「二段階方式」で三日坊主を克服する:実践例
こんにちは。水口です。
今日は、昨日の話の続きです。
■ 文化放送「玉川美沙たまなび」に電話出演しました
昨日紹介した番組に無事出演したわけですが、
番組の(そのコーナーの)サイトにも概要がアップされています。
(↓こちらのサイトです)
TOYOTA ピットイン・タイム たまけん
(『』内は引用です)
『Q.なぜ「3日坊主」になっちゃうの?
脳はいろんな作業をしているので忙しいんです。だからついつい忘れてしまう・・・
それが3日坊主になる原因になっていくわけです。
Q.「3日坊主」にならないようにするには?
忘れることは止められませんので、思い出す努力をしましょう。例えば、手帳に
チェックを入れるとか。目標や期限を決めて取り組むのも大事です。
Q.「3日坊主」克服の具体策を教えて
おすすめは、「1つの物事を2つに分けて楽にしてあげる」というもの。例えば
ブログだったら、まず「書くネタを決め」とか、「写真だけアップする」とか。いっ
ぺんにやろうとせず負担を分けることで、だいぶ気が楽になりますよ。
なるほどね〜1つの物事を2つに分けるか・・・負担を減らして楽にしてあげるっ
てのも大事なんですねぇ。良い方法をありがとうございました!』
(上記サイト1月7日の欄より引用)
こちらこそありがとうございました。
今回は電話インタビューだったためか、以前に別の番組でスタジオに入った
ときほどは緊張しない気がしました。(それとも、段々慣れてきた?)
番組内で、これらの方法、私も実践しています。という話をしましたら、
玉川さんから「では、水口さんも三日坊主の気がおありで・・・?」と鋭い
ご質問を頂きましたが・・・まさにその通りです。
今回お話しした方法は、時間管理のテクニックの応用でもあり、私自身が
自分の「三日坊主」を改善するために使って、効果のあった方法でした。
■ 1つの物事を2つに分ける
上記の回答の中で、「1つの物事を2つに分ける」という例をあげていますが、
私はブログについてやっていて、
「書くネタ(話題)を決める」
「実際に書く」
の二段階にしています。
手帳には、あらかじめその項目を印刷してありまして・・・(↓こんな感じ)
写真ではちょっと薄くて見づらいですが、
「Blog」 「Blog−UP」という項目を入れてあります。
これを使って、ネタが決まったら上の段にチェック、書き終わったら下の段に
チェックを入れるようにしています。
■ 二段階に分けるメリット
ネタが決まらない段階で、最初から「ブログを書こう」とすると、気が重いこと
もありますが、「まずはネタだけ決めよう」と考えると、気が軽くなります。
そして、ネタが決まってしまえば、「せっかく決めたから書こう」となりやすいと
いうわけです。
「こうしたからスラスラ書ける」というわけではなく、なかなか書けないことも
ありますが、以前よりも書きやすくなったのは間違いありません。
こういう形以外にも、たとえば、第一段階で「日付に丸をつける」、第二段階
が終わったら、「その丸を塗りつぶす」というやり方もあります。
ブログ以外でも使えますので、興味のある方はぜひお試しください。
※ たとえば、「ジョギングする」場合には、
(前日に)「ウェアを出して準備しておく」の第一段階。
実際に走るのが第二段階です。
準備を済ませておいて「あとは走るだけ」という状態に
持っていくことと、「せっかく準備したから走ろうか」という
気分になるのが狙いです。
各段階ごとに、先ほどのチェックを入れると効果的です。
こうやって、手帳などを利用することによって、私たちの忙しい「前頭前野」に
目標を思い出してもらうきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。
今日の記事作成時間は40分でした。
では、また明日!
