2009年07月13日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

「そのニュースは半年、一年後にどんな価値を持つのか?」という視点


こんにちは。水口です。
今日は「ニュース」についての話です。


■ 「ニュースウォッチ」の意味を考える

衆議院の解散→総選挙の日程がほぼ決まりのようです↓。

国民に信を問いたい=「歯食いしばり頑張る」−麻生首相
(時事通信) - Yahoo!ニュース



というニュースを紹介したのは、政局について語りたいわけではなく、むしろ逆
の話です。

この数ヶ月、(一般的な)ニュースを見れば、「解散・総選挙はいつなのか?」
という話題が何度も取り上げられてきました。どちらかというと、ネット上の
ニュースよりも、テレビや新聞上で話題になることが多かったように思います。


しかし、実際に決まってしまえばそれも過去の話。解散時期の予想に番組や
紙面を割いてきたことが空しくなったりしないのでしょうか?と思います。

「総選挙なんてどうでもいい」というつもりはありません。しかし、選挙のことを
考えるのは、総選挙が決まってからでもいいはず。解散の時期を予想すること
は、あまり生産的ではありません。


解散時期を予想したり、「今選挙になったら、どうなるだろうか?」と考えてみる
のは、(それなりに)面白いと思います。この「(それなりに)面白い」というのが
クセモノかもしれませんね。

「総選挙はいつか?」という話題が取り上げられていると、つい「ふんふん」と
見てしまう。しかし、その知識や、それを見るために費やした時間は、半年や
一年後には何の価値も持たない・・・。

ですから、「ニュースを見る」ことの「時間対効果」に疑問を感じてしまいます。


そういうニュースを報道するなとは言いませんし(そういう情報が特に必要な
方もいるはずですし)、見るなとも思いません(少し見るくらいはいいでしょう)。

また、ニュースを見ることがすべて無駄だというわけではありません。なかには
知っておいた方がいいこともありますし、ニュースが自分の仕事に役立つことも
あります。

ただ、ニュースを見るなら、そのニュースが半年、一年、あるいはもっと後にどん
な価値を持つのか? という視点は必要だと思います。



そういう視点で見ると、いわゆる「政局」に長めに時間を割くニュース番組は
あまり見る気がしなくなってきますし、政府のやることに文句ばかり言っている
ニュース番組もあまり生産的とは思えません。

同様に、「事件」的なものに時間を割くニュースも敬遠してしまいます。たとえば、
殺人事件等は世相を反映する部分もあり、興味を持ってしまいますが、あまり
詳しく知ってもしょうがないんじゃない? とも思います。
(というわけで、テレビで見るニュースは「ワールドビジネスサテライト」くらいです)


「仕事に役立つ・役立たない」という切り口で切り分けてばかりというのも、何
だか味気ない気もしますし、あまり過敏になる必要はないかもしれませんが、
ある程度「時間対効果」は考えるべきではないでしょうか。

というのが、私の個人的な考えです。


■ 「情報収集」の落とし穴

同じことが、いわゆる「情報収集」にも言えます。

たとえば、自分の仕事に深く関わることについては、時流に乗った情報を収集
することは重要です。しかし、自分にとってそれほど重要じゃない情報なら、
「必要なときに調べる」というスタンスでも事足りるはず。逆に、情報のウォッチ
に労力を費やし、自分が本当にやりたいことのための時間を失うことの方が
問題ではないでしょうか。

たとえば、ネット上の情報ならRSSリーダー等の「効率的な情報ツール」もあり
ます。そういうツールの恩恵は大いに活用すべきですが、逆にそれを「ウォッチ」
することに費やす時間が長くなってきたら要注意です。

本当に「効率的」であるためには、何でもスピードを上げることだけでなく、
必要なものとそうでないものの見極めが大事ですよね。これは、分かっている
つもりでも、ついついはまりがちな落とし穴だと思います(私もそうです)。




今日の記事作成時間は38分でした。
では、また明日!
  

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Posted by 水口和彦 at 23:55Comments(2)TrackBack(0)
2009年06月07日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

梅雨時の(雨の日の)、ちょっとした時間短縮法


こんにちは。水口です。

そろそろ、梅雨入りが近づいていますので、
今日は雨の日の「時間短縮」の話を。


■ 傘は目立つ方がいい?

