 時間管理と戦略スキルの関係
こんばんは、ミナクチです。
今日は、昨日に引き続き、
「時間管理」とは、自分経営戦略だ!
という話をしたいと思います。
昨日の記事で、「自分経営戦略? なんのこっちゃ?」と
思った方もいるかと思います。
「自分の人生の戦略を立てましょう、って話かな?」と
思った方もいるかもしれません。
でも、ちょっと違うんです。
まず結論から言いましょう。
昨日言った、
「時間管理」とは、自分経営戦略だ!
というのは、
自分の人生の戦略を立てましょう、とか、
自分の人生を経営しましょう、 という意味ではなく、
「時間管理のスキルを高めること」=「戦略スキルを高めること」
という意味だったのです。
ビジネスパーソンが、組織の中で仕事をするとき、
そのほとんどの仕事は「戦術」タイプの仕事です。
これはこれで当たり前のことです。
もし、全員が「戦略」を担当する会社があったら、
すぐにつぶれてしまいます。
ここで、昨日話したAさんBさんのことを考えてみましょう。
Aさん:長時間残業もいとわず、バリバリ仕事をするタイプ
Bさん:毎日定時でサクっと帰るタイプ
という人です。
この2人のうち、Aさんの「戦術」スキルは、
どんどん高くなっていくでしょう。
「量稽古」という言葉があるように、しんどいときに踏ん張って
仕事をやった経験は、その人の戦術スキルを高めます。
しかし、「戦略」スキルという意味では、
別の考え方をした方がいいのです。
では、会社経営をするという立場で考えてみましょう。
会社の資源(人や物、お金)は限られています。
経営者はその限られた資源を使って、最大の効果を出すことを
考えなければいけません。
そのためには、何を優先するか、そのためには何を切り捨てるか
ということを考えなければならないのです。
先ほどのBさんが、定時までの限られた時間を使って
どう仕事をこなすか、ということを考えているとしたら・・・
数年後には、Aさんよりも、Bさんの方が「戦略」スキルが高く
なっていても、不思議ではありません。
「時間が足りなくなったら、残業して片付けよう」と言って、
毎日残業する社員がいても、会社は困りませんが、
「お金が足りなくなったら、借金して、しのいでおこう」と言って、
毎日借金する社長がいたら、会社は困りますよね・・・。
仕事が忙しい中で、「何とかして時間内に終わらせる!」と
踏ん張るのは、なかなか大変なものです。
しかし、そういう踏ん張りが、その人の戦略スキルを高めることに
つながっていくのではないかと、私は思います。
さっきのAさんとBさんのどちらが偉い、という話ではありません。
私は、両方のやり方を自分で経験してみた結果、
それぞれ身に付くスキルが違う、と感じているのです。
今回の話、「時間管理」とは、自分経営戦略だ! というのは、
・時間管理をしながら仕事をする中で、有限の資源(時間)を
使って最大の効果を出すやり方が身に付いてくる。
・将来に備えて戦略スキルを高めようと思うならば、
時間管理を実践していくことが有効である。
ということだったのです。
「ほー、なるほど」 と思っていただいた方は・・・
ぜひ ↓ 1クリックをお願いします。
(おまけ)戦略と戦術の違いを、語源から知りたいという方は、
↓ この本を読んでみてはいかがでしょうか。
「ランチェスター経営」がわかる本―儲けのしくみ、教えます!
TIQ−6 自分○○○○とは?
こんばんは、ミナクチです。
今日は、訳あって出先からアップしております。
昨日予告した、
「時間管理」とは、自分○○○○だ!
の話を始めますね。
では、自分○○○○・・・の中身を最初に明かしてしまいましょう。
「時間管理」とは、自分○○○○だ!
とは、
「時間管理」とは、自分経営戦略だ!
だったのです。
自分経営戦略? 何それ? と思ったでしょうか。
これから、どういう意味か説明していきますね。
ちょっと考えてみてください。
将来経営者を目指そう、という2人のビジネスパーソンがいたとします。
Aさんは、長時間残業もいとわず、バリバリ仕事をするタイプです。
Bさんは、毎日定時でサクっと帰るタイプです。
この2人、経営者になるとしたら、どちらが有望だと思いますか?
私は、以前はAさんだと思っていました。
しかし、ある点を考慮すると、実はBさんの方が有望なのです。
これが「自分経営戦略」のカギです。
次回から、これについて説明していきたいと思います。
あなたも、AさんBさんのどちらが有望か?
考えてみてください。
時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
Copyright (c) 2005-2014 BizARK Inc. All rights reserved.