三日坊主を克服する方法を考える!: 文化放送「たまなび」に出演します
こんにちは。水口です。
今日は、「三日坊主を克服する方法を考える!」 というテーマについて
考えてみたいと思います。
■ ラジオ番組でインタビューを受けます
というのは、実は、7日にこのテーマでラジオ番組の電話インタビューを受ける
ことになっているんです。
その番組は文化放送の「玉川美沙たまなび」です。
その中の「「玉川研究所(たまけん)」というコーナーです。
「こんなことで困っています」「こんな商品があったらいいのに」
リスナーのみなさんからいただいた疑問や相談を画期的なアイデアで解決します。
と銘打ったコーナーでして、毎週、ご意見番(おちまさと氏)から指令(お題)が
出されて、その解決策を探るというもの。今週の指令が、「三日坊主を克服する
方法を考える!」です。
今日、このコーナーを聞いてみましたが、「ブログを長く続けている人」として、
中川翔子さんのインタビューがありました。上記のサイト(玉川研究所)にも、
その概要が載っています。 (『』内は引用です)
『「私は何でも三日坊主でした。ただ、ブログだけは5年以上毎日
続けています。その秘訣は、ブログのみですけど『貪欲な気持ち』。
人生は有限なもの、寿命のことを考えると、暇な時間は作りたくない、
ちょっとでも時間が空いたら何かをしていたい、生きた証を残したい
って気持ちです。だから、常にやりたいことを探しています。目標は
『1日100回更新すること』です」 』 (上記サイトより引用)
「1日100回更新」・・・恐るべし。私は1日1回で精一杯かも (汗)
・・・それはともかく、「貪欲さ」は何ごとにおいても大事なことですね。
私は「貪欲」とまでは言えませんが、なんとかブログを続けておりまして、
考えてみると現在4年目に入っております。やはり「続ける」ことは大事
なようで、当初滞りがちだった更新をマメにするようになり2年と4ヶ月。
気がつけば、毎月(延べ)3万人の方に訪れて頂くブログになりました。
とはいえ、ブログ開設から1年数ヶ月の間は、更新が滞ることも多く、
更新が続くようになったのは、いくつかの工夫があってのことです。
■ 「三日坊主を克服する方法を考える!」
さて、このテーマ 「三日坊主を克服する方法を考える!」 について、明日
電話インタビューを受けることになっております。
先月、別の局でラジオ出演したときには、時間があっという間に過ぎて
しまったと感じましたが、今回もおそらくそうなります・・・(汗)。
言いたいことをすべて言い終わらないうちに、コーナーが終わってしまう
かもしれませんので、その補足も兼ねて、こちらのブログでも同じテーマに
ついて書いておこうと思います。
■ そもそも、なぜ三日坊主になるのか?
「毎日続けよう」と思ったなのに、結局三日(くらい)しか続かない、というのが
三日坊主ですが、仕事の中でも似たようなケースはあります。
□ 長期的に進めていくはずのプロジェクトが、目先の仕事に
追われてしまい、なかなか進まない
なんていうのも似ています。
いずれも、「長期的に続けたい」=「すぐには達成できない」ことへの取り組み
と言えます。(ですから三日坊主対策と時間管理には共通点があるわけです)。
これを少し掘り下げてみますと・・・、
そもそも、「すぐに結果が出ない」ものに取り組んで、それを飽きずに続けて
いくのは難しいことです。こんなことができるのは人間だけで、他の動物に
はできないと言われています。
そして、その働きをつかさどっているのが、脳の中でも特に「前頭前野」という
部分です。前頭前野のおかげで「計画を立てて」「実行する」ことができると
言われています。
