2006年05月23日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

アクションの前に、まず・・・

こんばんは。水口@時間管理術研究所です。


今日は、仕事術的な話をします。

その話は、スクーバダイビングと関連した話なんです。



このブログを以前から見ていただいている方は、ご存知かもしれませんが、
(以前は、右のプロフィール欄に書いていたので・・・)

私は、スクーバダイビングをやります。
空気のタンクを背負って海に潜る、あれです。


 特に、一時はものすごくハマっていまして、
 インストラクターの資格を取ったくらいなんです。

 でも正確に言うと、私の場合は、スクーバダイビングを
 「教える」ことにハマっていたのかもしれません。

 「これって、自分の天職かも?」と思ったくらいです。



そんなダイビングをすること、それを人に教えること、
それらを通じて、感じることや、考えることがいろいろありました。

そしてその中には、海の中に限らず、生活や仕事の中で
応用できることもいろいろあるんです。

今日は、そんな話の一つです。


スクーバダイビングは、各種器材を身につけて、
海の中に潜っていきます。

実際やってみると、思ったよりも簡単に潜れるものです。


しかし、水中での活動は、陸上とは違います。

いくつかの制約がありますし、場合によっては、
陸上にいるときほど、冷静に判断できないこともあります。


そんな水中活動をするための重要なルールの一つに、


  Stop ・ Think ・ Act


というルールがあります。


例えば、水中で・・・

 「みんなと、はぐれたかも?」

と思って、あわててしまいそうになったとします。


そういう場合、やみくもに動いて探しに行くと、
空気も体力も消費して、さらに状況を悪化させてしまいます。


また、落ち着いて、周りを全方位、見回してみたら、
実は近くにいた、なんてこともあります。

 ※マスクをつけて水中にいるときは、屈折率のために、
  視野が狭くなります。

  このため、本人は振り返って真後ろを見たつもりでも、
  実は見えていない、ということもあるんです。



そんなふうに、あわてて行動しないためのルールが、

  Stop ・ Think ・ Act

なんです。


 Stop  (いったん行動を止めて、呼吸を整える)

 Think (次にどうするべきか考えて)

 Act   (行動に移す)


ということです。


私は、自分が初心者ダイバーだった頃の経験からも、
インストラクターとしての経験からも、このルールは、
とても重要だと考えています。

そして、このルールは陸上でも応用できると思うんです。



あわてているときには、考えるよりも先に、動きだしたくなるものです。
しかし、そこをちょっとガマンして、まず考える。

そういうクセをつけると、自分のやるべき方向を見失わないで
すむんじゃないかと思うのです。


 本当にこの方向でいいか?

 本当にこの手順でいいか?


ということを、動き出す前に考えること。
それが、結果として効率の良い仕事につながる。

そういうことって、多いんじゃないでしょうか?



ダイバーではない方も、

 Stop  (いったん行動を止めて)

 Think (次にどうするべきか考えて)

 Act   (行動に移す)


このルール、覚えておくと、役に立つかもしれませんね。





「Stop・Think・Act・・なるほどね。」
 と思っていただいた方は!

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そういえば、「 LIMIT OF LOVE 海猿 」、公開中ですね。

ダイバーとしては? 見ておかなくては・・・


  

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Posted by 水口和彦 at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

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