「リフレッシュのために瞑想してみる」 という提案 (←案外いいかも)
こんにちは。水口です。
今日は「上手な休憩の取り方」について考えてみたいと思います。
■ 「瞑想してみる」という提案
今週発売の『日経ビジネスAssocie』(7/7号)の2つめの特集に、
『仕事に効く!3分間リフレッシュ術』という記事があります。
体操やヨガなどのリフレッシュ術も掲載されているなかに、香山リカさんの
インタビュー記事がありました。
香山リカさんは、精神科医で作家の方です。新書が多く出ていますね。
「うつ」に関する本や、若者論など。私も5冊ほど読んでいます。
今日は本の話ではなく、その「休憩」の話です。
香山さんのそのインタビュー記事のなかに、いくつかの休憩・リフレッシュ方法
があるのですが、そのひとつとして「瞑想」を提案されています。
(『』内は引用です)
『休憩を次の仕事に向けた”充電時間”と捉えるなら、もっと積極的、徹底的
に心身を休める方法の方がよいかもしれません。
例えば数分間、瞑想してみるという手があります。もちろん僧侶がするような
本格的なものでなくて構いません。海外旅行などで訪れて気に入った南の島
の美しいビーチでも、緑豊かな公園でもなんでもいいので、目をつぶってその
場所に自分がいることをイメージしてみるのです。
アスリートがイメージトレーニングとして競技をしている自分を想像すると、脳
内の運動を司る部位がちゃんと活性化するという事実があります。
同じように南の島など、お気に入りの場所にいる自分をイメージするだけで、
その場にいた時に感じた爽快な気分とか、癒やされた感覚を、都会にいなが
ら得ることができるのです』 (74ページより引用)
とあります。
上記のイメージトレーニングの話は聞いたことがありますが、それが南の島に
も応用できるとは・・・。でも、理屈の上では確かにそうですね。
実際のところはどうなんでしょうか? と思ったのですが、これにはちょっと
思い当たるところがありますね・・・。やはり「効果がある」のかもしれません。
私の場合は目的がちょっと違いますが、「目を休めたい」という理由で、同様
に目を閉じて「瞑想」っぽいことをすることもあります。
※ 実際、目が疲れているときは1、2分の間、目を閉じると結構違います。
(眠い時はダメですが。本当に寝ちゃうので・・・(笑) )
そんな「プチ瞑想」的なことをしているときに、何かのイメージを思い浮かべる
こともあります。私の場合、長くダイビングをやっていることもあり、「海の中」
のイメージを思い浮かべることがあります。個人的にはこれが最も落ち着いて
癒やされる気がします。
そう感じていたのですが、これはそれなりに根拠があるのかもしれませんね。
と上記の記事を読んで気づきました。
最近、仕事がいろいろ重なってしまい、ちょっとイライラ感を感じることもある
ので、この瞑想、積極的に試してみようかと思います。
■ 「プチ瞑想」のコツ?
この「プチ瞑想」的なものについて、私が感じていることがあります。
「コツ」というほど大げさなものじゃないのですが・・・
例えば、「海の中」をイメージする場合、漠然とした「海の中」をイメージしよう
としてもイメージしにくいですし、妙に考えてしまったりして、かえって落ち着か
ない気がします(イメージを「創作」しようとしているからか・・・?)。
ですから、過去に潜った具体的な場所をイメージしています。実際に潜った
場所の(水中の)地形や、そこにいた魚などもできるだけ思い出します。
その方が、リラックス効果が高いような気がしますね。
実際に経験したことの中から、引っ張り出してくるのがポイントなんですかね?
・・・ということは、海に潜ったことのない方が「海の中」をイメージしてもダメ
なんでしょうね(実際、イメージしにくいでしょうし)。他の、自分自身が経験
した「癒やされた」記憶を思い出すのが良いはずです。
(リゾート系か・・・ あるいは「温泉」とか? 他にもいろいろありそうです)
もしかしたら、それを思い出すきっかけになる写真などがあれば、持ち歩くと
いいかもしれませんね。写真そのものを持ち歩かなくても、携帯などに入れて
おくこともできますし。(← これいいかも!)
この「プチ瞑想(的なもの)」、私も意識的に試してみようかと思いますが、
みなさんも、ちょっと試してみてはいかがでしょうか?
【余談です・・・】
スクーバダイビングの話が出ましたが・・・、
ダイビングは、上達してくると本当に水中で「癒やされる」感覚を感じること
ができます。
最初は誰でも緊張しますから、いわゆる「体験ダイビング」などで少し潜った
だけでは、なかなか「癒やされる」ところまではいかないのですが・・・、上達
してくると水中は本当に気持ちいいものです。潜っている間は、重力を感じ
ないのも、癒やされるポイントかもしれません。
というわけで、スクーバダイビングという趣味はおすすめですよ。
↑元インストラクターらしい発言をしてみました。
実際、最近はダイビングする人が減りつつあって、ちょっとさみしいです・・・。
【余談終わり】
「休憩」というと、先日、日経産業新聞さんから「昼休みの活用」についての
取材を受けました。また今度その話を。
今日の記事作成時間は57分でした。
では、また明日!
時間管理術研究所の無料メールマガジンで
モチベーションアップしてみませんか?
Copyright (c) 2005-2014 BizARK Inc. All rights reserved.