※ 「行動を計画する」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、
「後で○○さんに電話しよう」とか、「□□さんが来たらこれを聞こう」と
覚えておいて、後で行動することはありますよね。それも同じ働きです。
それなら、「三日坊主になる人は、前頭前野の働きが弱いのか?」という気も
してきますが、そういうわけではないと思います。
前頭前野は、「長期的に続けたいこと」だけのためにあるわけではなく、何か
ものを考えたり、人としゃべったりするときなど、様々な場面で働きます。
だから、「後でやろう」と思ったことを、忘れてしまうこともあるわけです。
ですから、忙しい現代人は三日坊主になりやすい・・・のかもしれません。
ところが、根が真面目な人は、「三日坊主に終わってしまった・・・」 ことに
落ち込んでしまったりします。でも、こういうのは、反省すれば改善するという
ものでもありません。
「次こそはしっかりやるぞ」と決意を新たにしたとしても、私たちの前頭前野は、
毎日様々な情報を処理しているわけで・・・、その「決意」のこともつい忘れて
しまうものです (と考える方が、精神衛生上も良いと思います)。
実際のところ、反省よりも「頭だけに頼らない工夫」をする方が、はるかに
効果的です。
■ 三日坊主にならないための3つの工夫
「頭だけに頼らない工夫」もいろいろありますが、特に「三日坊主」に
焦点を絞るなら、次の3つが効果的だと思います。
□ 「目標」を設定すること + それを思い出す工夫
目標はできるだけ具体的に設定する
(例: 毎日ジョギングして、体重を○○キロまで減らす)
それを思い出す(目に入る)工夫をする
(例: カレンダーや手帳に書き込む)
□ 「達成感」を感じられる工夫 (短距離と中距離の2パターンで)
実行した記録をつける (短期的な達成感)
(例: 実行したらカレンダーの日付に丸をつける)
期限を決めて取り組む (中期的な達成感)
(例: 「3月末までは絶対続ける」と決めて取り組む)
□ 「気の重さ」を減らす工夫
実行することを、二段階、または三段階に分解する
(例: ブログを書く → ブログの話題を決める+実際に書く の二段階に)
一段階ずつ実行する (記録も段階ごとに分ける)
(例: 話題を決めたら日付に丸をつける。書き終わったら丸を塗りつぶす)
1番目の「目標を具体的に設定する」「目標を思い出す工夫をする」というのは、
先の「前頭前野」に働いてもらうための工夫です。
2番目の「達成感を感じられる工夫」、というのは、逆に脳に「ごほうび」をあげる
工夫といっていいと思います。これは特に「やる気を高める」ために重要です。
「すぐに結果が出ない」ことに取り組むのは、なかなか達成感が得られませんし、
つらいものです。「日付に丸をする」くらいのことでも、ある程度の達成感は感じ
られるものですし、その積み重ねは案外バカにならないものです。
3番目の「気の重さを減らす工夫」は、時間管理と切っても切れない関係にある
「先延ばし癖」を減らすための工夫です。気が重いことも、何段階かに分けて、
「まずは一段だけ」登るようにすると、気が楽になるものです。
(これは「スイスチーズ法」と呼ばれているやり方の応用です)
これらの手法は、私が「ブログを書くこと」について実行してみて、実際に効果が
あったものです。いずれも簡単なことですが、やるのとやらないのでは、かなり
違います。
「三日坊主」に悩む方は、実際にやってみてはいかがでしょうか。
上記の3つのアプローチはここでは簡単に書いてみましたが、分かりにくい
点があればコメント欄でご質問頂けると幸いです。(このブログ上で補足します)
今日の記事作成時間は85分でした。
では、また明日!