私はときどき傘を無くします・・・(汗)

たいてい、雨がすっかり上がった後、傘を置き忘れたまま帰ってしまったりするの
ですが・・・ひどい時には、どこに置き忘れたかさえ覚えていないこともあります。
当日気づかず、後日気づくこともあったり。考え事でもしてたのでしょうか・・・。

それで、ときどき傘を買い足すのですが、無くしやすいこともあって、高い傘は
買いません。

別にこだわりはないので、「ユニクロの傘でいいよ」という感じなのですが、昨年、
帰りに雨が降り始め、日本橋(事務所の近く)で傘を買いました。
(近くにあった「COMME CA ISM」で買いました)


いつもは割とノーマルなデザインの傘を買いますが、そのときはちょっと面白い
かなと思って、柄の部分がごつい(竹っぽい柄の)傘にしました。これがとても
いいんです。(写真が無くてすみません)

というのは、柄の部分が目立つので、(外で)傘立てを使用する場合に、自分
の傘がすぐに分かるんです。これ、意外にメリットですね。


普通っぽいデザインの傘だと、人の傘と間違えていないか気になったりして、
自分の傘だと確認(確信?)するのに手間取ってしまうこともあります。

※ 私は大体どの辺に刺したかは覚えるようにしているのですが、それも
   面倒といえば面倒ですし、忘れてしまうこともあります。
   また、他の人に傘を間違われて持って行かれるのもややこしいです。

ですから、「変わったデザインの傘を持つ」というのは、ちょっとした時間短縮に
なると感じています。(また、傘を忘れにくくなったかも?)


男性用の傘は似たのが多いですし、あまり派手な色の傘は使いにくいので、
柄の部分が目立つものが良いのではないでしょうか。

女性用は色で目立つのもよし、柄で目立つのもよしですかね。

男性用・女性用どちらも柄が長い(全長が長い)方が探しやすいですね。


時間短縮としては大したことはありませんが、こういうちょっとしたことに
「気をつかわなくて済む」工夫は、私は結構好きです。
『梅雨ハック』とでも呼びましょうか・・・(笑)


■ もうひとつの時間短縮

梅雨に限りませんが、「雨対策」として、もうひとつ時間短縮の話を。


雨が降るかどうか微妙な日は、出かけるときに

  「今日は傘を持っていこうか?」

と考えてしまうことはないでしょうか? 天気予報を見ていなかった場合は、
わざわざ天気予報を見直したりして・・・それも面倒な話です。


そんな時の解決策として、「折りたたみ傘」を活用する(常に持ち歩く)という
手があります。

・ あらかじめ、コンパクトで軽い折りたたみ傘をカバンに
  入れっぱなしにしておく

・ 今日は「雨が降りそう」という日は、それとは別に大きい
  傘を持って出る

・ 今日は微妙かな・・・という日は、思いきって持たずに出る
  (折りたたみ傘はカバンに入っている)

という決まりにしておくと、「今日は傘持っていこうかな・・・」と迷うことが
無くなります。これも『梅雨ハック(笑)』としていいですよ。気が楽です。


実はこのアイディアは、小石雄一さんの本に書かれていたアイディアです。
(どの本だったかは、今確認できなくて・・・すみません)
小石雄一さんも「時間」の本をたくさん書かれている方です。

(小石さんの『週末の達人』HPです↓)
<週末の達人>


その本を読んで思い出したのが、「そういえば中学や高校の頃は、いつも
カバンの中に折りたたみ傘を入れてたな・・・」という記憶でした。
(金沢市は雨が多いので、そういう人は結構多いです)

そんなことを思い出しつつ、私も折りたたみ傘を持ち歩くようになりました。
(小石さんも金沢出身なので、やはり昔からそうだったのかもしれませんね)



ちなみに、いま私が持ち歩いているのは↓こんな傘です。

軽くてフラット・平らだからかさばらない折り畳み傘!Waterfrontバックの中でもかさばらない・ポケフラット折り畳み傘WATERFRONT
軽くてフラット・平らだからかさばらない折り畳み傘!Waterfront
バックの中でもかさばらない・ポケフラット折り畳み傘WATERFRONT



※ これ↑うまくリンクしていないかもしれません(楽天がちょっと変みたいです)。
   その場合は「ポケフラット」で検索すると見つかると思います。

   この商品は、ときどき駅売店などでも見かけます(収納袋に 「Waterfront」
   と書いてあるのが目印)。私が使っているのは収納時に22センチのタイプ。
   もっと短いのもあります。


これは小さい傘なので、差しても足元が濡れることはあります・・・。
そこは覚悟が必要かもしれません(もちろん、それなりの役には立ちます)。

たたむと平べったくなるところが便利で、そこが気に入っています。
(カバンに入れやすい!)