今日は、「三日坊主を克服する方法を考える!」 というテーマについて
考えてみたいと思います。
■ ラジオ番組でインタビューを受けます
というのは、実は、7日にこのテーマでラジオ番組の電話インタビューを受ける
ことになっているんです。
その番組は文化放送の「玉川美沙たまなび」です。
その中の「「玉川研究所(たまけん)」というコーナーです。
「こんなことで困っています」「こんな商品があったらいいのに」
リスナーのみなさんからいただいた疑問や相談を画期的なアイデアで解決します。
と銘打ったコーナーでして、毎週、ご意見番(おちまさと氏)から指令(お題)が
出されて、その解決策を探るというもの。今週の指令が、「三日坊主を克服する
方法を考える!」です。
今日、このコーナーを聞いてみましたが、「ブログを長く続けている人」として、
中川翔子さんのインタビューがありました。上記のサイト(玉川研究所)にも、
その概要が載っています。 (『』内は引用です)
『「私は何でも三日坊主でした。ただ、ブログだけは5年以上毎日
続けています。その秘訣は、ブログのみですけど『貪欲な気持ち』。
人生は有限なもの、寿命のことを考えると、暇な時間は作りたくない、
ちょっとでも時間が空いたら何かをしていたい、生きた証を残したい
って気持ちです。だから、常にやりたいことを探しています。目標は
『1日100回更新すること』です」 』 (上記サイトより引用)
「1日100回更新」・・・恐るべし。私は1日1回で精一杯かも (汗)
・・・それはともかく、「貪欲さ」は何ごとにおいても大事なことですね。
私は「貪欲」とまでは言えませんが、なんとかブログを続けておりまして、
考えてみると現在4年目に入っております。やはり「続ける」ことは大事
なようで、当初滞りがちだった更新をマメにするようになり2年と4ヶ月。
気がつけば、毎月(延べ)3万人の方に訪れて頂くブログになりました。
とはいえ、ブログ開設から1年数ヶ月の間は、更新が滞ることも多く、
更新が続くようになったのは、いくつかの工夫があってのことです。
■ 「三日坊主を克服する方法を考える!」
さて、このテーマ 「三日坊主を克服する方法を考える!」 について、明日
電話インタビューを受けることになっております。
先月、別の局でラジオ出演したときには、時間があっという間に過ぎて
しまったと感じましたが、今回もおそらくそうなります・・・(汗)。
言いたいことをすべて言い終わらないうちに、コーナーが終わってしまう
かもしれませんので、その補足も兼ねて、こちらのブログでも同じテーマに
ついて書いておこうと思います。
■ そもそも、なぜ三日坊主になるのか?
「毎日続けよう」と思ったなのに、結局三日(くらい)しか続かない、というのが
三日坊主ですが、仕事の中でも似たようなケースはあります。
□ 長期的に進めていくはずのプロジェクトが、目先の仕事に
追われてしまい、なかなか進まない
なんていうのも似ています。
いずれも、「長期的に続けたい」=「すぐには達成できない」ことへの取り組み
と言えます。(ですから三日坊主対策と時間管理には共通点があるわけです)。
これを少し掘り下げてみますと・・・、
そもそも、「すぐに結果が出ない」ものに取り組んで、それを飽きずに続けて
いくのは難しいことです。こんなことができるのは人間だけで、他の動物に
はできないと言われています。
そして、その働きをつかさどっているのが、脳の中でも特に「前頭前野」という
部分です。前頭前野のおかげで「計画を立てて」「実行する」ことができると
言われています。
※ 「行動を計画する」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、
「後で○○さんに電話しよう」とか、「□□さんが来たらこれを聞こう」と
覚えておいて、後で行動することはありますよね。それも同じ働きです。
それなら、「三日坊主になる人は、前頭前野の働きが弱いのか?」という気も
してきますが、そういうわけではないと思います。
前頭前野は、「長期的に続けたいこと」だけのためにあるわけではなく、何か
ものを考えたり、人としゃべったりするときなど、様々な場面で働きます。
だから、「後でやろう」と思ったことを、忘れてしまうこともあるわけです。
ですから、忙しい現代人は三日坊主になりやすい・・・のかもしれません。
ところが、根が真面目な人は、「三日坊主に終わってしまった・・・」 ことに
落ち込んでしまったりします。でも、こういうのは、反省すれば改善するという
ものでもありません。
「次こそはしっかりやるぞ」と決意を新たにしたとしても、私たちの前頭前野は、
毎日様々な情報を処理しているわけで・・・、その「決意」のこともつい忘れて
しまうものです (と考える方が、精神衛生上も良いと思います)。
実際のところ、反省よりも「頭だけに頼らない工夫」をする方が、はるかに
効果的です。
■ 三日坊主にならないための3つの工夫
「頭だけに頼らない工夫」もいろいろありますが、特に「三日坊主」に
焦点を絞るなら、次の3つが効果的だと思います。
□ 「目標」を設定すること + それを思い出す工夫
目標はできるだけ具体的に設定する
(例: 毎日ジョギングして、体重を○○キロまで減らす)
それを思い出す(目に入る)工夫をする
(例: カレンダーや手帳に書き込む)
□ 「達成感」を感じられる工夫 (短距離と中距離の2パターンで)
実行した記録をつける (短期的な達成感)
(例: 実行したらカレンダーの日付に丸をつける)
期限を決めて取り組む (中期的な達成感)
(例: 「3月末までは絶対続ける」と決めて取り組む)
□ 「気の重さ」を減らす工夫
実行することを、二段階、または三段階に分解する
(例: ブログを書く → ブログの話題を決める+実際に書く の二段階に)
一段階ずつ実行する (記録も段階ごとに分ける)
(例: 話題を決めたら日付に丸をつける。書き終わったら丸を塗りつぶす)
1番目の「目標を具体的に設定する」「目標を思い出す工夫をする」というのは、
先の「前頭前野」に働いてもらうための工夫です。
2番目の「達成感を感じられる工夫」、というのは、逆に脳に「ごほうび」をあげる
工夫といっていいと思います。これは特に「やる気を高める」ために重要です。
「すぐに結果が出ない」ことに取り組むのは、なかなか達成感が得られませんし、
つらいものです。「日付に丸をする」くらいのことでも、ある程度の達成感は感じ
られるものですし、その積み重ねは案外バカにならないものです。
3番目の「気の重さを減らす工夫」は、時間管理と切っても切れない関係にある
「先延ばし癖」を減らすための工夫です。気が重いことも、何段階かに分けて、
「まずは一段だけ」登るようにすると、気が楽になるものです。
(これは「スイスチーズ法」と呼ばれているやり方の応用です)
これらの手法は、私が「ブログを書くこと」について実行してみて、実際に効果が
あったものです。いずれも簡単なことですが、やるのとやらないのでは、かなり
違います。
「三日坊主」に悩む方は、実際にやってみてはいかがでしょうか。
上記の3つのアプローチはここでは簡単に書いてみましたが、分かりにくい
点があればコメント欄でご質問頂けると幸いです。(このブログ上で補足します)
今日の記事作成時間は85分でした。
では、また明日!
三日坊主にならない方法 (その4)
こんにちは。水口です。
「去年のお正月に立てた目標が達成できなかった・・・」 「今年こそは!」
という方のために、
「三日坊主にならない方法」 の話をもう少し続けます。
今年何かを始める(始めた)方も、そうでない方も、
この機会にちょっと考えてみてはいかがでしょうか?
第1回、第2回、第3回と続きまして、今日が4回目です。
今日は、例として「ブログを書く」 ということについて
考察してみたいと思います。
私が書いているこのブログは、始めてから1年半ほどになります。
(記事数は415件まで来ました・・・。)
更新頻度がまちまちな時期もありましたが、現在まで継続することができました。
(また、昨年の9月からは、毎日更新しています。 )
でも、最初から継続していく自信があったわけではないのです。
なぜ継続できたのか、ちょっと分析してみたいと思います。
■ 目標を持てばいいのか?