というわけで、『梅雨ハック』にどうぞ。 (← しつこい・・(笑) )



今日の記事作成時間は36分でした。
では、また明日!
  
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Posted by 水口和彦 at 23:55Comments(0)TrackBack(0)
2007年03月16日     このエントリーをはてなにブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク

回り回って時間を節約 − 自分の意向をはっきり伝える −


告知:3/19の時間管理セミナーは満席となりました。ありがとうございます
セミナーの詳細はこちら(pdfファイルです)
現在4月にも実施することを検討しています(また告知致します)


こんにちは。水口です。

今日は、いつもとちょっと違う切り口で、
「回り回って時間を節約する」 話をしてみたいと思います。


■ 回り回って時間を節約する とは?

私たちが普段仕事をしている中で、自分のちょっとした言動が元で、
後で余計な手間がかかることになったり、逆に仕事がうまく回ったり
することがあります。

それが、「回り回って時間を節約する」 ということなのですが、
これだけでは、ちょっと分かりにくいので例を上げて話をしてみます。


■ 「自分の意向をはっきり言う」 という話

私は品質保証の仕事をしていた時期があります。

その仕事の中では、工場内で品質上の不具合があった場合、
担当部署の方に対策を取ってもらい、対策書を提出してもらいます。

とは言っても、原因究明や対策の部分は、
私も一緒になってやることが多いのですが。


そんな中で、色々厳しいことを言わなければいけない場面も
どうしても出てきてしまいます。

もし、原因究明や対策が不充分であったりすれば、
またいつか問題が起こる可能性がありますから、
私も真剣になって考えますし、物も言いました。

工場の主任さんクラスの方は、私よりも年上の方ばかりですし、
その工程については、私よりもずっと経験があります。

ただ、主任さんたちは、担当する部署のすべてを見なければ
いけないのに対し、私は品質のことを専門にしています。

当然、私から見て「詰めが甘い」と思えることもあります。
そういう部分を言わなきゃいかんのです・・・。


正直、私のような若造が厳しく言うのはどうかと思ったこともありました。
(私も決して若くはないのですが、相対的には若いのです・・・)

しかし、「あんまり厳しいことを言うのはどうかな・・・」 と、
「なあなあ」で済ませてしまうと、問題が再発することもあります。

厳しいようでも、お互い言うべきことは言う。

その結果、お互いが成長することで、次はよりスムーズに
仕事が進むようになるわけです。


つまり、こういうことです。

仕事をしている中では、別の部署の人たちと一緒に
物事を進めることもあります。

そういう場合に、自分の意向をしっかり伝えること、変な妥協をしないことは、
一見遠回りをしているような気がするかもしれませんが、長期的に見れば、
その方が時間の節約につながる、ということです。



別の例では、庶務の仕事を担当する人にも、同じようなことが言えます。

職場によって色々だと思いますが・・・、庶務担当の人って、
結構厳しいことが多くないですか?

それには理由があって・・・、甘くしていると仕事がいくらでも
増えていってしまう、という背景があるわけです。



「言うべきことは言う」 ことが、回り回って時間の節約につながる
という話だったのですが、

・・・うーん。今日の話は、ちょっと分かりにくいかもしれませんね (汗
  どうでしょうか ?



今日の話は、ピンとくる人、こない人に分かれるような気がしますが・・・。
たまには、そんな話もある・・・ということで (汗


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昨日のアンケート、どうも「金曜日」を選ぶ方が多いようです。
4月は金曜日にセミナーを実施しようか、と考え中です。

今日の記事作成時間は40分でした。
では、また明日!

  
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Posted by 水口和彦 at 23:54Comments(0)TrackBack(0)

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