では、「ブログを書く目的」 について考えてみます。
一時期、「ブログを書くことが収入のきっかけになる」 という話をよく聞きましたし、
そういう話を聞いて、ブログを書き始めてみた方もいると思います。
実際のところ、どうかというと・・・、
このブログは、広告は載せていないので、そういった収入はありませんし、
Amazonから本を購入して頂くと、紹介料が入る仕組みになってますが、
それほどの額にはなりません(月に本が2冊買えるぐらいの額です)。
元々、ブログそのもので収入を得る目的は持っていないせいもありますが、
ブログを書くことだけで収入が得られるわけではありません。
※ 私の場合は、自社が提供するサービスの案内は載せていますので、
それに対する広告効果はあります。
ただ、このブログを読んで頂いたことがきっかけになって、
仕事に結びつくことは何度もありましたし、これからもあると思います。
ブログは、自分がやっていることを多くの方に知って頂くために、
有効なツールであることは間違いありません。
しかし・・・、もし私が「収入を得る」 ことを目的にブログを書いていたら、
ここまで継続できなかったと思います。
「収入」 だけが目的であれば、ブログを書く代わりに他の仕事をした方が、
効率がいいかもしれません。
私がこのブログを書き始めたのは、
・ 一般に言われている「時間管理」について疑問を感じていたこと
・ 自分が実践して、本当に正しいと思う情報を広めたいこと
といったことがきっかけです。
もっとはっきり言うと・・・、
私が過去に行ってきた時間管理は、その通りにやろうとすると、
確かに仕事はうまく回るのですが、手間ばかりかかるし、
なぜかストレスが溜まってしまう。それが嫌で挫折してしまう。
しかし、自分で工夫して始めてみた方法だと、手間もなく、
ストレスも感じずに時間管理できる。
じゃあ、過去に自分が学んできたことは何だったんだ?
という「怒り」 が原動力(きっかけ)になっています。
※「過去に上手くいかなかった方法」が何かは内緒ですが・・・、
ある手帳や、あるコンサルティング会社の手法であったりします。
ただ、こういった「怒り」 を原動力にした行動は、確かにパワーがあるのですが、
怒りにまかせた行動は、たいてい長続きしないものです。
(言いたいことを言った後はパワーが落ちてしまいます)
私の場合は、この「怒り」 を、「もっといい方法を知ってほしい、知らせたい」
という方向に変えたので、続いているのだと思います。
さて、話が少しそれ気味なので、元に戻しますと・・・、
「収入につなげたい」 「仕事につなげたい」 という目的だけで
ブログを書くと、結果が出ない時期を乗り越えることができません。
それよりも、「とにかくこの情報を伝えたい、広めたい」 という
思いの方が、長続きするわけです。
こちらの場合は、読んでくれている人がいるという時点で、
目標の一部は達成できているわけですから、強いですね。
■ 「目標」 は1つではない?
これを少しまとめますと・・・、
コツコツを続ける活動を長続きさせるためには、「結果(実利)」 だけではなく、
「信念」 や、「志」のようなものが必要なのではないか、と思えてきます。
逆の例としては、単発の仕事では「結果」 に焦点を絞ることが極めて重要です。
しかし、長くコツコツ続ける活動は、それだけではいけないのかもしれません。
あるいは、「複数の目標を持つ」 と考えた方がいいのかもしれませんね。
さて、こういった話は、ブログに限った話ではありません。例えば・・・、
「職場環境を改善する」、「設備をメンテする」 といった仕事でも、
同じではないでしょうか。
そして、日常的なことでも同じだと思います。
例えば、「ダイエット」 という目標があった場合にも、「目標体重に近づくこと」
だけを目的にするのではなく、「体の調子を良くする」 ことを目的に。
「資格試験」 という目標があった場合には、「試験合格」だけを目標に
するのではなく、「それを通じて学ぶこと」 を目的に。
そうすることで、結果として長続きするように思えます。
もちろん、結果が大事という前提はありますけどね。
(この話、第3回のイチロー選手の話にも通じるものがありますね。)
今日の話は、もうひとつまとまっていないかもしれませんが・・・、
大事なことだと思う話でした。
では、これをクリックする目的は・・・このブログをもっと広めること でしょうか?
(ご賛同いただける方は、1クリックを!)
↓
今日の記事作成時間は、70分でした。
では、また明日!
三日坊主にならない方法 (その3)
こんにちは。水口です。
新年早々ですが、 「三日坊主にならない方法」について、考察しております。
縁起でもないって・・・(笑) そう言わずに、この機会に考えておきませんか?
「三日坊主にならない方法」第1回、第2回と続いてきましたが、
今日は、また別の視点から見てみます。
■ 三日坊主対策 その4 マンネリを避けるためにはどうする?
何かを始めようと決意したのに、それが三日坊主に終わってしまう・・・。
そうなる原因には、いわゆる「マンネリ化」 があります。
最初は新鮮だったのに、段々それが当たり前になってしまうと、
やる気も低下してしまいます。これが「マンネリ化」 ですね。
変化がない → マンネリ化 ということですね。
つまり、マンネリ化にならないようにするためには、
変化を感じられるようにすると良いわけです。
■ マンネリ化を防ぐ「変化」 とは、目先のこととは限らない
例えば、ジョギングをしている場合を考えてみましょう。
変化を感じられるようにするためにはどうすればいいでしょうか?
例えば、走るコースを変えるという方法がありますね。
コースが変わると、確かに気分が変わるかもしれません。
しかし、これだけでは行き詰ってしまいます。
それほどたくさんのコースを作れるわけではありませんし、
そのうちにコースを考えること自体が負担になってきます。
「変化を感じる」 というのは、必ずしも、このように目先を変える
ことだけではありません。
例えば、まったく同じコースを走っていても、日によって、タイムも違いますし、
走った感じも同じではありません。楽なときもあれば、しんどいときもあります。
むしろ、コースを変えないことによって、「自分の中の変化」 に
気が付くことができるのです。
そして、よりうまく走れるように、工夫してみたりすることもできますし、
それで結果が変わってくるのも面白さを感じるものです。
例えば、ブログやメールマガジンを書くことも、
考えて、少し「やり方」 を変えてみて、また考える
ということをくり返していると、「マンネリ化」 は起こりにくいものです。
もっとうまく走れるように、もっとうまく書けるように、と考え、
工夫することが大事だということです。
「向上心」 があると、自分の変化に対して敏感になれますし、
変化を感じてやる気を生み出すことにもつながるのです。
これは、個人的な目標だけでなく、仕事の中でも同じことが言えます。
常に「昨日よりも上手くなりたい」 と考えている人は、マンネリにならない
だけでなく、実際に成長していくわけです。
■ 変化はプラスのものだけとは限らない
ただし、変化はプラスのものだけとは限りません。
今日はどうも調子が悪い。どうもうまくいかない。
そんなこともあるものです。いわゆる「壁」 や「スランプ」 です。
「壁」 というのは、成長が停滞するように思える時期のことです。
(「プラトー」 とも呼ばれます)
そして、「スランプ」 は、停滞どころか、マイナスになることです。
こういった、ゼロやマイナスの成長の時期は、「三日坊主ウィルス」が
再活動し始める時期です。これにどう対処したらいいのでしょうか?
これに対するヒントを、ある文章から拾ってみましょう。
(『』内は引用です)
『イチローにとっては、常に凡打の理由を突き詰めることが快感なのだ。
ヒットを打ってもそれは自分の当たり前の才能が発揮できただけ。
その時イチローは、まったく興味を示さない。
うまくいかない時ほどゾクゾクする。鳥肌が立つのは、うまくいかない
原因がわかった時だけ。そういう思考パターンが、イチローを成功者に
仕立てている。』
この文章は、この本から引用しました。
トップアスリート 成功思考
私は、イチローの言葉や態度を見ていて、「目先の結果に一喜一憂しない」 ところ
に感心していたのですが、むしろ、イチローは結果が悪いときほど研究心を刺激
されているところがあるみたいですね。
誰にでも、壁やスランプはあるものです。そのときに、イチローのようにまでは
いかなくても、「壁」や、「スランプ」 に遭遇した自分を否定せずに、そこから
脱する過程を楽しめるかどうかがポイントではないでしょうか。
■ 「客観視」・「考える」・「楽しむ」 ことが継続の秘訣
ここまでに述べたように、あることを継続していると、その中には、
・プラスの変化
・停滞する時期(と、そこから脱する時期)
・マイナスの変化(と、そこから脱する時期)
があるわけです。
そういった変化の過程にある自分を客観視しつつ、考えること、
そして変化の過程を楽しむこと。
これが最強の三日坊主対策ではないでしょうか。
私は、今年これを意識しながら、進んでいこうと思っています。
あなたも、これが気に入ったなら、今年のテーマの1つにしてみてください。
このランキングにも、停滞やスランプもありますが・・・
現在○位です。なかなか高順位です(ありがとうございます!)。
↓
今日の記事作成時間は、40分でした。
三日坊主関係、次回も続くかもしれません・・・。
では、また明日!
三日坊主にならない方法 (その2)
こんにちは。水口です。
昨日は、「三日坊主にならない方法」 と題して、
チェックシートの有効性についての話をしました。
今日は、別の観点から、三日坊主対策について考えてみましょう。
■ 三日坊主対策 その2 引っ込みがつかないようにする
三日坊主対策は、「自分を乗せていく」、「引っ込みがつかないようにする」
という方向からも考えることができます。
例えば、こんな話をときどき聞きます。
ジョギングを日課にしようと思ったので、高価なジョギングシューズを買って、
気分を盛り上げつつ、引っ込みがつかないようにする。
「高いお金を出して買ったんだから、やらなくっちゃ」 と、
ある意味自分を追い込むわけです。
これも効果があると思います。シューズという「モノ」を見るたびに、
「やろう」 と決めた自分の意志を想起する効果があるはずです。
ただし、買ったこと自体に満足してしまって、その後続かなければ、
ダメですが・・・(汗)
(健康食品とか健康器具なんかで、こういう話をよく聞くような・・・)
■ 三日坊主対策 その3 あえて期間限定にする
三日坊主の原因は、昨日の話のように忘れてしまうことや、
やる意図が弱くなることにあります。
そして、それ以外の原因として、「やらなきゃいけない」という
プレッシャーから開放されたいという思いもあります。
特に、新しい日課を始める場合には、「これからずっとやるのかー・・・」
というプレッシャーは大きいものです。
「未来永劫、続けなければいけない」 というプレッシャーが重いほど、
そこから開放されたいという無意識の思いは強くなるわけです。
このプレッシャーから開放されるためには、始めようとすること(日課など)を、
あえて期間限定とすることが有効です。
例えば、「これから3ヶ月」 などの単位で、「毎日○○をする」 という
目標を設定して、そこまでやり切ることを目標にするのです。
「○月末まではがんばろう」 と考えていると、なんとかそこまでは
やり切ろうという気になるものです。
期間を設定しないで、単に「毎日○○する」 と目標を立てるよりも、
確実に継続しやすくなります(実際に試してみると分かると思います)。
期間をクリアしたら、ちょっとした達成感も得られますし。
この方法で大事なことは、期間をクリアした後のことは、
事前に考えておかないことです。
期間をクリアしても継続すると最初から決まっているのであれば、
「未来永劫プレッシャー」 を感じてしまうので、効果半減です。
そして、期間をクリアしたら・・・、
しれーっと、「さあ、また3ヶ月がんばろうか」 と決めるも良し、
本当にやめて別のことを始めるも良し、です。
まあ、3ヶ月続いたら、次の3ヶ月に突入するのは、
あまり重荷に感じなくなります。あまりご心配なく・・・。
実はこのテクニック、私も使用していますので、
効果は保証付き? です。
その日課とは・・・、実はこのブログです。
このブログは、「毎日更新は必要ない」 という思いもあり、
「毎日更新を続けてみたい」 という思いもありで、迷いがありました。
ですが、昨年の9月からの3ヶ月は、期間限定で
毎日更新してみよう、と決めてみたんです。
確かに毎日更新することはできました。
で、次の3ヶ月も続けようかと考えています。
その後は・・・、もちろん未定です (笑)
(未定にするのが、ポイントですよ。)
この「期間限定作戦」 は、本当に効果がありますので、
日課的な目標や、勉強系の目標を設定している方は、
ぜひお試しください。
むむ・・・、これも期間限定? でしょうか (笑
↓
今日の記事作成時間は、31分でした。
では、また明日!
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